青年海外協力隊とエチオピア

全303件 (303件中 201-250件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 >

• 派遣86日目：日本の認知度

  今日は同僚が昼食に自宅へ招待してくれたので行ってきた。彼の家族や友人達が大勢いた。羊の解体ショーでも見れるかとちょっと期待してたが、残念ながらそういうのはなく、普通にインジェラとコーヒーをご馳走になってきた。 彼の家族や友人達とは、ホームスティの時のように、日本の写真や、折り紙を使って上手く打ち解ける事ができた。折り紙はエチオピアのテレビで日本人が紹介していたらしく、みんな知っていた。例の如く、鶴とマスカル（十字架）で子ども達の興味を引く事ができた。 彼の友人に日本について何を知っているかと尋ねたら、真っ先に広島・長崎が出てきた。何が起きたのかもちゃんと知っていた。学校で習ったようだ。昨日カフェで話した彼も広島・長崎について聞いてきた。あとは先日世界陸上の行われた大阪や福岡（2年前に何かの陸上大会が行われたらしい）。富士山や東京タワーは知られていない。驚いた事に、日光東照宮の「見ざる、言わざる、聞かざる」の写真を見せたら、これを真似た絵がエチオピアにもあるらしく、意味も知っていた。

  2007.09.13

  コメント(2)

• 派遣85日目：ミレニアム

  「マルカム　アディス　ミレニアム」（A Happy New Millenium） 昨晩はそろそろ寝ようかと思っていた時に、突然轟音が鳴り響いた。ガードマンが私を呼ぶ声がするので何かと思って外に出てみたら、なんと花火が打ち上げられていた。時間を確認したら午前0時ジャスト。年が明けると同時に花火が打ち上げられたようだ。今年は花火なんて見れないと思っていたのに、まさかこんな所で花火が見れるとは。しかも人混みにもまれることもなく、こんな近くで。予想していなかっただけに感動した。 今日は元旦ということで、ガードマンが実家に帰省する。一緒に来ないかと言うので実家に連れて行ってもらった。近くのホテルから畑のあぜ道を程歩き、小川を飛び越え、山道を登った所に、彼の両親や兄弟の住む村はあった。周り一面には、小麦やインジェラの原料であるテフ（写真左下）の畑が広がっていた。彼の両親や兄弟の家で、パンやコーヒーを頂いて帰ってきた。 昨日からまた家の電話が不通になった。今度は受話器を上げても発信音がしない。ミレニアムで回線がパンクしてしまったのだろうか？

  2007.09.12

  コメント(2)

• 派遣84日目：ミレニアム前日

  今日はエチオピア暦で1999年13月6日、そして明日は2000年1月1日。日本で言えば今日は大晦日で、明日は元旦にあたる。しかも今年は新しいミレニアムを迎えるという特別な年だ。数日前から町はお祝いムードで多くの国旗や州旗が各所に掲げられている。ミレニアムを祝うイベントは、各地で行われ、首都アディスアベバでは、世界各国から人が集まって盛大に行われるという。 ここメケレでもミレニアムを祝うイベントが行われた。会場は町のシンボルである戦勝を記念して建てられた大きなモニュメント（写真左上）のある広場。ガードマンが教えてくれ、連れて行ってくれた。ガードマンが許可書のようなものを入手してくれていたおかげで、ビジター用の席で見る事ができた。会場には予想以上の人が集まっており、人の多さに圧倒された。警察も多かったが、それ以上に軍隊がやたら多く来ていたが（写真右上)、警備ではなく見学に来ているようだった。 写真右下は、エチオピアカラー（赤、黄、緑）の服を着た子ども達による演技の様子。300人ぐらいの子ども達が、先生の笛に合わせて旗を振ったり、体を動かしたり、人文字を作ったりしていた。ばらばらで間違いまくってたけど、かわいらしかった。 他にも歌や踊り、昔の軍隊の格好をした人達のデモンストレーション、アシェンダ、などなど盛りだくさんの内容で、私は夕食のタイミングで途中で帰ってきたが、オールナイトで続くらしい。明日も朝から何かあるようなので見に行こうと思う。

  2007.09.11

  コメント(0)

• 派遣79日目：My house

  この家に住みだして、早2週間が過ぎた。 家の外観は先日公開したが、今日は家の間取りや部屋の様子を紹介する。 ○母屋 ・リビング：ソファーセットとダイニングセット、サイドボード、テレビがあり、衛星放送でBBCやアルジャジーラが見れる。（何言ってるか分からないが・・・） ・寝室：リビングの隣にあり、ダブルベットがある。大きなクローゼットも備え付けられてある。シャワー、トイレ付き。 ・ゲストルーム：ソファーセットとクローゼットが置いてあるが、ベットが無いので泊められない。 ○離れ ・キッチン：リビングなどとは離れた場所にあるので、ちょっと不便だが、電気＆ガスコンロ（オーブン付き）や冷蔵庫が備え付けてくれている。蛍光灯がたまに点かなかったり、点くのが遅かったりするのがちょっと不便。 ・バスルーム：母屋には無いバスタブがこちらにはある。 ・エチオピア式トイレ：お手伝いさんや警備員が使う。 ・小さな部屋：警備員が使用。 窓にはバーグラーバーが取り付けられてあり、虫除けのネットまでついていていたれりつくせり。シャワーの出はいまいちだけど、ドミから比べたらまだまし。細かい所の造りは粗いが全体的にとても綺麗で申し分のない家だ。 こちらに来る前は、もっと現地人っぽいところに住むのかと思っていたが、予想以上に良い所に住ませてもらっている。こんな大きな家は必要ないかもしれないが、安全面を考慮すると、やむを得ないだろう。

  2007.09.06

  コメント(0)

• 派遣75日目：ミスコン

  今日は午前中に、大家の娘とガードマンと一緒にガスタンクを買いに出かけた。我が家のキッチンには、電気とガスが一体になったコンロがあるが、ガスタンクが無いので電気コンロのみで調理をしていた。電気だけだと、停電の時に何も料理が出来なくなるし、火力も弱いので、やはりガスも必要だ。10リットルぐらいのタンクで315ブル。 午後からは一人で買出しにでかけた。アルミホイルとラップの値段の高さにびっくりした。 ・アルミホイル：20ブル ・ラップ：25ブル ・食器を運ぶトレー：25ブル ・小さい片手鍋：30ブル 写真は夕食に入ったレストランに貼っていたポスター。 「MISS MILLENNIUM TIGRAY BEAUTY CONTEST & Cultural Dressing Show」と書いてある。TIGRAYはメケレのある州の名前。つまり、ミレニアムを記念してミスコンと民族衣装のファッションショーが行われるようだ。日時を見ると今日の午後3時からだった。残念！。気付くのがちょっと遅かった。 ミレニアムまであと10日となり、ところどころにイルミネーションが現れだしてきた。これからミレニアムにかけてどんなことが起きるのか楽しみだ。

  2007.09.02

  コメント(0)

• 派遣74日目：お手伝いさん

  エチオピアでは少し大きな家にはたいていお手伝いさん（マミティー、マミちゃんとか呼んだりしている）が居ている。JICA関係者の家にもたいていマミちゃんが居ている。毎日来てもらっている人もいれば、週に１回の人も居る。雇うかどうかは個人の自由で、もちろん雇っていない人もいる。 私も掃除と洗濯をお願いする為、週１、２回来てもらおうと思い、大家さんに以前この家で働いていたマミちゃんを紹介してもらった。大家の話によると月300ブルぐらいで毎日きてもらえるという事だったが、本人に聞くと週2回で300ブル要求されてしまった。既に別のドイツ人のところで、月650ブルで雇われているようで、少し割高になってしまった。 家を紹介してもらったブローカーに、250ブルで毎日きてもらえる人を紹介してもらえたが、大家さんのお勧めでもあるし、以前この家で雇われていたので、この家の事や近所の事は良く知っているだろうから、週2回、月200ブルで交渉して契約した。 約束では、日曜日と水曜日のはずだったが、何故か今朝家にやってきた。せっかくなので今日から働いてもらう事にした。掃除、洗濯に必要な道具の買出し、洗濯、掃除をてきぱきとこなし、昼前には帰って行った。

