人と人の関係
マザー・テレサの言葉です。「愛の反対は憎しみではなく、無関心。」「この世で最大の不幸は戦争や貧困などではない。寧ろそれによって見放され、“自分は誰からも必要とされていない”と感じる事。」そうです。人は人と人の間に生きているのです。人の最大の目標は人の注目を得ることなのです。誰からも関心を持ってもらえないことは人にとって「死」を意味します。だから、適切なことをしても人から注目してもらえないと思っている子どもや大人は、不適切なことをして注目を得ようとします。存在そのものに注目してもらえたときに、人は勇気をもらいます。「あなたはあなたであっていいんだよ。」っていうメッセージを周囲の人にあげましょう。そして、不適切な行動の奥に潜む「幸せになりたい!」という適切な意図を認めてあげましょう。さらには適切な行動を取るように勇気づけ続けましょう。適切な行動というのは、自分も相手も幸せになることのできる行動です。ほとんどの日常的行動が適切な行動です。幸せは日常の些細な出来事の連続に存在しているからです。不適切な行動というのは、共同体(家庭、仲間、クラス、学校、地域社会、日本社会、国際社会……)を破壊する行為、共同体の中の協力を壊す行為です。人と人のコミュニケーションに限って言うと、コミュニケーションを拒否する行為、無視、怒鳴り声、ののしり、皮肉、責めること、暴力、全て不適切な行為です。幸せにとって、貢献感はなくてはならないものです。誰かから必要とされていると感じることは、人が幸せでいるために不可欠なことです。だから、言ってあげましょう。「あなたがいて良かった。」って。幸せを周囲にあげることは、自分が幸せになる道でもあります。 クリックお願い!