最後の台詞
After all, tomorrow is another day.いいわ、明日は明日、別の日なのだものこの言葉お聞き覚えの方も多いと思う。そう「風と共に去りぬ」の映画で最後にスカーレットがタラの大地を見ながら言う台詞。確か字幕では「明日は明日の風が吹く・・」のような訳がされていたと思うが。違ったかな。気分的には「戦い済んで日が暮れて」のような気分の台詞だと思っている。今日という日をしっかり生きた。明日もしっかり生きなければ。というスカーレットの強さ、したたかさがこの一言に凝縮されているような感じがする。この一言の為に映画があったような。そういえば、始めて見たとき、(この台詞の後、夕焼けに染まるタラの大地が拡がってこの映画はエンディングに繋がるのだが、)客席から拍手が起こったのでびっくりした記憶がある。みなこの言葉に感動したのではないだろうか。スカーレットの強さ、したたかさを見習いたいものであるが、それは無理。でも「明日は明日」という常に前向きな姿勢を、気持ちを持って毎日を暮らしていけたらいいなと思っている。そいえば寺山修司さんも確か「振り向くな、振り向くな。後ろには夢が無い」と言ってらしたっけ。幾つになっても人生、気持ちは前進あるのみ。頑張らなくては。匍匐前進の速さでもいいから前進し続けていきたいものである。