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カテゴリ:music
8月最後の日に、吉田慶子さんの弾き語りライブを聴いて来ました。
それは素敵なライブバー、日暮里のポルトにて。 ああ慶子さんの生声を聴くのは本当に久しぶり! 吉田慶子さんは、サンバ・カンソンという、サンバのなかでもとても静かで叙情的な歌を歌われているかたです。 その美しい旋律が慶子さんのひそやかな声にのって広がり出すと、もう他には何も聴こえなくなってしまいます。 静けさが、極上の静寂になる。 なんて言ったら、かなりキザですけど(*^。^*) わかったようなことは何も言えないのですが、大切にしたい音楽って、耳より先に、心に飛び込んでくるものだと思うのです。 (今、そんな歌にはなかなか出会えるものではありません) 慶子さんの歌を聴かずにいられないのは、そのせいなのでしょう。 そしてうれしいときも悲しいときも、エネルギーが満ち溢れているときも、疲れ切っているときも、慶子さんの声を聴くと、なんというかゼロに戻れるのです。 この、プラスでもマイナスでもない、ゼロでいられる感じって、すごくすごく、よい。 あるがまま。 そう、我がのままで在れることは(^_^)。 歌って、スピリットが届くかどうかだと思うの。 そのスピリットに感応出来ると、うっとり出来ます。 やさしくも凛として、確固たるものがいつも伝わってくる慶子さんのライブ。 また聴きに行きたくなるのも当然です。 そして、慶子さんは好きな対象がたくさんあるのもナイスです。 昨夜も、「徹子の部屋」の観覧に参加されて来たお話や、みうらじゅんさんの「いやげもの」の話、熱心に見ている「あまちゃん」の話などなど、大好きなものの話をほがらかにされているときの慶子さんは、最高にチャーミング! ちなみに、「あまちゃん」を見ていない人にあまちゃんの話をすることを、「あまハラ」(あまちゃんハラスメント)というのだそうです(笑)。 ポルトガル語の歌詞には、よくフェリシダージという言葉が出て来るのですが、本当にその一言につきる夜でした。 フェリシダージ。 しあわせ、という意味なんです(=^・^=)。 xxx お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年09月01日 21時29分14秒
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