  2007.09.01

  コメント(0)

• 派遣72日目：電話復旧

  電話の件は、大家の娘の話によると、ETC側の手違いが原因だった事が判明。支払った代金も返金されるということだった。でも今朝になってもまだ復旧されてなかった。待っていれば復旧されるのかどうか怪しいので、再度ETCに出向いて確認する事にした。受付のお姉ちゃんに、お金を払ったのいつになったら使えるようになるんだ？と食ってかかってたら別の部屋に案内されて、そこのちょっと上司っぽい人に、もう手続きは済んでるので、すぐに使えるようになる、と説明された。 お昼を済ませて、ネットカフェに寄って家に帰ってきたら、電話が復旧していた。まずは一安心。後は支払ったお金が返ってきたら一件落着。これは大家の娘に任せるとしよう。 この一週間はETCに翻弄された一週間だった。

  2007.08.30

  コメント(2)

• 派遣71日目：インターネットカフェのおか しな料金システム

  今日も昨日と同じインターネットカフェに行った。 途中停電があって何分間か使えなかったが、約1時間利用して13ブルだった。確か1時間10ブル以内だったと思ったので不思議に思って聞いてみると、1時間以上使用した場合は1時間8ブル、1時間未満の場合は1分0.25ブルで計算する。つまり、32分以上使用した場合は、1時間使用したよりも高い。おまけに途中停電があって、接続し直すと1.75ブルの接続料が加算される。あきらかにおかしい料金システムにむかついた。

  2007.08.29

  コメント(2)

• 派遣70日目：電話使用不能

  2,3日前から家の電話が繋がらなくなってしまった。 受話器をとるとアムハラ語で何か言っているが意味が分からない。ガードマンに聞いてもらったら、どうやらお金を払っていないので電話を止められてしまったようだ。電話、水道、電気の支払いは全て終わっていると入居日に大家の娘が言っていたのに。。。 翌日、電話会社に行って話を聞いてみると、やはり支払いが滞っているようだ。大家からもらっていた領収書を持って行ったので、それを見せると何と違う番号のものだった。先に確認しておけば良かった。。。 今日支払ったら、翌日には復旧すると言われたので、しかたなく滞っている分と再接続料を支払って帰ってきた。 が、翌日の今日になっても電話は復旧しない。朝に大家の娘が家に来たので事情を説明すると、電話会社に行くと出て行ったが、全然帰ってこないし、当然連絡もない。 今は町のインターネットカフェに自分のノートパソコンを持ち込んでネットに繋いでいる。

  2007.08.28

  コメント(3)

• 派遣64日目：メケレ到着

  今日も朝6時に出発。しばらく未舗装の峠を走ったが、山を越えるとやがて綺麗な舗装された道路に変わった。メケレに近づくとさらに道路が綺麗になり、道路脇の排水溝が綺麗に整備されていた。流石メケレ。アラマタという町を過ぎたあたりから、民族衣装を着て、太鼓を叩きながら歌う少女の集団に幾度となく行く手を阻まれた。その度にドライバーは１ブルを彼女らに渡してその場をやり過していた。これはアシェンダと呼ばれるティグライ州のお祭りで、今日(St.Merry Day)から始まったようだ。彼女らに遭遇したらお金をあげるのが習慣らしい。１ブルで十分らしいが、外国人の我々を見て、もっともっととせがんできたので、なかなか素直には通してくれなかった。彼女らに十数回止められたが、予定通り15時頃にメケレに到着する事ができた。そのまま家に行って家賃を払い、無事鍵をもらう事ができた。

  2007.08.22

  コメント(5)

• 赴任63日目：デッセ到着

  いよいよ任地メケレに向けて赴任する。 朝6時に出発、のはずだったが寝坊して6時にドライバーに起こされてしまった。「時間を守らないのは日本人らしくない」と軽く嫌みを言われてしまった。 有り難い事に、朝早いにも関わらず、ドミに居てた隊員は私の為に起きて見送りをしてくれた。 15分遅れでドミを出発。天気は生憎の雨で、一時は前が見えなくて車を止めて雨をやり過す程激しい雨にあったが、昼前からは回復してくれた。 信号も何も無い一本道をひたすら北上する。殆どの区間は舗装されていたが、道はぼこぼこで時々大きな窪みがあるので避けながら、また牛、馬、ヤギ、ラクダなどが道を歩いているので、それらの動物に注意を払いながらの運転となる。かなり疲れるだろうと思われるが、流石プロドライバー。5時間以上休憩なしで運転し続けても全然平気そうだった。 順調に進み、予定通り3時過ぎにデッセに到着した。今日はここのホテルで一泊して、また翌日6時に出発する。 写真左上：横転するトラック。この他にも2台見た。 写真右上：ラクダ。エチオピアに来て初めて見た。ティグライ州には結構居るらしい。 写真左下：デッセに向かう未舗装一車線の峠。車幅の拡張工事が行われていたが、多くの女性が普通の服で働いていた。 写真右下：本日の宿。QUALIBER HOTEL。1泊100ブル。

  2007.08.21

  コメント(0)

• 派遣60日目：ドミ

  今日は丁度2ヶ月間お世話になった隊員宿泊所（通称ドミ）の紹介をする。 ドミは赴任してきた我々のような新隊員や、地方の隊員が隊員総会なで首都に上がって来た時に泊まる為の施設。首都の隊員も少し離れている人とかは良く泊まっている。 場所は事務所から徒歩20分ぐらいのボレ地区と呼ばれる高級住宅街にあり、治安は良い。夜、ドミの前の道を歩いても安全だと言われている。もちろん警備会社が24時間体制で1か2人体制で警備をしてくれている。近所にクラブのような所があって、週末の夜は音がうるさかったりもする。近くには外国人向けのスーパーなどがあり、便利な場所にある。 ドミには寝室、サロン、キッチンなどがあり、自炊ができる。 また、歴代の隊員が残していった本、漫画、映画、囲碁、将棋などが多数有り、暇を潰す方法はいくらでもあるが、部屋の明かりが暗いので、夜本は非常に読みにくい。 写真左上：外観。右側にも建物があって、サロンや台所などがある。写真左下：サロン。ここでみんな集まって話をしたり、食事したり、本を読んだり、ビデオを見たりする。 写真右上：本棚。ドミには歴代の隊員達が残していった膨大な数の本があり、壁一面にずらりと並べられている。 写真右上：寝室。5部屋ぐらいあって、2段ベットが10個ぐらいある。

  2007.08.18

  コメント(3)

• 派遣59日目：プリンタ奪還

  ２ヶ月前にこちらに赴任した時に、税関でプリンタを預かられた。プリンタやハードディスクなどの電子機器を持ち込む場合には、高額な関税を支払う必要がある。ただし、IDカードがあれば無料で持ち込む事ができる。何故かノートパソコンや小さいハードディスクについては何も言われなかった。プリンタの関税は500USドルとめちゃくちゃ高いので、IDカードができてから取り戻しに来ることにした。 先日やっとIDカードができたので、今日空港にプリンタを引き取りに行ってきた。朝9:30に事務所に行き、現地スタッフと一緒に空港に行ったが、必要な書類が不足しているという事で一旦事務所に書類を取りに戻り、昼休みになる前に急いでもう一度空港に行った。金曜日はムスリムが教会に行くということで、いつもより30分早く11:30～1:30が昼休みになるそうだ。空港には11:30前についたが、処理をしている間に昼休みに入ってコンピュータが止まってしまったので、また1:30以降に来ることになった。また事務所に戻って、お昼ご飯を食べ、三度空港に行って、やっとプリンタを引き取る事ができた。ちなみにかかった費用は以下の通り。 ・保管料：101.2ブル ・事務手数料：100ブル ・駐車場代：4.3ブル（3回分） ・空港入場料：4ブル（2名分）

  2007.08.17

  コメント(0)

