社会起業家・仕事・環境
先日、岩波新書の「社会起業家」を読み終えた。是非ともすべての人に読んでほしい本です。福祉や環境は非常にお金がかかる分野です。全てを税金でやりくりできる国にお金はありません。あっても無駄に使われるだけでしょう。これ以上税金を無駄にされないために。中には助成金をかすめる民もあるでしょう。それでもやはり民が頑張るしかないわけです。世界がそういう流れだから仕方がない。そのためには志の高い社会起業家が増えて、企業のようなNPO、NPOのような企業が世の中を善くしていくしかないと思います。一億総社会起業家。官に願うのはただ民が動ける環境を整えるだけでよい。官は縁の下の力持ちで良いんじゃないかと思います。税金を人質に取るような仕事だけはやめてほしい。寄付金について、「寄付金優遇税制を拡充・企業の損金算入拡大」というニュースがありました。より善い社会にしたいと思う企業にとっても、何に使われるかわからない税金を徴収されるなら、意思を持って寄付するようにさらになるのでしょう。今後さらに官から民、民から民にお金と人が流れるようになるのでしょう。より善い世の中を作るために、会計人は何ができるのか。少し考えて税理士試験に向けて頑張りたいと思います。