お魚大好き教師のひとり言

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• “出張に行く時に……”

  “出張に行く時に……”　学校現場にいると、出張がよくあります。　出張といっても、自転車で行ける範囲内（20km以内）が殆どです。　課業日は、午後から出張に行く場合も多いです。　そうなると、子供たちと一緒に給食を食べてから出発することもあります。　先日も、出張の時に、「それでは、先生はこれから出張に出かけます。　先生がいなくても、みんなで協力してしっかり過ごしてくださいね。　出張の後、学校に戻る予定ですが、みんなが下校した後なので、今日はもう会えないね。」「さようなら」と言って、廊下に出ました。　すると、子供たちが出てきて、「せんせ、今日はもう会えないから“おんぶ”して」「えっ　“おんぶ”」「ねっ　いいでしょ」「じゃあ、10秒だけね。」と言ってやり始めたら、いつの間にか列が……。　甘えん坊ちゃんに囲まれての日々ですが、学校にいる間は全面的に信頼してくれる子供たちに支えられているのが何とも幸せですね。　毎日11時まで勤務しているのも忘れてしまいます。「できることなら出張回数も減らしたいなあ～～。」　でも、教務主任、理科主任、社会科主任、安全主任、人権教育主任を兼務していると自然と出張回数も増えてしまいますよ。　がんばらねば・・・

  2009年05月30日

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  “家庭訪問”中です・・・

  “家庭訪問”中です・・・　今年度は、久し振りに担任を持ちましたので、家庭訪問も久し振りとなっています。　子供たちは、様々な環境から学校に登校してきます。「この子は、どうして○○なんだろう」「この子は、どうしてそういう考え方をするのだろう」と疑問に思う時、家庭環境が大きく影響している場合があります。　家庭訪問をして、家庭の状況を見ると納得させられ、それからの子供への接し方にプラスとなってきます。　一時、授業時数の確保の面から家庭訪問が個人面談に変わった学校がたくさんありましたが、家庭訪問の重要性が再認識されて復活する学校が増えているようです。　家庭では、担任の先生を迎えることは大事件であり、掃除をしたり、整理整頓をしたりと大変な思いをされるかも知れませんが、我が子のためと思い、積極的にお迎えいただくとありがたいです。　さて、我がクラスの子供たちですが、家庭訪問をとても楽しみにしているようです。「先生　今日来てくれるんだよね」とか、「先生　最初だから一緒に行こう」「先生　来たら○○を見せてあげるね。」などなど。　先生を独り占めできると考えているのかな　なかには、「先生　コーヒーはブラックがいい」なんて聞いてくる子も……。　家庭訪問では、学校の様子を話し、家庭での様子や保護者の方の思いをお聞きし、有意義な時間帯となります。　なかには、病気等を抱えていて、身体的な相談を受けることもあります。　家庭訪問では、子供がそばにいる場合といない場合と……。　一概にどちらがいいとも言い切れません。　子供に直接聞かれたくない事項もありますし、子供に聞いておいて欲しい事もあったりします。　保護者の隣でずっとニコニコして座っている子も……。　４年生ともなると、女の子は少しずつ女の子同士の難しい問題が出てきます。「何か困ったことがあったら、すぐに先生にお話してね。　今、何かお話しておきたいことある」と聞いたら、「あのね。先生、大好き！！」　ホント、無邪気で可愛いものですね。　今週もあと２日残っていますが、改めて、「子供たちのために、また保護者の期待に応えるために、頑張るゾ！」と気持ちを新たにさせられました。

  2009年05月24日

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  “離任式”でお別れ……

  “離任式”でお別れ……　４月末のことになりますが、今年も“離任式”が行なわれました。　子供たちにとっては、お世話になった先生方との別れの日です。　運動会での訪問もありますが、公には最後の日となります。　式で泣き腫らしている子を見る度に、担任の先生とその子だけの心の繋がりを見る思いがします。　教務主任をしながらも、担任を持っている今年度は、更にその思いが強く伝わってきます。「１年後、クラスの子たちとどんな心の絆を築いているだろうか」と。　夜は、先生方だけでの歓送迎会が、浦和駅近くの“銀座アスター”で行なわれました。　小規模校ゆえに、どの先生とも苦楽を共にした日々が思い出されます。　各クラスでの出来事、研究発表、数々の行事、……。　恐らく、二度と同じ職場で働くことはないでしょうが、どこに行っても元気で活躍していただきたいと思います。　１年間だけでしたが、お世話になりました。

  2009年05月17日

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• “月曜日は……”

  “月曜日は……”　“月曜日”というのは、いろいろと難しい曜日ですね。　私は、月曜日の朝の会で、子供たちにこんなお話をしました。「先生は、月曜日に学校に来るのがとても楽しみです。　だって、土・日に会えないクラスのみんなに会えるんですから。」　さらに加えて、「この先生の気持ちがクラスのみんな一人ひとりの気持ちになって欲しいです。　そんなクラスになるように先生は精一杯頑張るね」　でも、実際“月曜日”はそんな生易しい曜日ではないですね。　世の中では、月曜日に出勤するのを気が重く感じている人が多いのが実情です。　自殺者が一番多いのも月曜日です。　翻って、学校でも、月曜日は他の曜日よりも欠席が多いです。　そんな中、月曜日の朝、子供たちからこんな声が……。「先生　Ｒ子ちゃんが何か変だよ。」　見に行くと、Ｒ子ちゃんは床に座った状態で自分の椅子に顔を伏していたのです。「Ｒ子ちゃん、大丈夫」と言って起こすと、何とＲ子ちゃんは寝入っていました。「すぐ起きるかな」と思って抱き起こし、ホッペを軽くポンポンと触りながら呼ぶのですが、熟睡状態で全く目を覚ましませんでした。　結局１時間目が始まる頃になって漸く目ボケ眼を開けました。「先生の膝の上で寝てたの覚えてる」「ううん、ぜんぜ～～ん。」「昨日は、何時に寝たの」「夜の９時だよ。」「そう、全然遅くないねえ」　どうも、金曜日に親の飲み会に夜中まで連れ回され、それが原因で風邪をひき、土・日の眠りが咳のせいで浅くなり、寝不足になっていたようなのです。　５時間目の体育は、私の判断で見学してもらいましたが、翌日Ｒ子ちゃんは欠席。　何か、生活を乱されたＲ子ちゃんがかわいそうな気がしました。　最近は、親の生活に子供を合わせてしまう家庭が多いようです。　子供は大人ほど丈夫ではありませんし、集中力も低下し学習にも悪影響があります。　小学生の子供さんがいる家庭は、今一度家庭生活を見直してみていただけるとありがたいです。

  2009年04月26日

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  “授業参観・懇談会”報告！

  “授業参観・懇談会”報告！　少し前のことになりますが、14日（火）に今年度初の“授業参観・懇談会”が行なわれました。　クラス替えのない学校ですので、幸いなことに前担任、元担任がおります。「このクラスの保護者はとても協力的でいいですよ」とは聞いていましたが、やはり第１回となると、多少の緊張感はありました。　まず、授業参観ですが、算数をしました。　私は、授業参観だからといって、特別な授業をするつもりはありません。　できるだけ普段の授業をするのが一番よいと思っています。　心がけることは、子供たちの発表の機会を増やすことでしょうか　保護者の方は、我が子の様子が気にかかっていますし、発表するとホッとしますよね。　全保護者の期待に応えるのは難しいですけど……　その後は、久し振りの懇談会に臨みました。　何せ５年振りの学級担任なので、久し振りも久し振りです。「もう、経験することはないだろうなあ～～」とつい最近まで思っていたことですからね。　和やかな雰囲気の中、時折冗談を言って笑いを誘いながら進めていきました。　自分自身の子供たちに対する思いが伝わってくれたことと思います。　今の学校教育は保護者の理解と協力が得られるか否かで大きく変わってしまいますから、懇談会は本当に大切です。　まあ、ＰＴＡ役員もスムーズに決まりましたし、順調な滑り出しだったと思います。

