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カテゴリ:健康&綺麗レシピ★
☆ビタミンEは女性の味方
ビタミンEは、もともと不妊に効果のある物質として発見され、その別名をトコフェロール(Tocopherol )、ギリシャ語で「Tocos(子供を産む)」、「Phero(力を与える)」を意味していることからもわかる ように女性と関係の深いビタミンです。 現在では、そのほかに老化を防ぐ抗酸化作用、ホルモンバランス調整作用、血行促進作用が明らかになっ ており、からだのさまざまな老化を防ぐ働きがあることから、「若さのビタミン」ともいわれています。 また、女性に多い冷え性や肩こり、更年期の不快な症状などを和らげることから、ビタミンEは、女性に とって頼もしいビタミンといえます。 ビタミンEを多く含む食品には、アーモンド・ナッツ類やさんま・さばなどの青魚、かぼちゃやほうれん 草などがあります。日ごろからビタミンEを摂るように心がけましょう。 ☆女性ホルモンの分泌が低下する原因 閉経を迎える前後の更年期には、卵巣機能の低下によって女性ホルモンの分泌が低下することがよく知ら れています。しかし、若い世代でもストレスや喫煙、激しいダイエットなどが原因で女性ホルモンの分泌 が低下することがあります。 ホルモンバランスの乱れからくる不調感は「不定愁訴」 女性ホルモンが減少すると、そのバランスが乱れ、イライラしたり、血行障害による肩こりや冷えなど、心とからだに不快な症状が起こりやすくなります。しかも現われる症状の種類や強さが一定ではなく、日によって異なることから、「不定愁訴」と呼ばれています。その原因にはさまざまなものが考えられていますが、主にホルモンバランスと深い関わりのある自律神経が乱れるためといわれています。不定愁訴は更年期に多くみられますが、最近では、若い世代でもホルモンバランスを乱し、不定愁訴を訴える女性が増えています。 ☆さまざまな症状をサポートするビタミンE ビタミンEは、ホルモン分泌器官に多く含まれており、細胞膜の酸化を防いで安定させることでホルモン分泌のバランスを整えています。これがビタミンEのホルモン分泌調整作用といわれるもので、ホルモンバランスの乱れによる不定愁訴を軽減します。 【男性ホルモン】 テストステロン(Testosterone)は、男性ホルモン(アンドロゲン)の一種です。天然に存在する物質の中では、最も生理活性の強力な男性ホルモンと言われています。 テストステロンの原料はコレステロールで、体内で複雑なプロセスを経てテストステロンに生合成されて います。 テストステロンの分泌量は、脳からの命令でコントロールされています。 ◆男性ホルモンが多いとハゲになる? テストステロンそのものは、脱毛させる物質ではありません。むしろ、下記の「男性更年期による脱毛」を防止すると考えています。 この世の男性は思春期になって男性ホルモンの分泌が旺盛になると皆「はげ」になるでしょうか?「テストステロンで毛が抜ける」というご指摘は、乱暴です。 「脳からの命令」を少し具体的に書きますと、テストステロンは、脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモン(LH)と、視床下部から分泌される黄体形成ホルモン放出ホルモン(LHRH)とのバランスで成り立っていて、下記のような役割でバランスがとれています 血中に分泌されたテストステロンは11~90分で約半分になり、少量はエストロゲン(女性ホルモン)に換わりますが、大部分は肝臓で代謝されて、尿中に放出されます。健康な男性にも、少量ながら女性ホルモンが分泌されているのです。 ☆古来より男性の中には精力をつけるために生卵を飲み込む人がいます。映画「ロッキー」でも牛乳に生卵を入れて一気飲みするシーンがありました。これは、テストステロンの原料であるコレステロールと、筋肉強化の原料となるたんぱく質を摂取しようとする行為なのかも知れません。 極端なダイエットや菜食主義によって結果的にコレステロールの摂取が極端に不足しますと、先述の通りテストステロンはどんどん代謝されて減りますから、原料不足でテストステロンが分泌できず、慢性的に不足する恐れがあります。 「テストステロンは男性だけでなく女性の性的欲求に関係するホルモンである」 私たちのからだは約60兆個の細胞でできています。その表面を覆っている細胞膜は不飽和脂肪酸という酸 化しやすい物質でできており、酸化すると過酸化脂質という「サビ」のようなものになり、細胞が老化し ていきます。そしてだんだんと細胞の機能が失われ、さまざまな病気が引き起こされやすくなります。 酸化が引き起こすさまざまな病気 例えば、最近よく話題になる動脈硬化は、血管が酸化によってもろく硬い状態になると起こりやすくなる といわれています。さらに、血液中の血小板が酸化されると、粘着性が増し、凝集して血栓ができやすく なります。これらの血栓によって血管がつまると、その先に血液が流れなくなり、脳梗塞や心筋梗塞など が起こります。 ビタミンEの抗酸化作用 ビタミンEには、不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ「抗酸化作用」があるので、からだの細胞一つ一つが本来の 働きを取り戻します。このような抗酸化作用によって、血管や血小板の細胞膜を酸化から守り、血行を改 善します。細胞の酸化は20歳代から増えてきますので、積極的に補給したいビタミンです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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