キット、ありがとう^^
試合、行ってきました 昨日から、 「明日は降水確率100%ですよ。」 とは聞いていたものの、どこかで、 (きっと天気予報ははずれる) なぁんて、安易に考えていたもので、 朝(といっても午前3時)起きて、外を見たら、 ザーザー降りだったので、ショック 4時半クラブに集合、ってことで、 まっくらでザーザー降りの中、みんなで荷物をのせたり、 馬達を馬運車に乗せたり。 一頭、新馬がいて、この子がなかなか馬運車に乗らない^^; 早くから乗ってる子は、慣れたもんで、 おいおい、早く乗ってさっさと行こうぜ みたいな顔してるし、 あと2頭、乗るの待ってる子達は、 雨に濡れて、さみ~よぉ~ みたいな、しょぼくれた顔してるし^^; 待ってる間に、最後の子を引いていた私も、すでにぐっしょりぬれてしまいました。 ついた会場の馬場は、けっこう粘土質ですべりやすいところ。 もう雨で、ぐっちょぐちょです こりゃ、今日は、なにやらハプニング続出の予感… てか、障害ですべりそう…と、やや、恐怖でした。 そうこうしてるうちにすぐ馬場競技開始。 私の番は、第二競技 三課目B。 パートナーは、キット君。 なんか今日は、行け行けだったので、おさめるのに一苦労^^; 首はあげるし、チャカチャカするし^^; (やばいやばいやばい^^;) と、焦りながら、なんとか大きい失敗はなく、終わりました。 今回は、上手な人達がみぃんな三課目Aの方に出てたので、 ちゃっかり二位をいただいちゃいました。 でも、得点はまだまだです。 去年よりは良かったけど、 ジャッジペーパーを見て、まだまだていねいにやらなくちゃ、 と、新たな目標もできました。 次は、60cm障害。 もう、このころになると、ぬれてることも気にならなくなり、 何だかみんなと盛り上がっていました^^ 馬場用のヘルメットから、GPAにかぶりかえただけで、 心はひとりで、「障害びと」^^ ひとり二役、って何だかおもしろい^^ 気持ちも障害に切り替わりました。 私、障害は今回がデビュー戦。 何もかもがめずらしくて、わくわくしてしまいました。 まずは、下見。 なんか、一人前の「障害びと」になったような気分で、 先生を先頭に、参加者みんなでぞろぞろ。 歩きながら、回転のしかたを確認したり、 今日は、特に、馬場のぬかるみ状態もチェックしたり。 今までみんな選手の人達ってこんなこと確認しながら回ってたんだ、 と、うきうきしながら回りました^^ そしていよいよ、練習馬場へ。 まず先生の先乗り、オープン参加。 どんなふうに回るのか、しっかりチェックしておきました。 といいつつ、実は、私、今回写真撮影担当でもあったので、 デジカメで、写真もカシャカシャ。 で、先生終わったとたんに、何番目かあとがすぐ私だったので、 急いで乗り換わり、練習。 でも、二回くらい跳んだら、もう、先生、 「ほれっ、もう良いから、いっといで!!」 ってことで、とっとと入場。 「8番、○○さん、乗馬キット~、○○乗馬クラブ」 のアナウンス。 う~~~ん^^良い感じ^^ こんなふうに呼ばれてみたかった^^ で、敬礼(ん~~~、こんな風にやってみたかったのだ^^) んで、駈歩発進から第一障害へ。 (ん~~~~、こんな風にスタートしてみたかったのだ~^^) あこがれていたことがどんどんできて、もううれしいのなんの で、先生は、 「コンディションも悪いし、こわかったら速歩でもこの子跳べるから、 無理しないで。」 って言ってくれてたんだけど、 せっかくあんなに練習したんだから、 私は、ていねいに教えてくれた先生へのご恩返しも込めて、 駈歩で行くことにしました。 あとは、向ければ絶対跳んでくれるキットを信じて^^ 今日は、踏み切りも上手にあわせ、良い感じのキットです。 頼りになるパートナーです。 第2障害と第3障害の間の回転のところがぬかるんでるから、 ちょっとおさえぎみにして、っと、 ここも、おっけ~~ 第3、第4は、直線で続いていたので、ちょっと走り気味になるキット。 おっとっと。 でも、次の回転で手前が変わるので、速歩にもどすとまたちょっと落ち着くキット。 すぐ駈歩で第5障害。 おっとっと、元気良すぎだよ~~。 右に回転するときは大きくふくらむ、って言われてたとおり ふくらんじゃった~~~~、あ~~、第6障害越えそう… と思ったとたんに、先生の 「速歩でも良いから、言って~~!!」 と言う声。 とっさに速歩に押さえてふくらみをもどし、第6障害セーフ^^ そのまま、まっすぐ第7障害へGO そのままゴールへまっしぐら~~~~~ 無事、帰ってきました^^ 先生達、みんなからいっぱい拍手をもらいました。 うれしかったなぁ~~~^^ 初めの目標、「楽しむ」「無事、回って帰ってくる」を達成^^ もう、それだけで、十分満足でした。 その後聞こえてきた、 「8番の○○さんのタイムは~~、減点0」 この、「減点0」が聞きたかったの~~~~ もう、最高に幸せでした。 キット、最高だったよ それからまた、せっせと写真撮影していました。^^ まさか、そんなのんきに楽しんでいた私が優勝するなんて。 表彰式でびっくりでした。 馬場と障害と、両方前に出たとき、会長さんが言ってくれたことば、 「今までの日頃の努力が実りましたね。良かったね。」 が、とても嬉しかった。 この会長さん、すごいじいちゃんなんだけど、よぉくみんなのこと覚えてるんですよね。 私が愛馬君に蹴っ飛ばされたり骨折したりしてたことも、みんな知ってる^^; それもあって、この言葉を言ってくださったってわかるから、 なおのこと、じ~んと来ました。 雨でぐっしょりの一日だったけど、心はとっても充実していました。 夕方、やっと馬君達といっしょにクラブにもどって、あとかたづけして ほっとひといき。 馬達も、忙しい一日だったから、帰ってきてやっとほっとした様子でした。 私は愛馬君の顔見て、やっぱり、ほっとしちゃった キット君と愛馬君のところを言ったり来たりしながら、 今日のことを、愛馬君に報告していました。 来年は、また、愛馬君と出られたらいいな。 それまでは、それから、障害がしっかり慣れてくるまでは、 キット君にもお世話になろうと思います。 愛馬君と、キット君、これからもよろしくね。 キット、今日は、ほんとにありがとう。 楽しい一日だったよ。