  2009年04月19日

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• 今週１週間を振り返って

  今週１週間を振り返って　多忙な１週間を無事に終え、土曜日はその疲れを癒しながらホッとしているところです。　何せ、平日はパソコンを立ち上げて、ブログを見ることすら難しい状況です。　教育現場をよくご存知ない方は、「一体先生は、子供が帰った後は何をやっているの」と素朴な疑問を持たれる方を多いでしょう。　子供たちが下校すると、曜日によっては会議や研修、作業等が入っています。　私は、担任と教務主任を兼務しているので、教務主任としては受付文書の整理、学校日誌への記入、日報の作成は毎日の仕事です。　それ以外に、提案文書の作成、提出文書の作成、他の先生方との情報交換等、数え上げればキリはありません。　夕方は先生方が職員室に集まっていますので、教務主任としての仕事を職員室で進めます。　４月は、教育指導計画、教材等使用届、学校調査、児童名簿を始めとして、提出文書が目白押しです。　自転車操業状態ですね。　小さな学校で、職員数も少ないので、７時を過ぎると職員数も疎らになります。　そうなって、初めて学級担任としての仕事を始めることができます。　真っ暗な教室に電気をつけて始めますが、事務机に座ると、可愛い我がクラスの子たちの一日の生活が蘇ってきます。　どんなクラスでも課題を抱えていますので、「あの子にはどう接しようか。」「この子にとっては、叱られて今日は楽しい一日ではなかったろうから、声をかけてお話をしてあげよう。」等と、明日の学校生活のビジョンを立てます。　でも、そんな時間もなかなか取れませんね。　机の上には、宿題をはじめとして提出物が山になっています。　子供にとっては１つの宿題でも、担任にとっては人数分処理しなければなりません。　今年度は、自主学習ノートを始めましたので、いろいろな学習内容に丸をつけ、一つ一つコメントを書き、励ましのハンコを押していると簡単に１～２時間過ぎてしまいます。　その処理が終わると、次は明日の授業の準備です。　教室と印刷室を往復することも度々です。　子供たちの生き生きと輝く目を想像しながら準備をするのはとても楽しい事ですが、何せ時間がありません。　そして、気がつくと、いつも10時半を過ぎています。　周囲を片付け、黒板に子供たちへの一言を書いてから職員室に戻り、帰る準備をして警備のセットを行なうと11時を過ぎることも……。　それでも、「１日が48時間欲しいよう～～～」なんて、ひとり言が出てきます。　多少、体力的な心配もありますが、自分なりには充実した日々になっています。

  2009年04月18日

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  “１学期スタート！”

  “１学期スタート！”　４月８日(水)に始業式・入学式を終え、いよいよ１学期がスタートしました。　久し振りの担任なので、教室での担任挨拶から始まりましたが、昨年度理科と図工で授業に入っていたクラスでもあり、単学級でクラス替えもない学校なのでやや新鮮味に欠ける印象は否めませんでした。　でも、「自分のクラスの子がいる」というのは、今までとは全く違います。　田舎の学校で素直な子が多いのを差し引いても、改めて、「子どもって、こんなに可愛かったんだ」と思わされる日々です。　テキパキと行動できないのが課題のクラスですが、それだけにやり甲斐もあります。　当の子どもたちは、「クラスに入ってくれる優しい“かっぱっぱ先生”」というイメージだったようで、担任として厳しい事を要求すると、前担任や元担任に、「かっぱっぱ先生って優しいけど、ちょっと怖いところもあるよ。」なんて、報告しているようです。　幼稚園時代から初めての男の先生で戸惑っているのかも……。　男子22名、女子11名とアンバランスな構成ですが、男女関係なく仲良くしているのが特徴です。　愛おしく感じる日々ですが、甘やかすことなく、しっかりと指導していきたいです。※教務主任と兼ねているためか、相変わらず、学校を出るのは10時半以降です。　でも、子供たちの顔を思い浮かべると、意欲が湧いて湧いて仕方がないのです。　体調管理だけはしっかりして、子供たちに迷惑をかけないようにしないとね。

  2009年04月11日

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• 多忙な新年度……？

  多忙な新年度……？　ブログの方は、１週間もご無沙汰していました。　実は、この先週１週間はとても忙しかったのです。　30日（月）、31日（火）は、新年度に向けての準備で大わらわ。　90ページにも及ぶ新年度学校運営資料と、厚みが２cmを越える年間指導計画の作成は、殆ど私が一人でやっていました。　１日（水）からは、職員会議、作業、担任の先生への各種配付物の作成等、息つく暇もありません。　超小規模校の教務主任は、作業を任せられる人がいないので、どうしても忙しくなってしまいます。　その上、今年度は教務主任をしながら、４年生の担任をすることになったので、担任の学級事務は夜になってからになってしまいます。　朝は、７時には出発し、１週間の平均帰宅時刻は夜11時頃になってしまいました。　久し振りに担任を持つために、要領が悪いのもあるかもしれませんが……。　今後の課題は、「どう時間を作り出すか」ということになりそうです。「長期休業中は、子供が学校に来ていないから、先生方は暇なのでしょうね。」と思っておられる方がありますが、とんでもない話です。　週末をフラフラになって迎えると、土、日はさすがにゆっくりしたくなりますね。　１学期が始まると、更に忙しくなってきそうですが、早く軌道に乗って欲しいですね。

  2009年04月05日

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  “修了式”を終え……

  “修了式”を終え……　３月26日(木)に一年間最後の行事である“修了式”が行われました。　新しい学校に赴任してから、もう１年が過ぎ去ろうとしています。　超小規模校に来て不安もありましたが、アットホームな雰囲気で楽しく教育活動を行うことができたことを教職員の方々に感謝しつつ、本当によかったと思っています。　年度末をもって、他校に異動される先生方もいます。　１年間だけの付き合いになってしまい、残念ですが、新しい学校でも力を存分に発揮して頑張って欲しいです。　さて、夜は、浦和の“かめや”で納め会を行いました。　ここは、「量が多くて安い」のが売りの店ですが、ここの目玉は、何と言ってもウニの箱詰めです。　入荷しないと出てこないので、ラッキーでした。　ウニが大好きな私としては、「また行きたいな」と思わせてくれるお店でした。　多くの人が食べきれず、私は他の人の分も貰い、なおかつタッパーに入れてお持ち帰りしました。「ラッキー」

  2009年03月28日

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  “謝恩会”に思う……

  “謝恩会”に思う……　３月24日(火)の卒業式が終わりました。　小学校生活の中で、一番の大きな行事ともいえるものですので、滞りなく終わり、ホッとしました。　卒業した29名の子供たちのこれからの活躍を願いますね。　さて本校では、保護者が主催して当日の夜に謝恩会が実施されています。　今時、珍しい事です。　卒業担任ならともかく、他の教師は通知票や指導要録作成真っ只中ですから、少しの時間も無駄にできない状況なので、結構大変な思いをして参加しているのが現実です。　ただ、卒業生の保護者の方々がせっかく企画した上に、招待状までいただいているのでその思いに応えるためにも全員参加しています。　ただし、本校は単学級のため、卒業担任でなくてもいろいろなところで卒業生とは係わってきています。　私も、保護者の方々から、「クラブ活動では大変お世話になりました。」「金管バンド演奏会にはいつも来て下さり、子供も大変喜んでおりました。」等、多くのお礼の言葉をいただきました。　“謝恩会”そのものやその運営には、課題も残されているので、来年度に向けては改善が望まれますが、保護者の方々のお気持ちだけはしっかりと汲み取って差し上げたいものですね。

  2009年03月26日

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  今日が“卒業式”

  今日が“卒業式”　今日は、いよいよ卒業式です。　前任校では、教務主任が司会をしていましたので、緊張感があったのですが、今回は久し振りにゆったりした気持ちで出席することができそうです。　しかも、来年度は担任をする可能性が大なので、仕事を増やすような事をしても、結局自分の首を絞めるだけになってしまうので、今年度はもう無理はできませんね。　でも、実は今日は長男（小６）の卒業式でもあるのです。　我が子の晴れ姿を見ることができないのはとても寂しい事だと思います。　その上、今日は夜も“謝恩会”なるものがあって、我が子を祝ってもあげられません　まあ、職業柄、仕方がないか……

  2009年03月24日

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  “お別れ会”を……

  “お別れ会”を……　３月19日（木）に、小学校関係の“お別れ会”を行いました、「えっ　年度末のこの忙しい時期に……」「納会は、“修了式”の日じゃないの」と思われた方もあったでしょう。　けれども、最近は、非常勤講師の先生が増えているのです。　ＡＬＴ(外国語教師）、ＪＡＴ（日本語英会話講師）、体育授業サポーター、少人数授業サポーター、特別支援員等です。　来年度は、理科の授業サポーターもつく予定だそうです　こういった方々は、授業のサポートに来ているので、最終勤務日が修了式の日とは限りません。　更には、学校を掛け持ちしている方も多く、納会には出席できないケースが多いのです。　そこで、修了式前に“お別れ会”をする事になったのです。　場所は、浦和駅西口の“魚民”です。　この時期は、飲み会が多いのか、場所確保も大変だったようです。　正職員以外にも、これだけの非常勤職員の方々にも支えられて学校が運営されていたことを改めて考え、感謝の気持ちになりました。　３月は別れの季節で、このメンバーで集まることはもうないでしょうが、他の職場に移っても、元気でがんばっていただきたいと思います。

