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カテゴリ:神社仏閣
女優の樹木希林さんがお亡くなりになりましたね
大好きな女優さんでした 事務所も構えずマネージャーもスタイリストも付かない 自宅の電話に残る留守電かファクスで仕事の依頼を聞いて 選ぶ基準は 脚本でも監督でも共演者でもなく 「話をくれた順番とギャラだけ」 「車の運転や新幹線のチケットの購入など 普通の人がやっていることは何でも自分でもやる」 それが庶民的な女優さんの信念だったそうです 代表作のフジカラーのCM コピー案では 「美しい人はより美しく、美しくない人も美しく写ります」だったけど 「美しくない人」の言葉が気になって 自ら考えた代案「そうでない方はそれなりに」が採用されたそうです お若い時から老け役をやったり あんなに人の心を惹きつける女優さんだったのに残念です 「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」「歩いても 歩いても」「悪人」 「わが母の記」「そして父になる」「あん」「海よりもまだ深く」「万引き家族」などなど 全部見ました ご冥福をお祈りいたします ここからは 2月に行った奈良旅行の続きです 唐招提寺から歩いて向かったので北側の「興楽門」から入り 受付を済ませ 中へ 薬師寺は「法相宗(ほっそうしゅう)」の大本山 白鳳時代680年 天武天皇によって皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈願し発願され 697年持統天皇の時代に完成しました 当時は その大伽藍はわが国随一の壮麗さを誇り 金堂や塔のたたずまいは「龍宮造り」と呼ばれるほどの美しさでした その後平城遷都に伴い 718年に飛鳥の藤原京から平城京に移され 何回かの災害により東塔を除いて失なわれましたが 現在は復興されつつあり 1998年ユネスコ世界遺産に登録されました 大講堂も北側の入り口から入ったため よくわからないまま撮影した写真 実は撮影禁止のものでした(すみません) でもせっかくだからアップしておきます(ないしょで) 「釈迦十大弟子」と「国宝 仏足石」でした 正面から見た「大講堂」 「西塔」 三重塔ですが各層に「裳階(もこし)」という小さい屋根が付けられていて 六重のように見えます 現在の西塔は1981年に復元されたもの 唯一 創建当時より現存する国宝「東塔」は現在解体修理中 平成32年に完成予定です 「金堂」 1528年に戦火に巻き込まれ焼失 その後豊臣家が本格的な再建に取りかかるはずでしたが 豊臣家の滅亡によって400年近く仮堂のままの状態でした 金堂の再建は歴代の薬師寺住職の悲願でしたが 1967年高田好胤師が百万巻お写経勧進による再建を提唱し 勧進のために全国を歩きまわり 1976年4月 ついに白鳳時代様式の本格的な金堂が復興しました 本尊の「薬師如来像」は 脇侍(わきじ)に「日光菩薩像」と「月光菩薩像」が祀られています また薬師如来の台座には ギリシャの葡萄唐草文様・ペルシャの蓮華文様・インドから伝わった神の像・ 中国の四神(青龍[せいりゅう]・朱雀[すざく]・白虎[びゃっこ]・ 玄武[げんぶ])が彫刻されていて シルクロードによって西洋と結ばれていた奈良の国際性を表しています 1984年に復興された「中門」 門の左右には二天王像があります 南大門の南に位置する社殿は 重要文化財の「休ヶ岡八幡宮」 慶長年間1603年豊臣秀頼により建てられたもの ご神体の神功皇后・僧形八幡神・仲津姫命の三体(いずれも<国宝>)は 平安時代初期の神像で現存最古作のものです ここからバスに乗って法隆寺に移動 移動中のバスから見えたのは「郡山城址」 チラッと見えて慌ててシャッターを切りました 帰ってから ネットで検索したら 城下町もあって 時間があったら立ち寄ってみたい所でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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