ゆくり 　　-　器と暮らす日々　-

鼻の中の手術をしました

9月はずいぶん営業日がイレギュラーになり、ご迷惑をお掛けしました。実は、「鼻の中」の手術をしに浜松に行っていました。今日はそのお話を少し。もともと鼻炎持ちだったのですが、耳鼻科にいってもなかなか良くならず、ここ最近は特に呼吸が苦しくいろんな症状がでてきていました。調子が悪い話なんて書かないつもりでいましたが、ある方とお話していると、その方も鼻炎がひどく、レーザーで焼いてもすぐ戻ってしまい、お医者さんからも「こういうのは直らないから」と言い切られたとのこと。きっと同じように悩んでいる方がいると思うので、こちらでも触れることにいたしました。私の場合、どういう症例だったかといいますと、鼻の中心にある鼻中隔（びちゅうかく、と言います。一番高くなってる部分です。）が人より曲がっていて、中の気流が乱れて結果的に全体にかなり腫れた状態になっていました。鼻というのは、意外に見えない部分で範囲が広く眉間の部分から頬の下まで、また奥行きも横顔で見たら鼻先と耳の中心あたりまであるそうです。近くの耳鼻科に通っていましたが、手術をした方がよさそうということで、いい病院を探したところ、名古屋のサージセンターというところに行き当たりました。普通は鼻の手術って、一週間以上の入院が必要な上、考えられないくらい痛いそう。また、目や脳の側を触るので、医療ミスが多いとか。こちらのサージセンターでは、独自に編み出した内視鏡の手術法でほとんど痛みもなく、数多くの症例も手がけていて、技術的にも信頼できます。また、検査では通常の耳鼻科では行わない鼻のＣＴスキャンをとってもらえるので、内部の様子をより把握することができます。検査に行った際、びっくりしたことが。。先生が言われるには「鼻が折れて自然に治った跡がありますね。　たぶん大きく曲がった原因じゃないかと。。　心当たりがありますか？」...ええっ！！全く覚えがない。。そんなことがあるでしょうか。いくらなんでも鼻が折れるようなことがあったら覚えてると思うんだけど。なんだかよくわからないけど自分の鈍さに軽く眩暈がしましたがここで検査をして、思いきって手術に踏み切ることにしました。（名古屋だと日帰り手術でできます。　私は術内容がハードなため、入院できる浜松で　2回に分けて受けました）こちらの黄川田先生はとても穏やかで誠実な対応をしてくださり、安心感があります。私の場合、「正直に申し上げて難しい例なので、良くなります、とは　はっきり言えませんが、今より悪くなることはないです」と言われましたが、手術を終えた今、かなり通りが良く快適です。呼吸が悪かったために出ていた症状も徐々に改善しつつあります。岡山からだとちょっと遠いですが、もし、悩んでいらっしゃる方がおられたら、是非一度ＨＰをご覧になってみてください。（体験談もあります）気になる費用ですが、保険がききますし、高額医療である程度返ってきます。（入院保険に入っている場合、術式によってはそちらからも出ます）大げさですが世界が変わった感じ。私自身は費用と比べてみても受けた甲斐があったと思います。もし、述語の感想など、さらに気になることがありましたら、メールでお尋ね下さい。わかる範囲でお答えします（＾＾）