• 派遣58日目：マルカート

  今日は来週の赴任に向けて、必要なものを買い揃える為に、同期隊員と２人でマルカートへ行って来た。マルカートはアフリカ最大の市場と言われる程、広くて、人も多く、何でも売っている。ただ、スリの被害も多いと聞いていたのでなかなか近づき難かった。赴任してすぐに、安全対策オリエンテーションで車で通過した時には、日本人だけでは来れないかなと思っていたが、今は一人で歩いても平気になった。 今日の一番のお目当ては圧力釜。エチオピアは2000m以上の高地の為、肉などが煮えにくいので、圧力釜を購入する事を強く勧められる。近くのスーパーでも買えるが500ブルぐらいする。マルカートでは値段交渉の結果、230ブルで買うことができた。

  2007.08.16

  コメント(1)

• 派遣56日目：銀行口座開設

  やっと本日、生活費や家賃受取りの為の銀行口座が開設された。 口座開設の為には、こちらで居住する事を証明するIDカードが必要だが、これがなかなか発行されなかった。IDカードを取得する為の手順は恐らく以下のような感じ。 1. JICA→配属先へレターの申請 2. 配属先→JICAへレターの送付 3. JICA→関係省庁への申請 4. IDカード発行 これが行われるのに2ヶ月かかった。どこがボトルネックなのかは不明だが、いろんなところで時間がかかるようだ。 夕方、メケレの家の大家さんがアディスに住んでいて、家に招待されたので遊びに行ってきた。先々週に一度会ってお茶をしたが、その時に今度は家に招待して家族を紹介してくれると約束していた。大家さんはメケレで先生をしていたが、今はアディスで貿易関係の仕事をしている。奥さんと妹と娘２人と一緒に暮らしている。 当然インジェラが出てくるかと思ったが、バターライスと魚のフライを出してくれた。多分気を使ってくれたのだろう。インジェラを食べれるという話をしたら、後で少しだけインジェラが出てきた。 とりあえず大家さんが良い人そうなので、とても安心した。

  2007.08.14

  コメント(3)

• 派遣55日目：断水

  今日は昼頃からドミで断水があった。停電は良くあるが、断水は初めて。何故か外の蛇口からは水が出たので、便所は外からバケツで水を汲んできて流す事ができた。歯磨きはもったいないがミネラルウォータで。食事は出来ないが、幸い今夜は専門家宅に招待されていたので問題なかった。 断水は、地方では結構あるらしい。乾季の終わりには水が無くなって良く断水するとか、水量を調整する為か、決まった時間に計画的に断水したりとか、場所によってもまちまちらしい。断水時に備えて大きな水瓶は準備しといた方が良さそうなので、任地に行ったら早速買うようにしたい。

  2007.08.13

  コメント(0)

• 派遣54日目：ManaBU音楽祭

  昨日に続いて今日は「ManaBU」プロジェクトの学校で音楽祭を行った。内容とメンバーは昨日とほぼ同じ。 「ManaBU」とは学校のない地方に学校を建設するJICAのプロジェクトの1つで、現在20個程の学校が建てられている。その内の1つの小学校の校庭で地域の人を集めて音楽祭を行った。 学校はアディスアベバから南に約100km程の小さな村に建てられていた。朝7時前に集合し、大型観光バスを貸切り、約50名程で出発した。これまではボロボロのミニバス（ハイエース）か路線バスにしか乗った事がなかったけど、今日のはトイレ付きの綺麗なバスだったので、こんなのもあるんだなとちょっと驚いた。 観客が集まるかどうか心配されたが、結局450人程の人が集まってくれた。また朝方は小雨がぱらついていたので天候も心配されたが、音楽祭が始まる時にはやみ、次第に快方に向かってくれた。今日は最後のダンスがなかったが、後片付けをしている時に、勝手に踊りだしていた。これまでエチオピア人の陽気な面を見る事は少なかったが、アフリカらしい陽気な一面を見れた2日間だった。

  2007.08.12

  コメント(0)

• 派遣53日目：マザーテレサ音楽祭

  今日はマザーテレサの家で音楽祭を行った。 マザーテレサの家で暮らす患者の為に、JICA関係者やエチオピアに住む日本人によって半年に一度行われており、今回で3回目になる。 私も日本を立つ前に買って持ってきたクロマチックハーモニカで「アメージング・グレース」を演奏した。 アムハラ語で観客達と上手くコミュニケーションをとっている先輩隊員の姿を見て、流石だなと感心した。私も片言のアムハラ語で曲紹介などを行ったが、上手く伝わっただろうか・・・ 最後にエチオピアンダンスが行われると、観客のエチオピア人達も一緒に踊りだし、会場全体で盛り上がった。 次回、半年後に行われたらまた参加したい。その時はもっとアムハラ語を話せるようになって、ダンスにも参加できるようにしたい。 タイミングの悪いことに、今朝からお腹の調子が悪い。昨日所長宅で飲み過ぎ・食べ過ぎてしまったようだ。朝起きた時点では、今日の参加は無理かなと思ったが、日本から送ってもらったポカリを飲んで、なんとか参加できた。でも今もまだ少しお腹がゆるい。

  2007.08.11

  コメント(0)

• 派遣52日目：JICA関係者連絡協議会

  昨日に引き続き、今日はボランティアの他に、専門家など全JICA関係者を含めた総会が行われた。これも半年に1回行われている。隊員総会とは違って、人数が多く、事務所では入りきらないので、ホテルのホールを貸しきって行われた。 内容は、JICA職員による安全管理に関するプレゼンと、ワークショップの2部構成で行われた。プレゼンによると、エチオピアは他のアフリカ諸国に比べると比較的安全な国と言える。といっても全く犯罪がないわけではなく、殺人や性犯罪などの犯罪よりも、スリ・窃盗などの犯罪が多い。 ワークショップでは、スリや盗難にあわない為にはどうすれば良いかとか、任地での同僚のやる気や予算がない場合はどうすれ良いか、の2テーマについてディスカッションした。 これまではこの後にホテルで懇親会があったようだが、予算削減により無くなったそうだ。その変わりに所長がみんなを家に招待してくれて、BBQとかお酒を振舞って頂いた。久しぶりに柔らかい肉を食べた。

  2007.08.10

  コメント(2)

• 派遣51日目：隊員総会

  今日は半年に一度行われる隊員総会が行われた。 これはエチオピアにいる全協力隊員とシニアボランティア（総勢約40名）とが一斉に集まりさまざまな議題について話し合いを行うものであり、JICAの公式行事にあたる。地方隊員にとっては半年に一度、公費で首都に上がってこられる機会でもある。全体での議題は主に隊員宿舎（ドミ）の運用に関する事項だった。ドミで共同生活を送る上で発生する様々な問題について話し合いがなされた。 全体での会議の後、職種毎に分かれて分科会が行われた。私はコンピュータ技術とPCインストラクターとで構成される分科会に参加した。ここではITセミナーの運営について話し合いがなされた。ITセミナーとは、コンピュータ系の職種の隊員達が、各隊員の任地をまわって、コンピュータの楽しさ、便利さ等を伝えるイベントで、半年に一度行われている。ITセミナーが行われている事は、赴任前に知っていて、楽しみにしていたが、どうも運用に関していろいろと課題があるようだ。隊員の人数が増えるに従って、規模が大きくなり、隊員の負担も大きくなってきているようで、少しトーンダウンしているようだ。イベントを行うにはいろいろと苦労も多いだろうが、非常に有意義なものだと思うので、是非とも継続していきたいと思う。

  2007.08.09

  コメント(0)

• 派遣42日目：アディスアベバ帰還

  予定の3泊4日が倍の6泊7日になってしまったが、メケレの家探しの旅は無事目的を達成して終了してアディスアベバに帰ってきた。 飛行機は朝9時発の予定だったが、天候不良の為（といってもメケレでは曇っていた程度だが）2時間遅れで出発した。プロペラ機だったので1.5時間かかった。プロペラ機に乗るのは初めてだったが、違和感なく快適な空の旅だった。

  2007.07.31

  コメント(2)