  2009年03月23日

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  最後の“給食”

  最後の“給食”　年度も終わりに近づき、昨日（19日）が最後の給食になりました。　学校現場で働いていて、「よかった」と思えることの一つに給食があります。　安くて美味しい給食は、毎日のことだけに本当に助かります。　１年間、栄養士の先生、調理員の皆さんに心からの感謝を込めて、メニューを紹介します。　おいしそうでしょう

  2009年03月20日

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• “そんな……”“でも……”

  “そんな……”“でも……”　先週、校長室に呼ばれました。　教務主任という立場なので、よくお話はするのですが、校長室でお話があるということは、結構大きな問題であることが多いです。　果たして……。「来年度は、少人数加配が引き上げられてしまうので、担任も持って欲しい。」との事でした。　本校は、単学級で全校で６学級しかありません。　現在は、担任６人、音楽専科、教務主任の８人で授業をやりくりしています。　教職員定数からすれば、６学級だと７人だけになりますが、今年度は少人数授業実施のための加配あったために、１人多かったのです。　現校長先生が、小規模校の大変さを訴えて、ようやく勝ち取った加配の筈でした。「何が大変なの　子供の数も少ないし楽そうじゃないの」と言われそうですね。　実は、私も以前はそう思っていました。　ただ、職員数が少ないと、一人が受け持つ主任の数が増えます。　すると、いろいろと増えるものが出ます。　主任対象の出張回数、提案文書、提出文書、管理箇所……。　学校では、規模に係わらずやらなければならない事が非常に多いのです。　そういう状態から職員数が１減らされるのは学校としても大打撃です。　その上、担任を持ちながら教務主任をするというのは、忙しさが半端ではなくなります。　何となく予想をしていたとは言え、現実的になると、気持ちは複雑になります。「果たして、担任と教務主任を兼務してしっかりと仕事をこなすことが出来るのだろうか。」と……。　でも、物は考えようかも知れません。　前任校から４年連続で教務主任をしており、既に教頭への登載候補者である私が担任を持つことは、もうこの学校以外ではあり得ない事でしょう。　子供が大好きで教員になった私にとって、子供と一緒にいられることはとても幸せな事です。　教務主任をしながらの担任がどんなに大変な事かは分かっていますが、「ひとつ、挑戦してみようか」というところに気持ちを切り替えることにしました。　恐らく、内示が出た段階で確実になるでしょう。がんばるぞ！！

  2009年03月14日

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• みんな真面目に“出勤！！”

  みんな真面目に“出勤！！”　学校には開校記念日があります。　理由はさまざまですが、それぞれ、「○○が完成した日」「○○式を行った日」「○○が設置された日」というような感じだと思います。　我が埼玉県の公立小中高等学校では、開校記念日が休みになっています。　つい最近まで、教職員もお休みでした。　今は、教職員は出勤日ですので、休む時は年次有給休暇をとることになります。　通常なら、学校に子供が来ていない日は休むチャンスです。　それに、学校では子供たちが来ている平日に休みをとることはまず考えられませんから、貴重な１日の筈でした。　先日、私の学校も開校記念日だったのですが、担任と専科の先生は全員出勤していました。　私も、期日の迫っている書類をいくつか抱えていましたので、子供もおらず、落ち着いて仕事ができるこの日に出勤しました。　それにしても、教員は真面目ですね。「子供が登校していないと、落ち着いて仕事ができるから、仕事が進んでいいよね。」「そうよねえ。」「私、今日は学校に来てしっかり仕事がしたかったら、家族に黙って普通に出勤してきたのよ。」「私も～～。」なんていう具合です。　もちろん、みなさん結構仕事が進んでいたようで何よりでした。　でも、休める時はしっかり休んでおいた方がいいですよね。　これから極忙の年度末ですから……。

  2009年03月08日

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• 教え子との再会！

  教え子との再会！　今年初めに、久し振りに教え子からメールが届きました。　年賀状にアドレスを記載したからでしょう。「久し振りに会いたいです」との事。　Ｙちゃんは、最初に卒業させた子ですから、もう27歳になっています。　年賀状のやり取りは続いていますが、20歳になった時の同窓会以来ですから、７年振りとなります。「今は、Ｏ君としか連絡をとっていないので、３人で会えたら……。」ということで、２月28日（土）に、川口駅前の“そごう”で待ち合わせをしました。　私は、少し遅れてしまったので、既に２人はいました。「いやあ、久し振りだねえ～～。」の声に、「先生、全然変わっていませんねえ」という嬉しい返事。　その後は、飲食店に入り、家庭や仕事、他の同窓生の話等、話題が尽きることはありませんでした。　教え子との再会を楽しく過ごすことができました。　もっと、いろいろな教え子と会う機会を持ちたいなと思います。　ただ、残念ながら、卒業学年を２度しか担任していないので、対象児童が少なく寂しいものですね。　今後、担任する可能性は極めて低いので、担任した２クラスの子達を大切にしていきたいものです。

  2009年03月04日

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  “懇親会”に……

  “懇親会”に……　先日、市の教務主任研修会の１年間の活動が終了しました。　各グループで研究発表会を行って締めくくりました。　研究の内容的については、もっと工夫ができるのではないかという個人的な考えはありますが、とりあえず、無事に終了してよかったと思います。　そして、夜は教育長や指導者の先生も交えて“懇親会”が行われました。　場所は、浦和駅からほど近い場所にあるワシントンホテルです。　会費は7,000円とやや高いですが、この懇親会では、いろいろな教務主任の先生と話ができました。　どの学校にも一人しかいない教務主任はある意味孤独な存在です。　よこのつながりを持つことは、いろいろな意味で大切な事だなと思わされました。

  2009年02月22日

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  “学級閉鎖”だ！！

  “学級閉鎖”だ！！　とうとう、我が小規模校でもインフルエンザの嵐が吹き荒れてしまいました。　しばらく、「全校でインフルエンザの欠席（出停）なし」という素晴らしい状態が続いていたのですが、一人インフルエンザになったら、週明けには５年生が15人も欠席　本校では何年かぶりの３日間の“学級閉鎖”となってしまいました。　漸く、５年生が落ち着いてきたら、今週は３年生が３日間の“学級閉鎖”。　実は、本校は単学級のため、“学級閉鎖”になると、必然的に“臨時休業日”になってしまうのです。　ただ、周囲の小学校ではインフルエンザＡ型が流行しているのですが、本校は殆どの子がＢ型。　田舎で人口密度が低いため、Ａ型が広まりにくいのかも……。　とにかく、早く治まって欲しいものです。　下手に広がると、“臨時休校”なんてことにもなりかねませんから……。

  2009年02月21日

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  “子供の携帯設定は？”

  携帯電話事情　＝その３＝“子供の携帯機能は？”　子供の中で携帯電話についての第三は、子供の携帯電話の機能についてです。　無作為に選んだ小・中学生の保護者約1300人のアンケート結果です。　通話やメール、カメラの機能がついているものが多いですね。　今や携帯電話の基本機能とも言えるものでしょう。　私は、メールとカメラ機能が中心です……。　それに加え、インターネット閲覧ができるものが６割を超えています。　私は、携帯電話でインターネットは全く利用していませんが……。　ゲームの機能がついているのも複雑な気持ちになりますね。　学校で、「外遊びする子」と聞いて、手を挙げた子の中に、外で友達とテレビゲームをするのを“外遊び”ととらえていたということを聞き、情けなくなったのを思い出しました。

  2009年02月14日

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  “子供の携帯設定は？”

  携帯電話事情　＝その２＝“子供の携帯設定は？”　子供の中で携帯電話についての第二は、子供の携帯電話の設定についてです。　無作為に選んだ小・中学生の保護者約1300人のアンケート結果です。　殆ど母親か父親が設定を決めているという結果が出ています。　お金が関わることなので、当然の結果なのでしょうが、むしろ子供本人が決めているケースが3.9％もあることが驚きだと思います。　一体、どんな家庭なのか、どんな親子関係なのか知りたくなります。　金銭的に何の不自由もない家庭なのかも知れません。　でも、子供が自由に設定を決めることが本当に子供にとってよいことなのかと考えると心配になりますね　また、子供の方が立場が強くなって親が強く指導できないケースかも知れません　親に権威がなくなっては、取り返しのつかないことになりますね。　やはり、親には、「ならぬものはならぬ！！」と言える強さが必要だと思います。

