ポルトガル旅行記 その20~旅の終わり
リスボンで泊まったホテルに飾ってある屏風ポルトガル語では「ビオンボ」と言い、日本語が変化した単語。 勿論これはレプリカで、オリジナルはリスボンの国立美術館で鑑賞しました。美術館の2階には かつてポルトガルと交流のあった国々(インド、中国、アフリカ他)の美術品が展示されているのですが、この長崎の町を歩くポルトガル人を描いた南蛮屏風は桃山時代の最高傑作といわれる貴重なものだそう。最後のホテルに日本とポルトガル交流を感ずる美術品が飾られていた事が なんだかちょっぴり嬉しかったです。 リスボンからポルトガル旅行出発地であるファーロに戻る途中、ユーラシア大陸の南西の果てサグレスへ是非行ってみたかったのですが、ファーロでゆっくりランチをしたかったし、帰りの飛行機の時間を考えて諦めました。 サグレスの位置 珍しく途中 雨に降られたけれど、ファーロに着いたら雨も止み、港を散歩。 自転車に乗ってる警官達 これは ポルトガル南地方の郷土料理に使われる カタブラーナ鍋 大小一つづづ欲しいと思ったけれど、荷物になるから昼食後に買おうということに。 カタブラーナを使った料理は 肉、魚介類、野菜等と蒸し煮したもので、熱が均一にまわり素材のうまみを逃さないそう。 私達は魚介類のカタブラーナを食べました。 旅行最後の食事をしながら、旅の終わりの安堵感のようなものを感ずると同時に、各地で見てきた風景や建物が頭の中で渦を巻いてるような状態。 私達の旅をず~~っと見守ってくれていたはずのパッチーに「ありがとう」パッチーの写真と毛は常に私のバックの中でした。 食後カタブラーナ鍋を買いに、店へ、、、、、、、でも すでに閉まっていたんですよ土曜日って事を忘れていたと同時に、観光都市なら店も午後開いているだろうと思ってました。この鍋じゃなきゃ上手に料理できないって事はないですが、形も変わってるし旅の思い出として欲しかったので、本当に残念でした。 もしかして空港内の店にあるかも、という期待は、、、、、 レンタカーを返す手続きに時間がかかり、免税店を見る余裕もなく、、、、、、やぶられました。 2週間 お世話になったこの車にも「ありがとう」 走行距離 約2500km 港の外に広がるラグーン 思い出深い銀婚式旅行となったけど、雲の上では娘、息子、そしてエイミーが待っている我が家に戻るのが待ち遠しかったですよ。 だらだら長くなってしまった旅行記ですが、 これで終了。最後までお付き合いをしてくださった方達、どうもありがとう。