• 派遣41日目：契約

  今日はアディスからJICAのセキュリティアドバイザーを迎えて、昨日の物件をチェックしてもらい、よければそのまま契約書を交わす予定になっていた。 朝8時に空港に向かえに行ったが、やはり1時間程遅れてやってきた。 家に向かう途中でエチオピア航空により、帰りのチケットのリコンファームを行っていった。 セキュリティーチェックは全く問題なし。良い家だとのコメントをもらった。現場にいたオーナの娘は英語が分からないので、代わりにオーナの友達というおっさんが現れて契約書にサインをするという。契約書はJICA指定のものを私が用意して、書ける所は昨晩書いてきた。契約書の作成が終えた所でお金の支払いの話になった。昨日話した通り今は持っていないので、来月赴任した時に払う事を告げたら、おっさんの形相が変わり、今作成した契約書を取り上げて帰ろうとしてしまった。昨日娘には了解してもらっていたのに、その話を聞いていなかったようだ。契約書がないとJICAに申請する事ができず家賃を得る事はできない。JICA職員とブローカーが追いかけて彼を説得してくれたのでなんとか契約書を取り戻すことができた。私だけだと到底対応できなかっただろう。 写真は家の前の道。

  2007.07.30

  コメント(0)

• 派遣40日目：家探し　その２

  昨日はもうこれ以上は無理だと言っていたが、今朝電話があって、今日も家を紹介してくれることになった。 今回の家は必要な家具が全て揃っていて、収納もばっちり着いていて、全て綺麗だった。キッチンとバスルームが離れになっているので不便そうだが、今まで見た中で一番良い。場所もミニバス路線からすぐ近くだし、セキュリティの条件も満たしている。問題は家賃だけだが、ブローカーの交渉の末、規定額一杯にしてくれた。但し6ヶ月の前払いを要求されている。JICAからは3ヶ月毎にしか家賃は支払われないので3ヶ月分はなんとか工面するしかない。 後は明日アディスアベバからくるJICA職員のセキュリティチェックが通れば契約できる。 これまではシニアボランティア宅でお世話になっていたが、今夜から別の隊員が来て家がいっぱいになるのでホテルに移ることとなった。今夜の滞在先はミラノホテル。一泊80ブル。 家の契約の為の出張で、飛行機代は出たが、何故か宿泊費は出ない。 通常は赴任してから家探しを始めるが、その間のホテル代は出る。

  2007.07.29

  コメント(2)

• 派遣39日目：メケレ市内探索

  風邪薬が効いたのか今日は体調を取り戻した。 午前中にまず、飛行機のチケットを変更しに、エチオピア航空に行った。月曜は朝の1便しかなかったので、火曜の朝の便に変更してもらった。 そのまま町をぶらぶらと歩きながら、地図が欲しかったので本屋を探した。Mega Book Storeという小さな本屋さんがあったが、まだ12時前にも関わらずランチタイムの為閉まっていた。周りの人に聞いたら2時になるまで開かないらしい。午後にもう一度行ったが、地図は売ってなかった。 午後は一昨日家を紹介してくれた彼に、また家を紹介してもらえることとなった。今回の家はなんと新築で綺麗な2F建て。部屋も3,4つあって、屋上まで着いていた。一人で住むにはとても大きすぎるし、家賃が高いに決まっている。彼が一生懸命交渉してくれたが、規定額にあと少し及ばす断念した。 明日もまだ時間があるので出来ればまた家を紹介して欲しいと頼んだら、「これは俺の仕事じゃない」とちょっと不機嫌そうだった。 写真はとある交差点のなんだかよく分からないモニュメントと後ろに見えるお城のようなのはホテル。

  2007.07.28

  コメント(0)

• 派遣37日目：家探しinメケレ

  昨日の帰り際に総務部長が、家を紹介できるような事を言っていたので、今朝もとりあえずMITに行き、総務部長の所に行ったら、MITで働く若い男性を紹介してくれた。今日は2,3件紹介できるというので彼と一緒に家を見て回ることになった。 1件目は彼の家。今は彼の家族が住んでいるが、私が入ったら別の家に住むという。家具もそのまま使える。トイレはエチオピア式だった。セキュリティ的にも問題がありそうなので、次の所に期待して値段は聞かなかった。 2件目は現在MITに勤めるインド人が住んでいる家で、彼は明日インドに帰る。いくつかの家具はMITが提供しているようで、彼が出て行った後はMITが撤去するようだ。私もMITのメンバーなのだからそのまま置いてくれたらいいのに・・・。値段を聞くと規定額オーバー。でも交渉の余地はありそう。 3件目は昨日見た家の隣の家。3件の中では一番綺麗。値段は旦那に聞かないと分からないと言われ連絡を待つ事になった。 以上3件見たところでタイムオーバーと言って彼は家にご飯を食べに帰った（11時頃）。今日はもう紹介してもらえなさそうなので、街中のレストランで下ろしてもらって、昼からは一人で町をぶらぶらしつつ、家探しをすることにした。 昨日の家からは電話はないので、再度電話して昼食後に家を訪ねる事にした。家に行くと昨日とは違うおっさんが出てきた。やはり家具が問題で、買い揃えた家具の代金を全て任期の24ヶ月で分割して、月々の家賃に上乗せしてきた。一応交渉してみたが元々の家賃で既に規定額をオーバーしているのでどうしようもない。以前に住んでいたアメリカ人ボランティはその半額で住んでいたのに・・・ 次に隣の家(3件目)に値段を聞こうと思って訪ねたら、おっちゃんがででてきて、 「家は貸せない、今朝の話は間違いだった」 との事。 残るは2件目を交渉するしかないと思い、今朝の記憶を頼りに2件目に向かうがかなり迷って、近所をうろうろと1時間ぐらいさまよってしまった。その間に子ども達にチャイナやらファレンジ（外国人）やらと声をかけられたり、親しそうに話しかけてくる若者もいたが、疲れてきたので無視した。 今朝撮った門の写真だけを頼りに、ようやく2件目を探し当てることができた。中に入ると、さっき話しかけてきた若者がでてきた。どうやら今朝一度会っていたので向こうは覚えていてくれて声をかけてくれたようだがすっかり忘れていた。似たような顔なので・・・ 今朝は居なかったインド人も居たのでいろいろ話も聞けた。水が時々止まるようだが、後は問題ないと言っていた。 家具や電話など必要なものは揃えてくれて、さらに家賃も交渉の末、規定内に収めてくれるというので、ここに決めた。

  2007.07.26

  コメント(0)

• 派遣36日目：メケレ初上陸

  ついに任地であるメケレに初めて足を踏み入れた。今回の主な目的は家探し。3泊4日の予定で一人でやってきた。 メケレは首都アディスアベバから北へ約800km程のところにあるティグライ州の州都である。標高はアディスより200m程低く、約2200m。 アディスアベバ－メケレ間は国内で唯一ジェット機が飛ぶ路線で、所要時間はジェット機で1時間弱、プロペラ機で約1.5時間。 1日2本（早朝とお昼）飛んでいる。出発2時間前に空港に行ったが、結局出発は1時間遅れた。日常茶飯事らしく、まだ早い方だそうだ。 空港へは同じ赴任先(MIT)のシニアボランティア(SV)の方が、MITのドライバーを連れて迎えにきてくれた。そのまま空港からMITへ向かった。MITは空港から5km程アスファルトの道路の後、ダートを2km程走ったところにぽつんと建てられていた。アディスアベバとはかなり様子が異なるが、先日フィッチェに行ってきたばかりなので、驚きは少ない。 MITに着き総務部長さんに挨拶に行ったが不在だった。オフィスの人に聞いても行き先が良く分からない。昨日、今日の午後に行くことを連絡して、一緒に家を見に行く約束をしていたのに・・・まあ良くあることらしい。 その後、学部長（インド人）に挨拶をしたり、校内をぶらぶらと探索したりして時間を潰した。 5時まで待ったが帰ってこないので、我々だけで家を見に行こうと車に乗っているとやっと帰ってきた。なぜか学部長も一緒だ。さあ行こうと思ったら明日の朝にしようと言い出したが、今日見たいと主張したら渋々了解してもらえた。 この家はこの前までアメリカ人ボランティアが住んでいたというお勧めの物件だ。問題は家具が何も無いので、具体的に欲しい家具のリストを提示して、規定内の家賃で収まるよう交渉しないといけない。結局その場では結論がでず、家族で相談してから今夜返事するということになった。 今その電話を待ちながらこのブログを書いているが、約束の時間を過ぎても電話は来ない。これも当たり前らしい。1時間程過ぎてようやく電話がかかってきたが、また明日の朝電話するとだけしか言わず、協議の結果を聞いても答えが返ってこなかった。