  2009年02月12日

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  “子供の携帯所持率は？”

  携帯電話事情　＝その１＝“子供の携帯所持率は？”　昨今、子供の中で携帯電話によるいろいろなネットトラブルが急増し、社会問題となっていますね。　そこで、本ブログでも少々取り上げてみることにしました。　その第一は、子供の携帯電話の所持率についてです。　無作為に選んだ小・中学生の保護者約1300人のアンケート結果です。　携帯電話所持は、およそ４人に１人という結果が出ました。　ちなみに、2007（平成19）年12月に内閣府が発表した「第5回情報化社会と青少年に関する意識調査報告書」でも、携帯電話・PHSを使っている率は小学校で男子22.1％・女子39.1％、中学校で男子51.9％・女子63.8％、高校では男子95.4％・女子96.5％とアップしています。　私の勤務している小学校でも、５、６年生で携帯電話を持っている子が増えていますが、女子が多いです。　どうして女子の方が携帯電話を持ち始める年齢が低いのか考えてみました。　　・精神年齢が女子の方が高いからか……　　・人間関係を保つのは、女子の方が難しいからか……　　・男子が外遊びを好むのに対し、女子はそれ程ではないからか……　いろいろ考えていくと、やはり女子の人間関係が一番の要因ではないかと考えられます。　女性の世界は大人になっても難しく、職場でも常に他の女性を意識しているようです。　それは、小学生の中学年くらいから出始めていて、「そんなに気にしなくてもいいのに……」と思う程です。　ちなみに、長女は中２ですが持たせていません。「高校生になったら持たせざるを得ないかな」とは思いますが、ある程度は家庭の方針を反映させています。「みんなが持っているから。」という理由で持たせる家庭が多いようですが、それには大いに疑問を感じます。　個人的には子供には携帯電話は不要だと思いますが……。

  2009年02月10日

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  “情報教育”の行く末は……

  “情報教育”の行く末は……　学習指導要領が改訂され、小学校では平成23年度から新しい内容が完全実施となります。　教科によっては、平成21年度から、つまり４月から前倒しで実施するようにと言われています。　現場では、今学校の教育指導計画の作成に苦慮しているところです。　その苦慮内容の一つに、総合的な学習の時間があります。　総合的な学習の時間は、今までスキル学習として情報教育や英語活動が認められてきました。　けれども、今回は時数が大幅に減少する関係で、「総合的な学習の時間の目標に沿った“探求的な学習”を取り入れなければならない」と強調されました。　総合的な学習の時間の目標は、以下の通りです。横断的・総合的な学習や探究的な学習を通して，自ら課題を見付け，自ら学び，自ら考え，主体的に判断し，よりよく問題を解決する資質や能力を育成するとともに，学び方やものの考え方を身に付け，問題の解決や探究活動に主体的，創造的，協同的に取り組む態度を育て，自己の生き方を考えることができるようにする。　つまり、今までのように、スキル学習ができなくなるということです。　英語活動については、“国際理解”的な内容で探求活動をさせることは可能ですが、情報教育は体系的に学ばないと身につかないので極めて難しくなってきます。　文部科学省の意図は、「情報教育は各教科に盛り込み、その都度必要に応じて学習できるように指導計画に入れるように……」ということなのだろうと認識しています。　けれども、その方法で情報教育を体系的に身につけさせるのはとても難しいです。　さらには、情報モラル教育に触れている余裕などありません。　最近は、ネットいじめやネットトラブルが急増しています。　そういう問題が浮上する度に、「学校で、しっかり指導するように」と言われてしまいます「いつ指導したらいいの？」　問題が起きてから、対処療法的に指導するのではなく、年齢に応じて体系的に指導できなければ、後手後手に回ってしまいます。　何でもかんでも学校に押し付けて終わらせようという世間の風潮と文科省の及び腰のために、現場はいつも苦労しています。　際限なく膨れ上がる学校への要求に、「学校では、何を指導すればよいのか。」という悲鳴が聞こえてきそうです。

  2009年01月21日

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  学校の“新年会”

  学校の“新年会”　新年が始まり、学校でも３学期が始まりました。　そんな中で、学校でもささやかな“新年会”が行われました。　お寿司を注文し、校務さんが用意してくださったけんちん汁での昼食会です。　単学級のため、教職員数も少なく、常勤20人未満です。　年度当初は、大規模校からの異動だったこともあり、寂しくも感じましたが、今ではこれが普通になりました。　このアットホームな雰囲気が大好きです。　先生方もみんな仲良くて、ＰＴＡの保護者の方々からも、「先生方がとても和気藹々としていて仲良くていいですね。」と分かるほど。　学校としては、もちろん小規模校ならではの課題も抱えていて、変革の時を迎えているとは思いますが、教職員力を合わせて乗り切りたいと思っています。　教務主任として中心となって頑張らねば・・・

  2009年01月17日

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  “３学期始業式”

  “３学期始業式”　１月８日(木)から３学期がスタートしました。　既に５日(月)から仕事は始まっているのですが、学校という現場では、やはり子供たちの姿がないと張り合いが出ませんね。　子供たちの歓声、笑顔、キラキラした目を見ると、「よ～～し　３学期も頑張るゾ」と意欲が湧いてきます。　さて、３学期は１年間のまとめの学期であると同時に、来年度の準備の時でもあります。　特に、平成21、22年度は、新教育課程の移行期なので、いろいろと複雑になります　来年度スタートしたときに子供たちが混乱しないように、まず、教師の頭を今年度中にしっかり整理しておく必要があるのです。　本校の教育指導計画も作成中です。　教務主任としても、しっかり全体をまとめて頑張らなくては・・・

  2009年01月09日

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  納会で“かみや鮨”に……

  納会で“かみや鮨”に……　長かった筈の２学期もあっという間に終了しました。　大きな事故もなく無事に終了できたのが何よりだったと思います。　納会は、南浦和駅東口から少し歩いた場所にある“かみや鮨”です。　小さな店ですが、「美味しい」と評判の店だそうです。　小規模校でないと、納会では絶対に使えない店ですね。　店の前には、美味しそうなメニューが並んでいます。　お寿司大好き人間の私には、たまらないねえ～～～　さて、納会で出てきたメニューのメインは以下の通りです。　左上から、お刺身、サザエ、マツタケのお茶、お寿司です。　お寿司専門店だけあって、特にお寿司が美味しかったです。　残ったお寿司を家に持ち帰ったので、家族も「おいしい」と喜んで食べていました。

  2008年12月30日

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  立派な“聖護院大根”

  立派な“聖護院大根”　今年度、６年生が取り組んでいるのが、“教育ファーム”というものです。　これは、農林水産省が中心になって行っているもので、小学生に農業体験をさせようという国の取り組みの一貫なのでしょう。　とは言っても、学校の近くに農場を確保できない場合は苦労が多いですね。　たまたま本校は、周囲が農地になっていて、敷地のすぐ外の農場で取り組むことができるので、恵まれています。　近くには農家が多く、プロから直接指導を受けることができます。　今回も、プロから指導を受けながらいろいろな野菜を作っていました。　そして、大根の収穫をしたのですが、残った大根を１本いただきました。　それが、写真の“聖護院大根”です。　立派なものですね。

  2008年12月21日

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  “クワイ”料理！

  “クワイ”料理！「“クワイ”てなあに」という方もいらっしゃるかも知れません。　かく言う私も、給食でしか食べたことがありませんでした。　私の勤務する市は、クワイの産地として知られているので、郷土料理としてクワイが出てくるのですが、普通はお正月くらいしかお目見えしない食べ物ですね。　ところが、私の勤務校では、３年生が総合的な学習の時間の一貫としてクワイを育てています。　もちろん、プロの地域講師の方の指導で育てるのですが、育てる過程を見たのは初めてでした。　そのクワイが11月に収穫されました。　もちろん、給食にも出ましたが、保護者の方が見えての３年生の学年活動では、クワイチップスとクワイ揚げ（？）を作りました。　クワイチップスはポテトチップスと同じような感じですが、それより歯ごたえがあって美味しいです。　クワイ揚げは、少々苦味はありますが、それがまた刺激になって美味しいですね。　お店で買うと安くはないので、いい経験になりますね。　家族はクワイは全く食べたことがないので、３年生の担任の先生からいただいて家でも料理して食べました。　家でも美味しくいただきました。

