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ニーハオ中国

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2012/09/29
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カテゴリ:日中時事

コメント欄の多くの書き込みを読ませていただいて、
つばめの考え方は中国擁護に大きく傾いていて納得できない、
という感想を持った方が多かったようだと感じています。

確かに、つばめのブログには中国擁護の日記が
多いように感じるかもしれませんが、これは、日本には
中国に対して否定的な立場を取る報道はちまたにあふれているので、
つばめがあえて同じことを書く必要性を感じず、
そういう中でも、数は少ないですが、中国の言うことにも
一理ある部分もある、と感じることも中国に住んでいればあるわけで、
そういう点を中心に日本の皆さんに紹介したいという思いが
あるからだと思います。
そういうつばめも、実際の生活では、
「やっぱり中国はろくでもない」などと言いながら
暮らしているわけです。
ただ、そのろくでもないことをあえてつばめが
日本の友人に紹介しなくても、
日本の報道がやってくれると思っているだけです。

同じくつばめのブログに日本批判が多いと感じる方も
多いかもしれませんが、これは、
「日本が正しくて、中国が間違っている」という報道が主流の中、
「ま、そうだけど海外から見たら、日本はこう見える部分もあるよ」
という視点を紹介したいと考えているからであり、
つばめが別に、日本を憎んでいるわけでも何でもありません。
季節がめぐるごとに、日本の四季折々の美しさを
なつかしく思い出すつばめ、愛する祖国が
よい方向に進んでいってほしいという願いから、
つい筆が辛辣になっている部分があると
理解いただければ、と思います。

また、コメントで、
「たかが一主婦がなぜこんなことを書くのか」
という意見が結構あったのですが、
つばめのブログは何かの公式ブログでもなんでもなく、
友人と身内が中心の読者である、
ごくこじんまりとした個人ブログです。

そういうつばめのブログのモットーは、

「日本に住む日本人の友人には、
 日本の報道ではなかなか知ることができない中国の今を、
 中国人の友人には日本人の物の考え方や感じ方を。
 そしてつばめと同じく中国人と結婚している日本人や育児世代には、
 同じ立場としての情報提供と交換を。」

というものです。
一主婦が、どんな目的でブログを書こうとそれは個人の自由であり、
ブログにご意見、ご感想をいただけるのはありがたいことですが、
「一主婦だからこんなことを書いてはいけない」と
言われる筋合いはないと思います。

中国に住む一主婦が、日本の友人に中国の今を紹介したい、
中国から見た日本はこんな風に見えるところがあるよ、
ということを伝えたい、という思いから、
この個人ブログを書いているのだとご理解いただければ幸いです。

なお、つばめのブログ読者は、日本人ばかりではなく、
少なくとも中国人の方もいらっしゃいます。
一連のコメントの中で、まるで日本人でなければ発言しては
ならないかのような中傷や、まるでつばめが
日本人ではないかのような発言があったことは残念です。

また「知識不足のつばめに、こんな記事を書く資格はない」
という内容のご指摘もありましたが、
真実を知るまで待っていたら、一生何も言えません。
みな自分の見知った知識の中で物を言っているのであり、
学者でもないつばめが、自分の見知った知識の中から
生まれた考えを個人ブログで書くことは、許される範囲だと考えます。
そして、いろいろなコメントをいただく中で、
自分の知識や考えを深めていくこともできると思っています。
特に今回、満州生まれで日本語を理解する方からのコメントがあり、
大変考えさせられました。

今回、多くの人が、つばめの日記の中の
「反省」という言葉に反応されているのではないかと感じました。

つばめは20代の若かりし頃、
中国人の友人とお酒を飲みながら歴史問題について語り合い、

「中国は、日本がいくら謝罪や反省をしても、
 まだ謝罪が足りない、もっと反省しろと迫ってくる。
 でも、日本はもう過ちを認めて謝罪し、反省しているじゃない。
 いったいいつまで中国に謝り続ければいいの!」

と泣いてしまったことまであります。
だから、皆さんの気持ちもよく分かるんです。
でも、30代のつばめの考えは、それから少し変わりました。

過去の歴史問題については、

「日本は謝罪を十分行った。過去ばかり振り返らず、
 お互いの歴史見解の違いを認め合いながら前へ進もう。」

という意見もあり、字面的にはそれはその通りだと思うのですが、
過去の過ちへの謝罪を行ったとしても、
その過ちを起こした歴史をしっかり学ばなければ、
また同じ過ちが繰り返される危険があるわけで、
謝罪だけでは片手落ちだと思います。
謝らなくてもいいことまで日本が謝っていたのならば、
それは修正されるべきだと思いますが、
過ちを認めて謝罪したなら、国は過去の何がどう過ちで、
それがどのような不幸な結果を生んだのか、
その歴史認識をきっちりと次の世代へと伝えていく努力を
怠ってはならないと思います。
中国が無茶苦茶だとか反省してないとかいうことはさておき、
過去の日本に過ちがあったと認めるなら、
それは自国としてその過ちについての反省を忘れず、
二度と誤った道に走ることがないようにすることが大切だと
今のつばめは思っています。

それにしても、今回のコメント欄炎上で、
世の中には本当にいろいろな考えの人が
いるということを教えられました。

つばめの一連の日記への大量のコメントは、
9割ぐらいが否定的意見でしたが、
それらのコメントから、今の日本の世論の雰囲気が
伝わってきました。
コメントを読みながら感じたことは、

「かつて日本人は愛国心がないと言われてきたが、
 今日本のみんなはこんなに愛国心にあふれている」

ということです。
これが、2006年改正教育基本法に
「愛国心」が盛り込まれた成果なのか!?
いや、そもそも当時から愛国心を盛り込んだ教育基本法が
可決されるような世論の雰囲気があったから
可決されたわけだし・・・、
いずれにしても今、こんなに愛国に燃える人が多いことに、
ただただ圧倒され驚いています・・・。

→10月1日「それでも中国と付き合っていかなくてはならない」につづく。

P.S.1
コメントから、
「日本の尖閣国有化になぜ中国がこんなに騒ぐのかさっぱり分からない」
という人がいるように感じましたので、
9月26日にUPした「日本は尖閣国有化を実現したけれど・・・」
に、それについての説明を付け加えました。
ご興味のある方はご覧ください。






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Last updated  2012/10/03 12:25:57 AM
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