吉田松陰という人
ここ最近吉田松陰という人に関する本を何冊か読みました。書物によってこんなにも魂を揺さぶられたのは、本当に久しぶりです。ご存知の方も多いかと存じますがこの人は、幕末の時代を一気に駆け抜け29歳という若さで大事を成す前にこの世を去られています。周りから見たら、決してよい人生だったとは言えないと思います。でもなぜこんなにも心を揺さぶられるのでしょうかこの人の生き方に、なぜ、涙が流れるのでしょうか何かを思い何かを目指し今を全力で生きている人の中で背中で語ったこの人の生き方に心を奪われない人はいないと思います。僕は今修行中の身なもので帰りは毎日0時、1時になります。現実に打ちのめされ精神的にも、ボロボロに近いような気がします。最近は、仕事から帰りそれから2時、3時くらいまでこの人に関する本を毎日読みました。こんなにも、書物に心を奪われたのは日本人の精神基盤である孔子、孟子に関する本を読み漁っていた頃以来です。僕は以前、佐賀県の片田舎の旅館に勤めていました。このまま終わりたくないという思いがどうしようもなく募り背中に荷物を背負って30歳で東京に飛び出しました。母は、泣いていました。あれから2年少しも自分の思い通りにはならないし毎日苦しいことばかりだし本当に嫌になることもあります・・。でもこの2年間を振り返ってもやっぱりこっちに出てきてよかった。本当によかった。もし、本気の一歩を自分が踏み出してなかったとしたらおそらく、吉田松陰さんの生き方に涙を流すことはなかったと思います。激動の幕末に生きたこの方に比べたら僕の今の苦労なんて、米粒ですよ。佐賀で暮らしていた頃酒を飲み、夢を語り熱く語り合った人たちがたくさんいます。今でも、僕のブログを読んでくれていますか?僕のこと、覚えてくれてますか僕は2年経った今も、恥ずかしながら何一つ成し得ていません。笑われるかもしれませんね・・。「何だよ、あの頃大きいことばっか言ってたくせに!!!」って・・^_^;でも、僕は今も、あの頃とちっとも変わりませんよ。一日も休まず、全力前進を続けていますよ。身の丈で、がんばってますよ。峰松 大介