  2007.07.25

  コメント(0)

• 派遣35日目：バースディーケーキ

  任地のメケレには、8月の隊員総会後に赴任する予定だったが、明日から土曜日まで、3泊4日で行ける事になった。主な目的は家の契約だ。通常は赴任まで任地に行くことはないらしいが、今回は赴任まで少し時間があるということで、調整員の配慮で行けることになった。非常にありがたい。 他のアディス隊員も徐々に家が決まり、順次ドミから移動を始めている。今夜は先週引越しをした隊員の家に集まり、食事をしていた。 食事も終え、一息ついていると、突然ハッピバースディの歌と共にケーキが運ばれてきた。一瞬何のことやらわからなかったが、今週末に誕生日を迎える私の為に、明日からメケレに行くということで少し早いが用意してくれた。しかもなんと手作りで美味しい。限られた食材と機材の中で工夫して作ってくれた。作り方を聞いたらそんなに難しくなさそうなので、今度は誰かの為に作れたらいいなあ。

  2007.07.24

  コメント(6)

• 派遣33日目：ホームスティ3日目

  ○起床 昨晩も強い雨が降ったようで、やや寝つきが悪かったが、ぐっすりと8時過ぎまで寝かしてもらった。 今朝はみんなと同じようにインジェラだった。 ○折り紙 お昼までどこにもいかず、家の中で子ども達と折り紙などして遊んだ。NTCの折り紙講座で習った「羽ばたく鶴」がなかなか好評だった。他のもいろいろ思い出そうとしたが、すっかり忘れてしまった。もっと予習してくれば良かった。でも苦し紛れにやっこさんを折ったら「マスカル（十字架）」と言って喜んで、何度も折ってくれとせがまれた。 ○タッジャ 「タッジャ」と呼ばれるホームメイドビールを出されたが、色は泥水のようで木屑とか何かが浮いていて、流石にこれは美味しくなかったので少しだけ飲んで後は残していたら、タッタタッタ（飲め飲め）と言われて困ってしまった。 ○パスタ お昼はお土産に持ってきたパスタを作ってくれた。エチオピアで食べるパスタはのびのびのものばかりだったけど、ここはまだましだった。でもかなりしょっぱかった。 ○帰宅 お昼を食べたらすぐに荷物をまとめ帰る支度をした。主人がバス停まで歩いて送ってくれた。バスはまだがらがらで発車までに時間があったので、バス停のすぐ横のカフェでコーヒーを飲んで、30分後ぐらいに行ったらもう満員で発車するところだった。 ○盗難 お金を払おうと財布を出してみると、なんと財布の中身が2ブルを残して無くなっていた。200ブルぐらいは入っていただろう。昨日の朝にカフェで見た時には確かにあった。寝る時以外はずっとポケットに入れていたし、寝る時は鍵をかけて寝室に一人で寝ていた。目を離したのは起きてから着替えるまでのわずかな間だけ。 幸い主人にお金を借りることができたので、無事帰ってくることはできた。 この3日でいろんな経験ができ、楽しいホームスティで終わるはずだったが、最後の最後に後味の悪い終わり方になってしまった。

  2007.07.22

  コメント(1)

• 派遣32日目：ホームスティ2日目

  ○起床 フィッチェはアディスアベバよりも標高が400m程高い(約2800m）。そのせいか、激しい雨音のせいか、なんどか目が覚めてしまった。1ヶ月前エチオピアに赴任した時のように。 ○朝食 8時ぐらいに起床して、9時ぐらいに朝食を食べた。当然インジェラかなと思っていたが、気を使ってか卵と玉ねぎを炒めたものとパンを出してくれた。結構上手かった。でも私が食べ終わった後に他の人は全員インジェラを食べていた。 ○市内見学１ 朝食後、主人と妹の娘と3人ででかけた。主人は学校（幼稚園兼小学校）を経営しているということで学校を見せてもらった。全校生徒125人。教室は4つぐらいあったがぼろぼろだった。事務所にパソコンが一台あって、アンチウィルスソフトが入っていたが、最終更新日は2年前だった。アンチウィルスソフトが入っているだけまだましな方だろう。その後近くの市場に連れて行ってもらった。土曜日という事で、市場は大勢の人でにぎわっていた。売っている野菜は、ほとんどアディスアベバと同じで、ジャガイモ、玉ねぎ、人参、キャベツなど。市場の近くのカフェに入って、マキアート(1.25ブル、アディスの半額）を飲んだ。こちらのカフェでコーヒーや紅茶を頼んだら、エスプレッス用の小さいカップに砂糖をティースプーン2杯入れてくるのでめちゃくちゃ甘い。もちろん家でだされるコーヒーも同様だ。カフェを出て肉屋に行ったら待ち合わせていたのか家族がいた。そこで昼食をみんなで食べた。昼食はインジェラとティブス（牛肉を炒めたもの）を食べた。飲物は、赤ワインとコーラとレモンを混ぜたものがでてきた。結構上手い。 ○ケベ ぶらぶらと町なかを歩いた後、家に戻った。 お婆ちゃんがケベ（バター）を取り出して何かしてるなと思ったら、順番に子ども達の頭に塗りだした。トリートメントのようなものらしい。みていると毛の薄い所に塗っていたので育毛剤なのかもしれない。ビニール袋を頭に被って2日ぐらい置いておくらしい。 ○市内見学２ しばらくして今度は主人と二人で市内観光にでかけた。アディス市内と違って、4輪のタクシーは殆ど走っておらず、3輪車のタクシーやオートバイのタクシー、ガリと呼ばれる馬車がたくさん走っていた。私もガリに乗って、昨日バスを降りた付近まで行った。ガリを降りたらすぐに昨日待ち合わせをしたホテルのカフェに行き、ビールを飲んでいると、英語の先生をしている友人が加わってきた。その後カフェに行きコーヒーを飲み、また道路をぶらぶらと歩いた。この道路は鹿島建設が作ったらしい。1km程歩いたところにホテルがあり、そこに入ってまたビールを飲んでいると、また友人らしき人たちがきた。後で聞くと1人はそのホテルのオーナーらしい。そこであぺりティと言うカンパリのような赤いお酒やインジェラとティブスを食べながら、暗くなるまで過ごした。 ○夕食 家に戻ると43度のスピリッツがでてきた。夕食はもちろんインジェラ。シガカイワット（牛肉の辛いシチュー）とチーズ。主人以外の女性陣は英語は通じない。アムハラ語でのコミュニケーションはほんのわずか。ブラ（食え）、タッタ（飲め）は何回も言われた。 ○トイレ トイレは家の外にある。トイレといっても穴を開けて石で足場を作っているだけのもの。電気も水も紙も何もない。

  2007.07.21

  コメント(0)

