壮観!!“環境整備”
壮観!!“環境整備” 公立学校の教職員は、数年すると必ず学校を異動します。 同じ公立小学校といえども、地域の違いもあり、違っていることが多いものです。 ですから、異動して1年目は、驚いたり、感心したり、疑問に思ったりと、いろいろと考えさせられることが多いです。 そのような中で、今回の行事は、驚きと感心をもって心に残るものでした。 現勤務校では、毎年6月に“環境整備”が行われます。 教職員、児童、保護者等が休業日に集まり、校庭をきれいにするのです。 今年度は6月15日(日)の午前中に行われました。 私は、最初は側溝の掃除をしました。 毎年行っているので、側溝の蓋も簡単に持ち上がり、能率よく進めることができました。 学校によっては、側溝が完全に埋まって役に立たない上、蓋も持ち上がらないというところが多いようです。 子供たちは校庭の石拾いを中心に行い、お母さん方は除草を手際よく行っていきました。 最後に残ったのが、樹木の枝の剪定です。 一般的には、学校に植わっている樹木は多く、剪定までなかなか手が回らないのが現状です。 もし、学校予算で剪定業者に依頼等したら、他の予算を圧迫してしまうので、なかなか行えません。 ところが、本校では、保護者に植木業者も多く、植木用のクレーン車が数台入ってきました。 そういうお父さんは本業ですから、手際よく剪定を進めていきます。 そんな姿は眩しく見えました。 そして、校庭に並んでいたのが、軽トラックです。 剪定された木々の枝を軽トラックに載せて、運んでいきます。 全体で2時間程の作業時間でしたが、校庭は見違える程きれいになりました。 これだけ地域の協力が得られる学校も珍しくなりました。 逆にこれだけ学校に対する思いも強いのでしょう。 何せ、代々本校の卒業生である家庭が多いのですから……。 そんな事を思いながら、改めて身の引き締まる思いがしました。がんばるぞ!!