  2008年12月19日

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  “管楽器演奏発表会”がんばったね！

  “管楽器演奏発表会”がんばったね！　先日、市管楽器演奏発表会が、文化センターで行われました。　日曜日の午後だったのですが、学校の金管バンドの子供たちが参加するので、励ましも兼ねて見に行きました。　対外的な行事があると、超小規模校の悲哀を味わうことになります。　バスケットボール大会、水泳大会、サッカー大会等の体育関係の大会も選手不足が深刻です。　金管バンドも現在28名の部員がいますが、これ以上減ると楽器分担が苦しいようです。　その上、別に音楽が得意な子ばかりが入っている訳ではなく、やる気と保護者の理解があれば誰でも大歓迎です。　そのような中での演奏発表会の参加となりました。　確かに大人数での演奏に比べると貧弱さは否めませんが、一生懸命に演奏する姿にはとても感動しました。　これで、中心になっていた６年生が引退です。　新たな人材を、低学年から発掘です。「母集団が小さいから、難しいよなあ～～～」

  2008年12月15日

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  “持久走大会”がんばったけど…

  “持久走大会”がんばったけど…　11月26日(水)に、勤務校での“持久走大会”が行われました。　ただ、“大会”とは銘打ってはいますが、これが単学級の悲しさ。　競走するのも同じクラスの子たちとだけです。　しかも、男女別なので、学年によっては10人にたない相手との競走になります「持久走は自分との戦いだから……」ときれいごとを言っても、お互い実力を把握していると難しいものです。　今年の６年生は、男女とも１位が６年連続でした。　クラスの子はみんな、「１位は○○君と、☆☆ちゃん」と始まる前から言っていました。　それでも、スタートすると、みんな顔を真っ赤にして全力で走っていました。　子供たちの頑張る姿は、本当に美しいですね。　そこで、提案です。　(1)　学年ごとでなく、低・中・高学年で走らせる。　たとえば、５・６年では、５年生は「６年生に迫りたい」、６年生は「５年生には負けたくない」と頑張るでしょう。　(2)　過去数年の記録を示し、その記録から目標タイムを考えさせる。　これなら、断トツ１位の子も、「過去５年間の１位全員に勝ちたい」と目標を設定することができるでしょう。　こんなふうに考えて、子供たちの意欲が高まるような工夫をしたいものです。　ところで、気になった事は、子供たちから、「１位になったら、ディズニーランドと１万円なんだ」「順位が５位以上あがったら、○○を買ってもらえるんだ」のような事を言っている子が結構いたのです。　みなさんはどう思われますか　人間の物欲には限りがありませんから、この要求はどんどん高くなることが予想されますね。　その上、見返りがなければ頑張らない子を育ててしまわないでしょうか　あるテニス選手の母親は、子供の頃試合に勝つと思いっ切り抱きしめてあげたそうです。「お母さんからのご褒美の抱擁が欲しくていつも頑張ることができました。」と話していたのを思い出して、考えさせられました。

  2008年12月07日

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  “理科”での的は？

  “理科”での的は？　４年生の理科の授業では、「もののかさと力」の単元で空気てっぽうを使います。　単元の導入後、的当てゲームを行い、空気てっぽうの性質を調べる学習を行った時のことです。　子供たちに的を作らせたのですが、できた６つ班の的は以下の写真のようになりました。　まあ、子供たちの発想は本当におもしろいですね。　小学校の教員をしていて、子供たちのおもしろい発想に出会えるのは特典の一つかも・・・。

  2008年11月19日

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  “鉄道博物館”へ

  “鉄道博物館”へ　３年生の社会科見学の付き添いで行った場所の２ヶ所めは、“鉄道博物館”でした。　昨年開館した鉄道博物館は、行ってみたい博物館の一つでしたが、入場料が大人1000円、子供500円と割と高額なので、なかなか行くことはできませんでした。　それが付き添いという形で行くチャンスが巡ってきました。　校長先生、教頭先生が出張のための責任者として付き添うので、責任は大きいので安全面が一番ですが、子供の頃鉄道に夢中になって駅の名前を覚えたことのある私にとっては、ワクワクせざるを得ませんでした。　バスで駐車場まで行き、入り口まで来ると、“Ｄ５１”が迎えてくれました。　けれども、中に入ると時間的な制約が多く、当然とはいえ、のんびり見ることは全くできませんでした。　15分程見たら直ぐにお弁当タイムとなってしまいました。　それでも、２階フロアから見た鉄道の様子です。「早くあそこに行きたいなあ～。」と思いながらの昼食です。　昼食後は、鉄道についてのコンパニオンの方による学習タイムでした。　でもそのフロアまで行くと、向こう側にある景色が目に入りました。　ミニ鉄道に乗ることができるようで、○分待ちで並んで体験するコーナーです。　社会科見学で乗ることはありませんが、一度は体験してみたいです。　学習タイムが終わってからは、30分が自由の活動時間でした。　１階に行くと、模型がありました。　動いていたので、もっと時間をかけてゆっくり見たかったのですが、30分では急いで鉄道展示コーナーに行かねばなりませんでした。　これは、古い列車の車内です。　古い木で作られた車内は趣があり、こういう車内なら、座ってのんびりと時間を過ごしたくなりますね。　現代のせかせかした日々から逃れたいような気持ちもあるからかも知れませんが……。　30分はあっという間に終わって、帰る時間になってしまいました。　最後は、最初のＤ51の前で記念写真を撮ってバスに乗り込みました。　ゆっくりと見ることができなかったので、それはとても残念でしたが、大体の雰囲気はつかむことができました。　いずれ、我が子たちを連れてきたいですね。

  2008年11月12日

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  社会科見学で“民家園”へ

  社会科見学で“民家園”へ　この週は、全くハードな週でした。　水曜日：研究発表会、事後懇親会　木曜日：ニュージーランド留学生交流会、夜は出張　金曜日：３年生社会科見学引率　それでも当たり前のように時間が過ぎ去っていきます。　終わった事は横に置いて、次から次へと押し寄せてくる行事をしっかりとこなしていくことが必要です。「忙しい」「大変だ」なんて言っていられません。　学校現場が忙しいのは当たり前であり、大変というのは気持ちの持ちようなのかも知れません。　そんな事で、週の最後は３年生の社会科見学の引率となりました。　今回は、引率で最初に行った“民家園”を紹介します。　民家園は、昔の建物や道具を紹介している所です。　ちょうど、３年生の社会科で“昔の生活”について学習をするので、その前段階として見学に行ったものです。　私は、古いものが好きです。　別にコレクションをしている訳ではありませんが、昔のものや道具には郷愁を感じてしまいます。　夏に訪れた白川郷や五箇山の合掌造を思い出していました。　郷愁を感じていると言っても、子供の頃に使っていた訳ではありません。　田舎にあったとか、自宅の風呂が木でできていたとか、小学生の時石炭ストーブだったとかくらいですが、昔の人の知恵に感動してしまうのです。　できれば、昔の人の生活を体験してみたいと思ってしまいます。　まあ、大変なのでしょうが……。　逆に、今の便利が過ぎる生活が果たしてよいのかどうかも疑問に感じてしまいますね。　昔が究極のリサイクル時代だったなんて、考える人もそうはいないでしょうしね。　ただ、３年生の子供たちが昔の生活についてどう感じたかは難しいですね。　きっと、大きくなった時にこういう体験が生きてくれると思いますし、そう願っています。

  2008年11月11日

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  “赤坂”で懇親会・・・

  “赤坂”で懇親会・・・　研究発表会を行った夜、割烹“赤坂”という場所で懇親会を行いました。　普通、研究発表会後の懇親会は教職員のみで行うのですが、本校はＰＴＡ役員も参加します。　昨年度は教育長も参加していたと聞き、驚きました「それじゃあ、リラックスできないよう～～」　本校は周囲が田舎にあるので、学校の近くには懇親会のできる場所がありません。　そこで、バスで送迎してもらえるお店限定で懇親会の場所が決まってくるようです。　私はアルコール類は飲みませんのでどこでもいいのですが……。　さて懇親会は、私が司会を務めました。　飲まない私にとって、お酒の会は苦手でしたが、結構慣れてはきました。　料理は、結構量が多く、美味しかったです。　でも連日忙しい思いをしていて、お腹の調子は今一つだったので、控えめに食べました。　飲まない私は、その分たくさん食べないともったいないのですが……。　前任校では、二次会でカラオケに行くことが多かったのですが、そんな場所もなく、一次会で“解散”。　呆気なく終了しました。