• 派遣31日目：ホームスティ1日目

  ○語学訓練最終日 いよいよ今日がアムハラ語訓練は最終日となり、午後からはホームスティに出発する。予定より授業の進度が遅かったのか、今日はものすごいスピードでテキストに沿って進められた。30分早く終わると言っていたが普段よりも時間がオーバーしたにも関わらず、結局最後まで行く終わらず後は読んどけ、で終わった。 アムハラ語訓練の終盤は、主に動詞の変化（過去形、命令形などなど）で1つの動詞が何十種類にも変化するので、とても覚え切れず難しかった。 訓練後、先生と一緒にランチ（インジェラのビュッフェ）をして、各自ホームスティ先に向かった。 ○ホームスティ ホームスティは語学訓練の一貫として2泊3日で近郊の町で行われる。前日に簡単なブリーフィングが行われたが、与えられる情報は、ホストファミリの名前、職業、電話番号、家族構成、バスの乗り場と運賃ぐらい。 ○フィッチェ 私のホームスティ先は、フィッチェというアディスアベバから北東に約100km程離れた小さな町で、バスで約3時間弱（2時間と聞いていたが）かかった。 ○バス フィッチェまでは、マルカート（アフリカ最大のマーケット）のバス停から長距離バスに乗って行く。運賃は14ブル(約200円）。タクシーでバス停の近くまで行き、そこから周囲の人に聞きながらバス停まで歩いて行った。バスの発車時刻は決まっておらず、満員になったら発車する。バス停について周囲の人にフィッチェ行きのバスはどれだ？と聞いたら、30番のバスであと1時間ぐらいないと言われた。他の人にも聞いたら88番でも行けると言う。色々と話していたら警察が来たのでフィッチェに行きたいと言ったら30,88と書かれた乗り場に連れて行ってくれたので安心していたら、待っている人がフィッチェには行かないという。また別の人に聞いたらフィッチェ行きバスは終わったという。みんな言う事がばらばらだ。よくよく話を聞くと、どうやらマルカートにはバス停が２つあって、ここは近距離用のバス停で長距離用のバス停は500m程離れた別の場所にあるということで、親切なおっちゃんがそこまで案内してくれた。 ○道中 出だしでだいぶとつまずいてしまったが、なんとかバスに乗ることができた。大型のバスに乗るのはこれが初めてでドキドキだったが、隣の席がアディスアベバ大学（日本でいう東大）卒のエリートの若者でいろいろと親切に教えてくれたので、楽しく過ごすことができた。 少し走ると景色ががらりと変わり、だだっぴろい草原の中を道が一本だけ続いていた。 ○フィッチェ到着 予定より大幅に遅れてしまったが、6時半ぐらいにフィッチェのバス停に着いた。あたりは暗くなりかかっていた。着いたら携帯に連絡する事になっていたので、ホストファミリに電話をしたが、どこにいるのかを上手く説明できず、近くのエチオピア人に電話を変われと言われたので、親切そうな若者に代わってもらった。その人の指示通り、近くのカフェで待っていると10分後ぐらいにタクシーで向かえに来てくれた。 ○ホストファミリー ホストファミリーの家族構成は、娘1人に親戚1人と聞いていたが、主人、奥さん、娘（2才）、母親、妹、妹の旦那、妹の娘（9才）、お手伝いさん、犬2匹、猫1匹、鶏3匹などなど大所帯で、入れ替わり立ち代りいろんな人がやってきた。 ○夕食 家に着くと早速インジェラとコーヒーセレモニーで歓迎してくれた。 食後は、子供達と折り紙をしたり、日本の写真を見せたり、お土産に持ってきた日本酒とおつまみをすすめたりして過ごした。 私の前にも別の隊員がやはりホームスティにきて、折り紙をやったようなので、大人達のリアクションは薄かったが、子ども達は夢中で折っていた。日本酒は結構気に入ったみたいで全部飲んでいたが、いかやたこのおつまみは、断食を理由に食べなかった。octopusとかsquidとか言っても通じなかったし、写真を見せても見た事がないと言っていた。 そんな感じで夜を過ごし、いつも22時には寝るらしく、私も22時に寝室に案内され、就寝した。

  2007.07.20

  コメント(0)

• 派遣27日目：インジェラ作り

  今日は日本では「海の日」ということで、JICA事務所はお休み。 いつもはJICA事務所の会議室でアムハラ語の訓練を行っているが、そういうわけで今日はドミのリビングで行った。 訓練の後、語学の先生の家でインジェラ作りを教わる予定になっていたので、先生の車で家に連れて行ってもらって、インジェラを焼いてご馳走になってきた。 インジェラは、テフという穀物の粉と水とを混ぜたものを、クレープのように鉄板で薄く焼いて、２，３日発酵させる。 粉と水を混ぜるところからやりたかったが、既に用意されてあって、焼くところだけ体験させてもらった。 インジェラを焼く鉄板は、通常は釜でやるが、先生の家は電気式のホットプレートだった。こちらの方が手軽で便利だが、電気代がかかるし、機器自体も高いので、特に地方の方では、まだ釜を使う方が一般的だそうだ。 直径50cm程の鉄板の上に、油を敷き、用意されていた液を円を描くように外側から内側へとまんべんなく注ぐ。蓋を閉じて3分程待ち、焼けたインジェラを取り出す。見ていると簡単そうに見えたが、やってみると見事に失敗した。柔らかかったり、鉄板にくっついたりでぐちゃぐちゃになってしまった。 実際は、２，３日発酵させてから食べるが、今日は作りたてをご馳走になってきた。発酵させていない分、酸味が少なく、またできたてで温かいので美味しかった。

  2007.07.16

  コメント(2)

• 派遣26日目：家

  今日は同期隊員の住居が決まって引越しをするということで一緒に行ってきた。 隊員の住む家に関しては、任国ごとに事情が異なっており、派遣先が用意したり、JICAが用意したりする国もあると聞くが、エチオピアに関しては、全員自分達で探すことになっている。その為、新隊員は赴任するとまず家探しに翻弄することになる。初めての土地で安全な家探し行う事は容易な事ではない。家賃の上限は決められており、その範囲内で探すわけだが、今エチオピアはミレニアム前ということで家賃が高騰しているが、家賃の上限は変わらないので、範囲内で良い物件を見つける事が非常に困難になっている。家の探し方は、先輩隊員のつてを頼ったり、帰国する隊員の家を引き継いだり、JICA推薦のブローカに紹介してもらったりと様々だ。 家が決まると、JICA事務所お抱えのセキュリティー担当のエチオピア人（元警察官）がセキュリティーチェックを行って、条件をクリアできれば無事契約となる。契約が決まってもJICAの家賃支払いは３ヶ月なのに、大家から６ヶ月前払いを要求されて金策に翻弄する隊員もいたりといろいろと問題はあるようだ。 幸い私の場合は、同じ任地の先輩隊員が既に手配をしていてくれて、家具がなかったので、家具を入れる交渉までしてくれたので、後は具体的に欲しい家具のリストを出して交渉が成立すれば契約できる。 家は活動をする上で最重要な要素だろう。新しい土地に赴任してきた隊員が家探しを行うことは容易ではないだろうし、いろんなトラブルにトラブルに巻き込まれては、活動どころではなくなってしまう。我々のような１次隊の学校隊員の場合は、この時期夏休みで活動が始まるまでには時間的余裕があるからまだいいのだが、他の隊次の場合は、活動しながら家探しとなる為、ますます大変だろう。 もちろん、家探しで苦労する所から隊員活動とも考えられるが、家ぐらいは事務所主導で用意した方が、隊員は活動に専念できるのではないだろうか。

  2007.07.15

  コメント(1)

• 派遣25日目：食

  今日は近くに住むJICA専門家の家に招待され晩御飯をご馳走になってきた。 とても料理の得意な方で、ハンバーグ、揚げ出し豆腐、焼きそばなど普段食べることのできない日本食を作って食べさせてくれた。 なんだかんだ言っても、やっぱり日本食が一番だ。 こちらでの生活をはじめて、改めて「食」の大切さを感じる。 日本にいるとなんとも思っていなかった、味噌や醤油、梅干などの偉大さを感じる。 日本ではいろんな種類の食べ物があり、コンビニやファストフードが充実しているので好きなときに好きなものを食べれるもであまり何も気にせずに食べていたが、こちらでは食べれる物、食べれる時が限られているので、その大切さが良く分かる。 ここでアディスの食糧事情について少し触れておく。 こちらでも以外と日本と同じような食材が手に入る。 野菜は、じゃがいも、玉葱、人参、キャベツ、白菜、しょうが、にんにく、ほうれん草、白葱などが買える。 肉類は、牛が一番安く、鶏、豚の順に高価になっていく。 魚介類は、海老とナイルフィッシュ（淡水魚）ぐらいで高い。 調味料は、醤油（キッコーマン）は大きなスーパーで買えるが高い。味噌は買えない。 アディスにはいろんな国のレストラン（韓国、中国、インド、タイ、イタリアン、ドイツなど）があるが、日本食レストランはない。 我々も最初の１週間ぐらいは外食ばかりだったが、最近はドミで自炊して、日本で食べていたようなものを食べている。 パスタ、チャーハン、炊き込みご飯、カレー、豚汁、鍋、牛丼、野菜炒め、ハンバーグ、チキンライス・・・ 私は食へのこだわりは少ない方だし、むしろ好き嫌いが激しい方で、料理も得意ではない。 でも中には料理が好きな隊員もいて、日本と同じような食材は揃わないながら、ここにある料理でどれだけ日本っぽいものを作れるかを楽しんでいる。そういうのを見ると、やっぱり料理ができるって重要だなと思う。 私もこの２年間で料理が好きになるといいなぁ。。。

