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カテゴリ:美術館・博物館
ちょっと前に話題になっていた「はとバス」
友人は天井がオープンになっているバスに乗って ドライブだけだったけど面白かった・・・と言うので 今度東京に行ったときには 夜景を見るナイトクルーズに行ってみたいと思っていたのに 日程を組んだこの日は雨 直前まで粘ってみたけど やっぱり雨予報は変わらず断念しました でも もう1か所 行ってみたかったのはここ 西洋美術館 何回か行ったことはあったけど いつも美術作品を見ることを目的としていたので 「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産として 世界文化遺産に登録されて びっくり 今まで 建物まで注意してみることがなかったので どんな建物だったっけ・・・? 今回の企画展は「クラーナハ展」だったので 両方楽しめるから ちょうどいい!! ル・コルビュジエはパリを拠点に活躍した建築家で、近代建築三大巨匠のひとり 「住宅は住むための機械である」という思想のもと 鉄筋コンクリートを使った建築作品を数多く発表 ル・コルビュジエの建築を知るためのキーワードは 「モデュロール」と「無限成長美術館」 「モデュロール」はコルビュジエが考え出した建築の寸法を決めるルールで 黄金比と身体のサイズを利用して作った定規 たとえば人(身長183センチのヨーロッパの男性)が 手を伸ばした高さ(226センチ)を 住宅の天井にちょうど良い高さと決めました このようにして 建物・部屋さらに家具の大きさなども 「モデュロール」で決めています コルビュジエは 巻貝が中心から外に向かっていくように コレクションが増えるにしたがって 建物の外側に展示室を追加していくことのできる 「無限成長美術館」を構想していました 西洋美術館はこの「無限成長美術館」の原理をもとに 作られています 前庭の床(石畳)や外壁は「モデュロール」によって決められた 様々な大きさの長方形に区切られています 美術館の入り口部分は「ピロティ」と呼ばれ 雨や強い日差しを避けることができる ゆとりある空間になっています ここに彫刻を展示していたこともあったようです 建物を支える 柱の中心から中心までの長さは 「モデュロール」で決められています 詳しく知りたい方は西洋美術館 建築探検マップ 詳しいことはわからないけど 空間を大事にしていて 光の取り入れ方に工夫をしている パンフレットはもらったけど持っていただけで あとから開いてみて 丁寧に説明してあることがわかり 照らし合わせながら見てみればよかった・・・と後悔 もう一度 今度は特別展のない時に 一人でゆっくりパンフレットを比べながら見てみたいなぁ
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Last updated
2016年12月21日 20時28分51秒
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