  2008年11月09日

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  “研究発表”無事に……

  “研究発表”無事に……　先日、本校での研究発表会が無事に終了しました。　小規模校で研究発表会を実施することの大変さを結構体験することができました。　とにかく人手が足りません。　掲示物を作るのも、事務の先生まで総動員して、何とか仕上げることができました。　当日は、ＰＴＡの方々に全面的にお世話になって、教職員はなるべく授業公開関係に集中できるようにしました。　私は、撮影関係全般の取りまとめと全体会の放送、高学年ブロックの分科会司会を担当していました。　途中で、予定より参会者が多いという嬉しい悲鳴で、公開授業中に分科会場の椅子を運び込んで増やしたりしていました。　発表の内容は『英会話・英語活動』という、新教育課程に入る外国語活動の先取り授業でした。　私自身は、英会話も英語活動も教務主任という担任を持たない立場なので、一度も経験したことがありません。「先生方、よく頑張るなあ～～」ととても感心します。　無事に研究発表という大きなイベントが終了し、ホッとしました。　何事をするにも、最後は子供たちの力になってくれれば苦労のし甲斐もありますね。　一歩一歩の前進です

  2008年11月08日

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  初めての“精米作業！”

  初めての“精米作業！”　現在の勤務校では、近所の農家の方の田畑をお借りして、いろいろなものを育てています。　サツマイモ、ピーマン、ミニトマト、ネギ、ダイコン……。　そして、今回のメインは、全学年の子供たちがかかわる米作り体験です。　１枚目の写真は６月初めに行った全校田植えです。　本当は、５年生の総合的な学習の時間で、籾撒きから始めているのですが、全校でかかわるのは、田植えが最初です。　そして、２枚目の写真は10月初めに行いました全校稲刈りです。　私にとっては、自宅前に田んぼが広がっているにもかかわらず、田植えも稲刈りも初めての経験です。　田植えでは裸足でドロの中に入り、稲刈りでは専用の鎌を持って稲を刈りました。　自分が経験した事はごくごく僅かな事なのは分かっているとはいえ、こうして初体験を繰り返すと、更にその実感が高まりますね。　さらに、稲刈りをしながら、横で脱穀機が稼動し始めました。　脱穀機は知っていても、脱穀機が稼動する様子を間近に見たのは初めてです。　脱穀機の性能にも目を見張りますが、このシステムを考え出した人の知恵にはただただ驚くばかりですね。　　そして、最後に経験したのが“精米”です。　やり方もよく分からないので、やっている人にいろいろと伺いました。「こっちの精米機の方が新しいので熱を持たないからいいんだよ。」と教えてくださいました。　「案ずるより生むが安し」とは言いますが、やってみるととても簡単でした。　何事も経験が大切だなと思わされました。　精米したお米は数日後に、素材価格高騰で苦しむ給食で使われ、味わいながらいただくことができました。

  2008年11月07日

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  “理科展”準備を……

  “理科展”準備を……　小学校では、夏休みにいろいろな課題がでますが、その一つが理科の自由研究です。　２学期になると、それぞれのクラスで発表会をします。　学年で最もよいものが選ばれ、さらに学校代表作品を選びます。　その作品が、科学振興展覧会（俗に理科展）に出品されます。　けれども、そのまま出品することはできません。　展覧会に出すだけの出来栄えとは限りませんし、出品の規格に合わせて作り変えなければなりません。　今年初めて理科主任になった私は、どう組み立てようか不安でした。　結局、昼休みや放課後に理科室に来てもらって作業を進めることにしました。　ただ、運動会はあるし、多忙を極めている教務主任という立場で、理科展の準備を進めるのは辛いことでした。　けれども、代表になった６年生のＭちゃん（３年生の妹Ｒちゃんも）は、とても真面目な子で、本当に一生懸命に取り組んでくれます。　その姿を見ていると、「何とかよい作品に作り上げさせてあげたい」という気持ちになります。　保護者の方の協力も素晴らしく迎えに来てくれます。　私も、理科展の準備をしている時は忙しいことも忘れて相談しながら楽しく進めることができます。　知らないうちに、私にとっては、よい気分転換になっています。　また、作業をしながら、クラスの様子を話したり、友達関係を聞くこともでき、担任への連絡や指導に役立てられそうです。　来週には仕上げて搬入しなければなりませんが、展覧会を見にいった２人が満足できるよう頑張らせてあげたいです。

  2008年10月02日

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  “運動会”無事終了！

  “運動会”無事終了！　昨日(27日)に運動会が行われました。　雨の心配がなく、何よりでした。　風が強く、少々肌寒かったですけど……。　学校を異動して初めての運動会だったので、いろいろな意味で驚くことが多かったです。　小規模校なので、普通の学校のように進行していては、午前中で全種目が終わってしまいますね。　そこで、何点かは本校ならではの方法がとられています。(1)　徒競走で「１コース○○さん」のように全員の　名前を呼ぶ。(2)　１つの種目で退場が完全に終わってから、次の　種目の入場を開始する。(3)　ＰＴＡ種目が４つある。などでしょうか。　驚いたことは、ＰＴＡ種目に覆面をして出てくる親御さんがいたことです。　地区ごとのテントが並んでいて、まるで町の運動会に小学生も参加しているような感じもしました。　でも、地区の人たちはみんな知り合いで、子供たちのこともお互いよく知ってます。　山あいの田舎の小学校か、戦後間もない小学校の雰囲気そのままです。　和気藹々と運動会ができるのもまたいいですね。　終わった後も、多くの保護者の方々が後片付けを手伝ってくださいました。　もちろん、来年度に向けての課題はありますが、とてもよい運動会だったと思います。

  2008年09月28日

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  “運動会”は天候が……

  “運動会”は天候が……　いよいよ、小学校で一番大きなイベントとも言われる“運動会”が明日に迫ってきました。　今のところ、練習も順調に進み、計画的に準備ができていると思います。　ただ、一つだけ心配な点が……。　それは、天候です。　まず、今日は午後雨が降りそうです。　運動会前日準備はとても大切です。　本校は、単学級で職員も児童も少ないので、結構準備に時間がかかってしまいます。　前日準備が雨でできないと、当日の朝せざるを得なくなりますね。　そうなると、朝早くから児童は登校していませんから、万国旗設置だけでも小１時間かかってしまいます。　明日は何とか大丈夫そうな気がしますが、今日の天気も悩ましいところです。

  2008年09月26日

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  危うし！！　“給食”

  危うし！！　“給食”　３日(水)より給食が始まりました。　夏休み中は、弁当派ですがいつも昼食の事を心配しなければなりませんでしたから、本当にありがたいですね。　ところがその給食が危機に瀕しています。　それは、食材の価格高騰により給食費だけで賄うことが難しくなっているのです。　ご存知の方は多いと思いますが、給食費は食材費のみの価格です。　人件費、水道光熱費等は全て税金で賄われているのです。　それでも平気で滞納したり、踏み倒したりする人がいることは許されないことだと思います。　話はそれましたが、このまま高値が続いたら、給食費値上げか食材の質や量を落とすしか選択肢はありません。　他の市町村では、既に９月から値上げに踏み切ったところもあるようです。「値上げは保護者の理解を得られない。」として、補正予算を組んで補充する方針の市町村もあるとのこと。　でも、保護者の理解を得られないという表現は納得いきません。　食材の価格が高騰していることはスーパーマーケットに行けば誰でもわかることです。　「給食だけは特別扱い」なんてことはないのですから理解をしない保護者の方がおかしいと思いますね。　いずれにしても、このままの状態だと厳しいです。　総理大臣が替わっても何も変わらないでしょうねえ～～。

  2008年09月04日

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  ２学期スタート！

  ２学期スタート！　９月１日(月)から、２学期がスタートしました。「９月１日は何の日」「１年のうちで、夏休みから一番遠い悲しい日」なんてことは言わずに、これからの長い２学期を大いに楽しみたいものです。　２学期は、行事が目白押しです。　“運動会”、“稲刈り”、“研究発表会”、“学校公開”、”持久走大会”、“○○小まつり”等、次から次へと出てきます。　超小規模校に勤めていますが、行事の数が減るわけではないので、慌しいのに変わりはありません。　更に、分担ができないものが多く、どの行事も準備は職員みんなで協力して行いますので、忙しさが数倍にもなります。　でも、子供たちの輝いた目を見るためなら、どんな苦労もいとわずに頑張れるのが嬉しいものですね。　夏休みは、子供たちは誰も事故がなく安全に過ごすことができました。　２学期も、つつがなく過ごすことができるよう全力を尽くしたいですね。