  2007.07.14

  コメント(0)

• 派遣23日目：国立博物館

  今日の午後は、前回の教会見学に続く２回目のアディス市内見学が行われた。今回は国立博物館に連れて行ってもらった。入場料は外国人が10ブル(約150円)、エチオピア人だと2ブル。地下１階、地上３階の建物の中に、化石や美術品、民俗学的資料が展示されていた。 地下１階と、地上１階には、人類や動物の化石が多数展示してあった。エチオピアの東部で発見された350万年前の人類の化石（ルーシー）のレプリカも保存されていた。彼女の脳はチンパンジーより小さく、身長も１メートル程度しかないらしい。このルーシーが発見された為か、エチオピアは人類発祥の地とも言われている。何故か本物のルーシーは、アメリカの博物館にあるらしい。 地上１階には、愛知万博に展示したという頭蓋骨の化石が日本語のパネルと共に、中央に堂々と展示されてあった。

  2007.07.12

  コメント(3)

• 派遣18日目：送別会

  2年間の任期を終え、帰国しようとする隊員の送別会が近くのエチオピア料理のレストランで行われた。 エチオピアの主食は「インジェラ」と呼ばれるクレープのようなもので、これに肉や豆からできたシチューのようなものをつけて一緒に食べる。 「インジェラ」は「テフ」という穀物からできており、薄く焼いた後に2，3日発酵させるので酸味が強い。 隊員の中でも毎日食べている人もいるし、絶対に食べない人とかもいる。 正直美味しいとは思わないが食べれない事はない。でもたくさん食べてると飽きてくる。 でも今日のインジェラはあまり酸味が強くなくて食べやすかった。多分、外国人向けに作っているのだろう。 帰り際に少しだけ、エチオピアンダンスを見る事ができた。 肩を小刻みに激しく揺さぶる動作が特徴的だった。 エチオピアでは民族毎に違った踊りがあるそうなので、いろいろと見てみたい。

  2007.07.07

  コメント(0)

• 派遣14日目：教会見学

  今日もいつものように午前中はアムハラ語の訓練。 親の名前は何だとか、兄弟は何人いるとか、どこそこに住んでいるなどの言い方を学んだ。 この「いる」とか「ある」とか言う時に使う、英語のhaveはアムハラ語では「アッレ」という。 店とかで何か欲しいものがあるか聞くときは、「○○アッレ？」と語尾を上げるだけでOKなので分かり易い。 午後は市内見学という事で２つの教会に連れて行ってもらって中を見学する事ができた。 1つ目はSt.Gerges教会。残念な事に、老朽化の為、改装工事中だった。入場料20Birr也。 2つ目はトリニティー教会。礼拝の真っ最中にも関わらず中に入れてもらいガイドのおじいさんがいろいろと説明をしてくれた。 普通は入れなさそうな柵を超えて案内された小部屋には、なんとエチオピア最後の皇帝ハイレセラシェとその奥方の棺が保管されていた。しかも触れるところまで案内されて、ガイドのおじいさんも気安く触っていた。ええんかなぁ？ステンドグラスがとても綺麗だった。入場料30Birr也。 16時から帰国する隊員の帰国報告会があって、出席するつもりだったが、残念ながら最後の少しだけしか聞く事ができなかった。 車が込んでいたのもあるし、教会に行く前に寄り道をしたのもあるが、そもそも同行した現地職員がスケジュールを分かってなかったのかもしれない。 2年間の活動を終えたばかりの隊員の話を聞ける良い機会だったので是非参加したかったのだが・・・ 出来るなら教会見学と帰国報告会は別の日にして欲しい。

  2007.07.03

  コメント(0)

• 派遣10日目：エチオピアンカレンダー

  昨日の「時間」に続いて、エチオピアでは独自のカレンダーを用い ている。エチオピアンカレンダーによると今は1999年10月22日。 1ヶ月は30日で、13番目の月が5日だけある。 今年は9月11日に2000年の新年を迎えるので、新年を迎えるイベン トが盛大に行われるそうだ。 一見とてもラッキーなタイミングで派遣されたように思えるが、こ のお祭りに乗じていろんな物価が高騰しているらしく、一般エチオ ピア人にとっても隊員にとってもデメリットの方が大きいかも。

  2007.06.29

  コメント(2)

• 派遣9日目：エチオピア時間

  今日のアムハラ語は「時間」について。 エチオピアでは独特な時間の数え方をする。 朝の6時から1日が始まり7時が1時、12時(正午)が6時になる。 普通の時間はヨーロピアンタイムと呼ばれ区別されている。 偶然にもヨーロピアンタイムとの差は6時間で、 日本とエチオピアの時差も6時間という事で、 日本時間とエチオピア時間が（昼夜は逆だが）同じになる。 （日本時間での昼1時が、エチオピア時間の朝1時） 時計の読み方については、ほぼ英語と同じで、 30分までは、「○時○分過ぎ」、 30分以降は、「○時○分前」というように5分刻みで読み上げる。 デジタル的な読み方はしないそうだ。

  2007.06.28

  コメント(1)

• 派遣8日目：JICAエチオピア事務所活動 概要

  午前中はアムハラ語の訓練が行われた。 挨拶、代名詞、数詞、be動詞の活用などをやっている。 代名詞は男性形、女性形などを含め10個あり、それぞれに対して be動詞が全て違い、さらに否定形(be not)にあたる単語もあり全て 違ってくるので覚えるのが結構大変だ。 午後からはJICA事務所の次長から、事務所の活動概要に関するオリ エンテーションが行われた。JICAの重点活動項目について、統計的 なデータを交えながら説明して頂いた。 まず、エチオピアは85%が農民ということで、JICAでは農業・農村 開発に最も重点を置いている。 さらに安全な水を得る事ができるのは20%と他のアフリカ諸国に比 べても極めて低い為、この対策にも力を入れている。 また、エチオピアでは農村部における初等教育に熱心でかなりの予 算がつぎ込まれている。JOCVでも教育分野での派遣が多い。（私も これに含まれる） ちなみに在籍者率はprimaryで80%、secondaryで30%、それ以上では、 5%にも満たない。

  2007.06.27

  コメント(0)

• 派遣7日目：予防接種

  今日は腸チフスと髄膜炎の予防接種を行った。 訓練所にいる時も毎週火曜日は注射の日だったが、こちらに来ても やはり火曜日が注射の日のようだ。 事務所から車で30分程のSwedish Clinicというスウェーデン国直営 の病院に行ってきた。といっても大病院というわけはなく、小さな 町医者のような平屋の建物だった。 一人ずつ順番に部屋に呼ばれ、2人の看護婦らしき人たちに両側から同時に2本の注射を打たれた。今までの中で一番痛かった。

  2007.06.26

  コメント(0)

• 派遣6日目：現地語訓練開始

  本日よりアムハラ語の訓練が開始された。 訓練は毎日午前中の3時間のみで20日間行われる。 独特の文字もあるが、20日間では読み書きは困難ということで、発 音記号で訓練は進められる。 アムハラ語には母音が7個、子音が34個あり、日本語の50音と似て いる。子音の中にはアムハラ語独特な発音のものが５つほどあり、 この発音が非常に難しかった。この発音には苦労させられそうだ。

  2007.06.25

  コメント(1)

• 

  派遣4日目：歓迎会

  エチオピアに来ての初めての休日。久しぶりに週休2日の生活に戻った。初めてインターネットカフェに行った。料金は1時間12ブル(約180円)。パソコンはWindowsXPでCelleronの1.2GHz、256MB程度。何台かは日本語が使える状態だったし、言ったらIMEをインストールしてくれた。速度はJICA事務所とあまり変わらなかった。Googleは比較的早かったが、何故か楽天が繋がらずブログは更新できなかった。夜は先輩隊員による歓迎会がドミで開催された。バーベキューや鍋を作ってくれた。

  2007.06.23

  コメント(0)

