カテゴリ:日本語研究・日中対照研究
先々週、3泊4日で単身西安に行きました。
土曜日~日曜日にかけて、西安外国語大学で開催される 「中国語話者のための日本語教育研究会」 に参加するためです。 つばめは日本語学の研究に憧れがあり、 時々北京で開催される講座などに参加したりしており、 数年前にたまたま大阪府立大学教授の張麟声先生の 講演を聞きました。 その当時は子供も小さかったのですが、 子供をおぶってでも講演に行きたいと考え、 先に申し込みをしてから、後で夫に話し、 つばめが講演を聞いている間、 夫が子供を見ていてくれることになりました。 その後、張先生とメールなどで何度かやり取りを させていただいたことがきっかけで、 「中国語話者のための日本語教育研究会」の メーリングリストに入れていただきました。 当時は研究の道に進めないかと かなり本気で考えましたが、 結局、気が多いつばめはそこまで踏み切れず、 子育てしながら家の近くで就職することを重視し、 企業で日本語翻訳・校正をしながら 日本語を教える道を選びました。 しかし、気の多いつばめは、 実務の世界に身を置きつつも 日本語の研究にも興味を持ち続けているので、 こういう研究会などがあるのを知ると、 どうしても参加したいという気持ちを抑えきれず、 夫に頼んで、週末北京から西安に出向いて 研究会に参加させてもらうことにしました。 その後、研究会の前日と前々日に、同じ会場で 「決定木分析ワークショップ」が開催されると知り、 どうせ行くならそちらにも参加したいという気持ちが むくむくと沸いてきたつばめ。 夫の機嫌がよさそうな折を見計らってお願いし、 当初の予定より2日長い 3泊4日で西安に行けることになりました。 夫は、子供の世話をするために 有休を取っただけではなく、 つばめのために中国新幹線の切符を手配し (しかも、「たまにはゆったりしておいで」と グリーン席を取ってくれた)、 朝はつばめより早く5時に起きて、 アパート6階の自宅から外まで見送りに出て、 つばめのためにタクシーを拾ってくれました。 無事中国新幹線に乗ったつばめ。 最近夫のことはほったらかしで 子供と自分のことばかりにかまけていたな、と反省。 このブログにも最近夫のことは全然書いてなかった(苦笑)。。 だけど、こうやって自分の好きなことをやらせてもらえるのも、 夫のやさしさに守られているこそだった、と 改めて温かい感謝の気持ちでいっぱいになりました。 戻ったら、少しは夫に恩返しをしないとなぁ、、、と思う つばめなのでした。 ↓10数年ぶりに中国で電車に乗りました。 改札も押し合わず楽々と駅構内へ。 442586475 posted by (C)つばめ ↓中国の新幹線は初体験。 1765107372 posted by (C)つばめ 2051276548 posted by (C)つばめ 512271571 posted by (C)つばめ ↓車窓から見える景色も、10数年前とは異なるような。。。 昔は、電車の中はざわつき、みんなヒマワリの種を食べては それを床に捨て、床はヒマワリの種のかすで埋まり。。。 初対面の人同士でも持ち寄った食べ物を勧め合い、 にぎやかに会話していました。 でも、今回新幹線の中はとても静かで、日本と変わらず。 300kmのスピードでも全然揺れを感じず、滑るような走行感。 54422022 posted by (C)つばめ ↓西安外国語大学(雁塔キャンパス)。14年ぶりに足を踏み入れました。 2105187671 posted by (C)つばめ 実はつばめ、14年前に夫と結婚して初めて住んだ町は西安。 日本の日本語学校を退職して夫の勤務先だった西安にやって来たつばめ、 一人の知り合いもおらず、部屋にこもりっきりで 寂しさのあまり、ここ西安外国語大学に日本人を探しに やってきました。 突然訪れたつばめに、日本語学科の先生が 近くの語学学校で日本語を教える仕事を紹介してくれ。。。 ここに再び立ち、あの時のヒリヒリした気持ちを思い出して 懐かしさでいっぱいです。 ↓玉岡先生の「決定木分析ワークショップ」 統計学の知識のないつばめは、ほとんどチンプンカンプンでしたが、 先生はエクセルのカット&ペーストのやり方まで、 微に入り細に入り、すごく熱心かつ丁寧に ご指導されていたことには感動しました。 研究者というのは職人の世界のように、 「師に教えてもらおうと思うな、技を盗め」みたいな 世界なのかと思っていましたが、先生方は本当に優しいですね。 1966678469 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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