  2008年09月03日

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  “体育実技講習会”「筋肉痛だ・・」

  “体育実技講習会”「筋肉痛だ・・」　前日になって急に出張が入りました。　出張予定だった先生が具合を悪くしてしまい、各学校１名参加なので、代わりに行くことになったのです。　その名も“体育実技講習会”です。　前任校までは、「若い先生向け」の出張で、私に声がかかることはなかったのですが、現任校では教職員の数が少ないためにそんな事は言ってられません。　その上、この日は出張も多く、都合のつく先生も殆どいませんでした。　この講習会の目的は、体育の授業方法について学び、各学校に戻って伝達し、全体の指導力アップを図るものです。　私の参加した講習会はボール運動です　実技中心で１日講習なので、結構きついですね。　当日、出張場所の学校に行ってみると、殆どは20歳台の若い先生方でした。　まずは、“体ならし”の運動です。　最初から結構ハードで、自転車で１時間かけて出張場所まで行った私には少々きつかったです。　それから、実際のボール運動に入りました。　校庭や体育館で、順番に行われました。　その順番は、“野球”、“ソフトバレーボール”、“バスケットボール”、“サッカー”です。　午前中１コマ、午後３コマでした。　８月１日(金)は、曇りがちの天気で、校庭は風が吹いていて気持ちよかったです。　逆に体育館はムシムシ……　午前中が終わったところで着替えたのですが、あっという間に汗でビショビショになってしまいました。　最後のサッカーは、部活に入っていたこともあり、得意種目でした。　でも、時間が余りなくて実力を少ししか発揮できなかったです。　この実技講習会で、怪我をして担架で運ばれた人が出たようで、怪我なく終えることができてよかったと思います。　けれども、次の日から膝が筋肉痛になりました。　自転車に毎日１時間以上乗っているといっても、横の激しい動きはしませんから、普段使っていない筋肉も多いのでしょう。　運動不足を実感した講習会となりました。

  2008年08月07日

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  “地区水泳大会”でのがんばりは……

  “地区水泳大会”でのがんばりは……　７月に入ってから、水泳大会出場候補の子達は放課後に練習を重ねてきました。　超小規模校である本校は、児童数が少ないため、25ｍ以上泳げる子はみな選手候補練習に半ば強制参加でした。　そんな中ですが、子供たちは本当に一生懸命練習を続けていたと思います。　いよいよ、出場種目と出場選手が決まりました。　２年生、３年生で選手に入ったのは３年女子１人だけでした。　１人が出られるのは２種目までで、リレーのエントリーは１種目だけです。　その中で、メインの種目である自由形の６年男女それぞれの200ｍリレーがエントリー不可能になってしまいました　25ｍずつ８人選手を出さなければならず、６年生だけで男女各８人揃えることはできません。　上位を狙える４人でのメドレーリレーを優先させたためですが、仕方がないことでした。　他の学校では、余裕で選手が集まります。　４クラスあれば、２人ずつ出せばよいのですから……。　そんな中、当日を迎えました。　私も子供たちと一緒に借り上げバスに乗って、目的地のＤ小学校まで行きました。　Ｄ小学校のプールは屋上にあります。　召集係になった私は、１階の体育館に集まった選手に準備運動をさせて、４階上の屋上プールに選手を連れて行きます。　階段を往復しながら、「万歩計を持ってくればよかったあ～～」と思いました。　残念だったのは、プールサイドにいない時間帯が長いために、頑張っている選手の姿が見られなかったことです。　結果は大体予想通りでした。　力を入れた200ｍ女子メドレーリレーは１位、男子も２位でした。　ところが、８人がやっとエントリーできた５年以下の自由形女子200ｍは段トツの最下位で、１位には１往復（50ｍ）以上の差をつけられてしまいました　でも、昨年度の４年生の担任の先生が、しみじみと、「あのＮちゃんも、あのＹちゃんも、４年の時にやっと25ｍ泳げて喜んでいたんだよ。　よくがんばったなあ～～」　それを聞くと、最下位でもエントリーできたことを誇りに思うと同時に、“最下位”という順位が急に宝石のように尊く感じてきました。　もちろん、泳ぐ限りは１つでも上の順位を目指しますが、みんなそれぞれの立場で精一杯の力を出し切っているのです。　学校に戻ってからの子供たちの感想の中で、リレーで最下位になった子が、「みんなで協力して力を出し切ったので足です。」と発表していました。　まさに、“参加することに意義がある”種目でした。　感動を与えてくれた子供たちへ。「ありがとう！」

  2008年07月31日

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• 和気藹々と“職員作業”５連発！！

  和気藹々と“職員作業”５連発！！　これだけ情報が手に入る時代になっても、「いいなあ。学校の先生は。夏休みがあって・・・。」と本気で思っている人が多いのには驚きます。　以前、土曜日にも授業があった頃は、夏季休業中に出勤した分をまとめて休んでいたために、結果として休みが多かったのは事実です。　けれども、今はそういう優雅な夏ではなくなっているのが事実です。　ちなみに、夏休みが始まった22日(火)の勤務を紹介しましょう。　午前中は、“夏休み学習教室”が入っていました。　３年生の担任の先生が出張で留守だったので、３年生のクラスで、国語と算数の指導を行いました。　午後は、“水泳大会の練習”と“職員作業”が入っていました。　二手に分かれましたので、私は職員作業グループに入りました。　超小規模校では、両グループとも数人だけになってしまいます。　そこで、職員作業も全員で順番に進めることにしました。　１ヶ所めは、“郷土資料室”です。　普段余り利用しない所ですので、埃だらけでした。　２ヶ所めは、“社会科資料室”です。　資料を部屋から外に出すと、今はもう使われていないものが多かったです。　ＯＨＰシートや古い学習指導要領に準拠した資料などですね。　３ヶ所めは、“遊具のペンキ塗り”です。　予定にはなかったのですが、「曇っているからやっちゃおう！」という話になりました。　この積極性はとても嬉しいですね。　４ヶ所めは、“校庭の除草”です。　ここまでで、全体の作業は終了しました。　その後に、小学校の水族館に行って、水槽に水を加えて簡単に掃除をしました。　ところが水を止めるのを忘れてしまい、溢れ出てしまいました。　“溢れ出た水の処理”が５ヶ所めの作業になってしまいました。　その作業が終わったのは午後６時30分でした。　職員作業５連発になってしまいましたが、職員みんなで、冗談を言い合いながら、和やかに進めることができました。　忙しくて疲れる１日でしたが、職員関係がよいので、無駄なストレスは溜まりません。　よい職場に異動になってよかったと思っています。

  2008年07月26日

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  “１学期納会”報告！！

  “１学期納会”報告！！　18日(金)の夜の事になりますが、１学期終了ということで、納会がありました。　場所は、さいたま新都心駅西口にある“ブリランテ武蔵野”です。　９階だったので、見晴らしがよかったです。　見ると、目の前に小学校があります。　私の母校なのですが、周囲は全く面影がなくなってしまっています。　さいたま新都心駅の開発で、昔の遊び場もマンションが建っていたり、駐車場になっていたりと少し寂しい気持ちもしました。　さて、メインの納会ですが、超小規模校のため、小さな部屋で行われます。　でも、それがかえってアットホームな感じでいい雰囲気をかもし出していました。　ゲームなども、和気藹々と行われました。　その中で面白かったのは、「かっぱっぱ小学校の常識」という問題で、より多くの人が回答したものが常識となり、それ以外の人が残っていくゲームです。　私は何故か最後の４人まで残ってしまいました。　最後の問題で、「かっぱっぱ小学校で一番こわい人は」というのが出たので、私は子供たちから恐れられているＫ先生の名前を書いたのですが、Ｋ先生はある子供Ｔさんの名前を書いたのです。　その先生が言うには、「Ｔさんにはどうしても一番気を使ってしまうよ。」との事。　担任も持ったことのないＴさんの名前を見て、みんな納得　Ｔさんはとてもまじめな子で、硬筆展は県展出品、昨年度の理科展にも出品された子です。　そして、何故かこの子のことは裏切ってはいけないような、悲しませてはいけないような気持ちになってしまうのです。　子供であっても、持っている雰囲気ってあるものです。　そんな話をしながらも、全員が他のクラスの子のこともよく知っていて、話題が一つになるのも超小規模校ならではのことです。　料理も美味しかったですが、デザートだけ写真に撮りましたので、紹介しま～～～す