• 

  派遣3日目：ミニバス

  昨日までは車で送り迎えしてもらっていたが、今日からは歩いてJICA事務所まで行く事となった。事務所までは歩いて約20分ぐらい。今日は午前中のオリエンテーションだけで終わり、昼からはお休み。お昼は専門家の人にタイ料理屋に連れていってもらった。午後からは先輩隊員と一緒にデパートや違法コピー屋さんに行った。違法コピー屋では、MicrosoftやAdobeなどの高額ソフトがCD-Rに焼かれて50～100ブル程度で売られていた。デパートでは電化製品や洋服などいろいろなものが売られていた。値段は大体日本と同じぐらいだが、こちらの物価を考えると庶民には手が届かない。初めてミニバスに乗った。街中にはミニバスと呼ばれる青白のツートンカラーのハイエースがいっぱい走っている。どこでも乗りたいところで乗れて、降りたいところで降ろしてくれる。初乗りが10セントで1区間55セントと安いので市民にとっても隊員にとっても重要な交通機関となる。夜は先輩隊員と一緒にインド料理を食べに行った。

  2007.06.22

  コメント(0)

• 

  派遣2日目：アディス市内見学

  今日は午前中に事務処理手続きを行った後、エチオピアの受入窓口機関である、財務経済開発省(MOFED)へ表敬訪問を行った。担当の若いエチオピア人と10分程話をして帰ってきた。事務所に戻り、安全対策について元警察官というエチオピア人からオリエンテーションを受けた後、車でアディス市内を回り危険な地域などについての説明を受けた。アフリカ最大のマーケットと言われるマルカートにも行った。ここではスリが多発しているらしい。夜はエチオピアで初めて旅行会社を立ち上げたという日本人女性と一緒にイタリアンレストランで食事をした。「地球の歩き方」を執筆するほどエチオピアの事について精通しており、いろいろと話を聞くことができて良かった。

  2007.06.21

  コメント(3)

• 派遣1日目：エチオピアに到着

  朝方、ボレ国際空港に到着した。噂通りのガラス張りの立派な建物だった。小型のプリンタをスーツケースに入れて持って行ったが、税関で没収されてしまった。関税(約$500)を支払えば問題ないようだが、IDカードを取得してから受取にくればタダで返してくれるそうだ。空港からすぐ近くにドミと呼ばれる隊員宿泊所がある。これからメケレへの赴任まで約1ヶ月間、ここで暮らす。ドミでは先輩隊員と対面し、午前中は寝る予定だったが、先輩隊員といろいろ話をして過ぎた。昼食は調整員宅でインジェラをご馳走になった。一度日本のレストランで食べた時よりは食べやすいと感じた。他の隊員は、おいしいと大絶賛だった。昼食後JICA事務所でオリエンテーションや日本大使館への表敬訪問などを行った。残念ながら大使はいなかったので参事官と10分程ご対面して帰ってきた。

  2007.06.20

  コメント(0)

• 赴任前日

  いよいよ明日赴任する。予想はしていたが、訓練修了後の11日間はあっという間に過ぎて行った。○表敬訪問（6/11参照）○諸手続き　転出届け　携帯電話プラン変更：SoftBankはエチオピアでも使えるようなのでホワイトプランに変更して持って行くことにした。通話とSMSのみ可能。○荷物整理　これに一番時間を費やした。２年間となるといろいろ持って行きたくなるが送料もばかにならないので悩ましい。結局荷物は100Ｌスーツケースと40Ｌのバックパックを持参し、段ボール１箱を郵送した。送料は14Kgで34,200円也。○壮行会　大学、会社の同期が平日にも関わらず集まってくれて送り出してくれた。本当にありがとう。○買い物　訓練前、中にも相当してきたが、必要なものはいろいろと出てくる。プリンタや腕時計、バックパックなどを購入した。出発前日はどんな感じかと思ったけど、いつもと変わらない穏やかな感じで迎えることができた。なんかまたちょっと訓練に行くような感じ。やり残したと思うことも特に無し。不安な事はいっぱいあるけど、焦らず、慌てず、諦めず、でやっていきます。では行ってきます。

  2007.06.18

  コメント(4)

• 赴任8日前：表敬訪問

  訓練終了後、赴任までの間に出身地の都道府県と市町村への表敬訪問を行うことになっている。 但し現職参加の人は、勤務先がある市町村が表敬先となった。 私も出身地に行きたかったが、現職参加の為、会社のある横浜市に行ってきた。 最初に神奈川県庁に行き、そのまま横浜市役所に行った。 どちらも面会時間は30分程度だが、人数が多いので、一人ずつゆっくり話しをするという事はできなかった。 ○神奈川県庁 総勢40人で知事と面会した。 全員が自己紹介（派遣国、職種、名前のみ）を行った後、知事からの挨拶があり、最後に記念撮影を行った。 全員「かながわ地球市民メッセンジャー」に委嘱され、委嘱状と神奈川県をアピールする為のエコバックを渡された。 ○横浜市役所 約20人ぐらいで副市長と面会。 全員が自己紹介（派遣国、職種、名前のみ）を行った後、副市長からの挨拶があり、最後に記念撮影を行った。 ペットボトルに入った横浜市の水を頂いたが、初めて見た。 他にも横浜市をアピールするパンフレットやDVDを頂いた。

  2007.06.11

  コメント(0)

• 訓練最終日：commencement

  いよいよ訓練最終日となった。今朝もいつも通り朝の集いを行った。今日は日本国旗だ。朝食後、部屋などをきれいに片付け、荷物を運びだす。修了式のリハーサルを行った後、10時から本番が行われた。派遣国毎に隊員の名前が呼ばれ、国リーダが代表して修了証書を授与されていった。本隊次は181名、29ヶ国が修了した。5名が健康上の理由と語学の成績で派遣を見送る事になったそうだ。来賓の挨拶などの後、隊員代表の謝辞が述べられた。65日間の訓練生活でのさまざまな出来事をやさしく語るその口調に多くの人が涙した。最後は隊歌の大合唱で締めくくり式は終了した。しばらく休憩した後、同じ会場で壮行会が行われた。軽い食事とビールまで用意されていた。この訓練所内でビールがでたのはこれが最初で最後だ。壮行会では、お世話になった語学の先生やスタッフにプレゼントを渡したり、隊員が作成した訓練生活のビデオを上映したり、スタッフからの「贈る言葉」の合唱があったりで、あっという間に終了した。13時15分には訓練所から二本松駅に向かうバスが発車する為、急いで荷物をとってバスに乗り込み、訓練所を後にした。最後まで忙しい訓練だった。

  2007.06.07

  コメント(5)

• 訓練64日目：語学発表会

  今日はホームクラスの変わりに語学発表会が行われた。これは各自が10分間のスピーチ（プレゼン）を行うものでネタは何でも良い。クラスもいつもと違うメンバーで構成される。自分の趣味やこれまでの経験などを話す人が多かった。これから任国においてもいろいろと自己紹介をする機会があると思うが、良い練習になった。お昼休みを利用して「植樹祭」が行われた。これは候補生の提案により、何か訓練所に記念品を贈ろうということで、圧倒的多数の意見により、桜の苗木を植樹することになった。訓練的なものは、これで終わり、午後は各種オリエンテーション、アンケートなどが行われた。そして合意書締結を行った後、公用旅券と航空券を受け取った。

  2007.06.06

  コメント(0)

• 訓練63日目：EPテスト

  今日は午前中に訓練最初にクラス分けのため行ったEPテストがまた行われた。最終テストが終わったのに、なぜまたテスト？という感じだが、訓練を通してどれだけ語学力が上がったかのデータを取るためだろう。午後の講座は「ボランティアスピリッツ意見交換会」ということで、生活班に分かれて討論形式で行われた。お題は「訓練で自分はどう変わった？」「JOCVって何？」「JOCVの費用対効果は？」みたいな感じ。短い時間で答えの出る問題ではないが、みんなの意見を確認しあえて良かった。これから任国での活動を行いながらも考えて行かなければならない問題だと思う。明日の朝までに宅配便で送る荷物は出さないといけないので、今夜は荷造りで大忙し。明日の発表会の練習が・・・

  2007.06.05

  コメント(0)

全303件 (303件中 201-250件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 >