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ニーハオ中国

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2013/08/05
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カテゴリ:日中時事
減胎手術、苦渋の選択、自責も・・・

今日ネットを開けると、
「減胎手術、苦渋の選択、自責も・・・」というタイトルの
記事が目に飛び込んできた。

内容は、不妊治療の末、双子や三つ子を妊娠したが、
そのうちの一人にダウン症や脳に異常が見つかり、
異常胎児を中絶した夫婦3組を紹介。
長野のあるクリニックでそのような減胎手術が
36件も行われていたそう。

母体保護法には、減胎手術の規定はなく、
母子の健康に危険がある場合に限って
手術を認める報告書を出されているそうだが、
胎児の異常を理由に中絶することは認めておらず、
議論を呼びそうだ、との記事内容。

それを見て「へぇ~」とつばめ。

つばめは、二人の子供を中国で妊娠・出産したが、
高齢出産のため、羊水検査を受けるように再三勧められ、
拒否すると、健診のたびに嫌味を言われた。

結局、染色体異常を発見するための血液検査だけ受けたのだが、
胎児に異常が見つかれば必ず中絶する旨の同意書にサインさせられた。
中国では、異常があると分かっている胎児を産むなんて
ありえないのだ。

それが日本では、胎児に異常があるという理由での中絶はできず、
異常胎児の減胎手術を受けた人の中にも、
「自分たちの都合で、ひどいことをしている」
と自責の念でいっぱいだったと語った人も。

中国では異常があるのに中絶しないという選択をすると
医者から責められるという風潮。
母親にしても、たった一人しか産めない子供、
異常があったら諦めて次にまた正常な子を、と考えるのが
当たり前だ、という常識もあるような気がする。

場所が変われば、常識も変わるものだなぁ、
としみじみ思うつばめ。

ちなみにつばめは、
中絶も減胎も、結局は同じことであって、
親の都合で胎児の命を断つことが認められるならば、
それが異常胎児かどうかということは、
この際関係ない気がします。
異常胎児を産み育てようと思うかどうかというのも、
結局は親の都合のうちのひとつにすぎないと思うからです。

日本は結局なんだかんだといって、
中絶容認国ですよね。
ま、中国のように、当たり前のように異常胎児を中絶する感覚には
ちょっとなじめないところは多々あるわけですが、
妊娠したら必ず産まなければならないという規定がある国には、
つばめは怖くて住めない気がします。

え?もし3人目ができたら?
とりあえず夫は大反対だー(--;)





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Last updated  2013/08/05 07:26:15 PM
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