  2008年07月23日

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• “１学期終了！”

  “１学期終了！”　７月18日(金)をもって１学期が終了しました。　新天地での１学期でしたが、振り返ってみると、あっという間でした。　スタート早々は、カルチャーショックの連続でした。「同じ市内の小学校なのに、ここまで違うのか……」という感じです。　単学級という超小規模校ゆえの校内組織、昔ながらの田舎ならではの地域の特性等です。　でも、人間というのは順応性があるものですね。　もう、この体制に体が慣れてしまいました。　そして、すっかり溶け込んでしまいました。　きっと、これからもカルチャーショック的な出来事はあると思いますが、普通に対処できるような気がします。　18日(金)の職員集会で、学校長が、「大過なく終わることができ、……。」を何度か繰り返してお話をしていました。　考えてみると、昨今の学校現場は、何かと事件や事故が起こっています。　児童や教職員の事故がなく、無事に終業式の日を迎えられることは、感謝に値することなのだと思います。　夏休み中も、悲しい連絡が入らず、『大過なく』終わることができるといいなと思います。

  2008年07月20日

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  “サマーコンサート”がんばったね！！

  “サマーコンサート”がんばったね！！　本校には、“金管バンド”があります。　単学級の小規模校ですが、３年から６年までで２８人が所属し、放課後や土曜日に練習をしています。　子ども達もとても頑張っていますが、２人の担当の先生もとても頑張っておられます。　そんな金管バンドが、中学校区のサマーコンサートに出演しました。　場所は、プラザイーストという文化施設です。　頑張る子供たちと先生方への応援と、我が子へのサービスを兼ねて行きました。　子供たちの出演直前の２時前に届き、ホール入り口まで来ると、ちょうど金管バンドの子達が控え室が出てきたところでした。　私に気づくと、「かっぱっぱ先生ーーー」と大きな声を出してみんな走ってきました。　その言葉に恐れをなしたか、我が子たちは端の方に隠れてしまいました。　後でポツッと言った言葉は、「お父さんって、人気バツグンだね。」でした。　さて、コンサートですが、演奏曲目は以下の通りです。　単独演奏曲目は、『学園天国』と『浪漫飛行』の２曲で、　３校合同演奏曲目は、『負けないで』と『魔女の宅急便』の２曲です。　とても力強い演奏で、子供たちが頑張っている姿は、輝いて見えました。　地元の小学校には金管バンドがありませんので、我が子は、「なんで、小学生なのにあんなに上手なの」と驚いていました。　そんな力強い演奏でした。　前任校の時は、土、日の演奏会にはなかなか行けなかったのですが、今回行くことができて本当によかったです。　金管バンドの子供たちも、「先生が来てくれた」ことはとても嬉しかったようです。　さあ、次はパレードです。　また、応援に行く予定です。　楽しみですね

  2008年07月16日

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• “個人情報保護法”とは・・・

  “個人情報保護法”とは・・・　先日、新聞の声の欄にこんな投書がありました。　うろ覚えなので、大略だけですが、－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－先日、学校に児童名簿一覧表をもらおうとしたら、「個人情報ですからお渡しすることはできません」と断られてしまった。　個人情報保護法に基づくのかどうか知らないが、余りにも対応が杓子定規すぎる」－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－　という学校への批判記事でした。　では、もし学校が名簿を渡して、他の保護者から、「我々の許可も求めずに勝手に個人情報を流出させた学校は責任を取れ！」とクレームが来たら、どう対処したらいいのでしょうか　個人情報保護法で窮屈になっているのは、学校そのものなのです。　あちこちで、USBメモリによる個人情報の流出で教職員が処罰を受けています。　一生懸命に学校で仕事をしても、終わらずに持ち帰った時に不幸にもUSBメモリを紛失してしまうのは本当にやるせないですね。　学期末になると、個人情報の流出には特に気をつけます。　というより、個人情報の入ったものは一切学校から持ち出さないようにするしか方法はありません。　でも、成績はつけ終わらないというのが現状です。　終わるまで、連日夜10時、11時まで仕事をするか、土、日も返上して学校に来るかになってしまいます。　夜遅くまで学校の電気がついていると、「先生たちも忙しいのですねえ～～。」という同情よりも、地域によっては、「電気代がもったいないから早く帰れ。税金の無駄遣いをするな」とお叱り電話が来たりもします。　こうなると八方塞ですね。　年々、仕事量が増大する学校現場で、何かよい知恵はないものかと考えている今日この頃です。

  2008年07月12日

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  “模擬道路”ひとりで作成！！

  “模擬道路”ひとりで作成！！　小学校では、１年間に１回は“交通安全教室”を行っています。　内容は学校によって様々ですが、本校では、１～２年生は『安全な歩行』について、３～６年生は『安全な自転車の乗り方』についてです。　それ以外に、内輪差実験とダミー衝突実験を行います。　けれども、どんな内容でも絶対に作らなければいけないものがあります。　それが“模擬道路”です。　校庭に石灰を使って、ラインを作ります。　こういう仕事は、だいたい安全部員＋お手空きの先生でつくります。　ところが、本校は小規模校の上に、前日の午後は低学年（１～３年）は授業参観懇談会、高学年は水泳大会の練習に出るとだれもライン引きに係われる人はいません。　その上、私自身も水泳大会の練習に出ることになっていました。「どうしよう　先生方に声をかけてやっている時間がない」というところです。　明日の交通安全教室のために、空き時間や休み時間を利用して一人で作りました　一人で矩形を作るのは結構大変です。　少しいびつながらも何とか仕上げることができました。　交通安全教室用の模擬道路ライン引きを一人で作成する学校などそうはないでしょう。　もちろん、他の先生方もみんな一生懸命仕事をしているのです。「小規模校で人手がないというのは、こういうことなのだなあ～～」と思わされました。

  2008年07月08日

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• １日に２本の“研究授業”・・・

  １日に２本の“研究授業”・・・　本校は、超小規模校です。　今年度は、完全に単学級になってしまいましたので、一般の教員はたったの８名。　３日(木)に、教育委員会の学校訪問があり、研究授業を行い指導をしていただきました。　『計画訪問－２』で教科は、「算数、理科、図画工作、体育、家庭」の５つです。　８人で５教科ですから、理科の分科会に属している私はたったの１人でした。　その上、私は理科が３～６年、図工は１～６年のＴＴ(少人数)で担任の先生と一緒に授業を進めているので、研究授業は、理科がメインで図工がサブになり、２校時と３校時の両方で研究授業を行うことになりました。　前任校は大規模校だったせいもあり、「誰を研究授業の担当になるか」で結構もめたりもしました。　やりたくない人も多いんですよね。　でも、本校ではそんな我が儘は許されません。　「全員が研究授業をする」のは当然の事で、たとえ２本になっても不思議はないのです。　私以外にも、５年担任の先生は理科(少人数)と家庭で、少人数サポート教員は算数(少人数)２本の研究授業に参加しました。「大変ではない。」というとウソになりますが、やっただけの成果はありますし、充実感もありますね。　ものは考えようだなと思わされました。

  2008年07月06日

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  “退職校長祝賀会”に参加！

  “退職校長祝賀会”に参加！　６月28日(土)の午後のことです。　休日でしたが、正装をしてさいたま新都心駅近くにある“ブリランテ武蔵野”に自転車で行きました。　前々任校でお世話になってＹ校長先生が退職され、その祝賀会に出席するためでした。　当時、担任を持っていた私は、精神的に病んでいた保護者に悩まされていました。　当時のＹ校長先生は、その保護者の対応を一緒にやって下さいました。　お陰で、悩まされたのは１学期のみで済み、２～３学期はとても楽しく学校生活を送ることができました。　そんな事のお礼もぜひしたかったのです。　祝賀会には多くの方が参加しておりました。　前々任校で一緒に勤務した懐かしい面々もあり、ちょっとした同窓会のような雰囲気でした。　この祝賀会に出席しながら、「自分の教職の最後はどんなになるだろうか」と独り想像していました。　どんなに若くてもいずれは終わりがきます。　年々厳しくなっていく学校現場において、退職時が本当にハッピーエンドになるのかは不安です。　でも、先の事を考えていては、何事も進みません。　一歩一歩着実な歩みができるように努力を積み重ねていきたいです。　退職されたＹ校長先生の第２の人生を心から祝福して・・・・・・。

  2008年07月05日

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