学校の耐震化について=その1=
学校の耐震化について=その1= まずは下の図を見て下さい。 文部科学省の調査によると公立学校施設約13万棟のうち3分の1(37.0%)に当たる約4万8,000棟は、現在の耐震基準に合致した1982(昭和57)年以降に建てられたものです。 問題は、残りの3分の2に当たる約8万2,000棟です。 このうち改修などにより耐震性が確保されたのは約2万6,000棟(施設全体の19.8%)。 しかし、4万棟近くは耐震性がないと診断されたにもかかわらず、改修されないままでした 約1万7,000棟に至っては、耐震診断自体が実施されていませんでした。 誰が見ても学校の耐震化が進んでいないことがわかりますね 緊急時の避難所に指定されている学校が耐震化なされていない校舎になっていては、緊急時に落ち着いて避難できないですね。 私の勤務校は、創立32年目を迎えます。 ちょうど、ベビーブームの影響で児童数が増加し、小学校の建設ラッシュの時に建てられた学校です。 しかし、当時も予算が限られていて、結構ズサンな建て方をしているように素人目から見ても感じます「こんな状態では、避難しても危ないのではないかしら」という声が聞こえてきます。 学校の先生方、また保護者の方々、勤務校や地元の学校の耐震性はいかがでしょうか