テーマ:音楽日記♪(260)
カテゴリ:音楽理論
こんばんは。
地震から1週間が経ちましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。 被害が少なかったならば、少しずつでも被災地の方々の助けになりたいものです。 さて、地震の影響で1週間部活がお休みでした。 その間何をしていたのかというと… 地震前に買ってしまった楽典♪徹底的に勉強してみました。 しかし理解力が乏しい私は、1週間頑張っても半分も進みませんでした…。 その1番の原因が「音程」です。 長3度、短6度、増4度、完全5度…聞いたことはある、という程度の認識だったのですが、これを機に学びました。 「音程」と聞くと「音の高さ」のことだと思う方が多いと思います。 しかし「音程」というのは「2つの音の高さのへだたり」のことなのです。 …私も音楽の授業で習うまで知らなかったのですが(汗 そして、その2つの音が幹音(ピアノでいう白鍵の音のこと)何個の上にわたるものかを示すものを「度数」と言います。 例えばドとミ。 これはドとレとミの3つの幹音にわたっているので3度であるということができます。 ここまでは分かりますよね。しかしここからが難関。 ドとミは3度でしたが、ドとミ♭も3度ですよね。 このように、度数が同じでも数々の音程ができるのです。 それを区別するためにある7つの語… 完全・長・短・増・減・重増・重減 これらは何度の音程に対しても同じように用いられるわけではありません。 完全系の度数と長短系の度数で異なるのです。 完全系の度数なのは1・4・5・8度。 「完全」を基準として、それより音程が半音広ければ「増」、狭ければ「減」になります。 それに対し、長短系の度数なのは2・3・6・7度。 「長」または「短」を基準として、「長」よりも音程が半音広ければ「増」、「短」よりも半音狭ければ「減」になります。 それぞれの系列を図で表すと下図のようになります。 また、このような法則も覚えるとほとんどの音程はわかるはずです。 度数別に、幹音どうしによってできる音程について書かせていただきます。 ☆1度→いずれも完全1度です。 ☆2度→EとF,HとCの2度だけは短2度で、他は全部長2度です。 ☆3度→CとE,FとA,GとHの3度は長3度で、他は全部短3度です。 ☆4度→FとHの4度だけが増4度で、他は全部完全4度です。 ☆5度→HとFの5度だけが減5度で、他は全部完全5度です。 ☆6度→EとC,AとF,HとGの6度は短6度で、他は全部長6度です。 ☆7度→CとH,FとEの7度だけが長7度で、他は全部短7度です。 ☆8度→いずれも完全8度です。 しかし私は覚えられないので… HとC,EとFの片方、または両方が含まれていたら短または減、と覚えています。 8つしかないので覚えたほうが効率いいような気もしますが…。 さてここで問題です。 問1,2の音程は何度でしょう?? 問1 問2 答え…問1→完全5度 問2→増4度 こういう問題が解けるようになれば派生音(♯や♭がついた音)を含んだ音程でも簡単に分かるようになります。 方法としては 1,2音とも幹音に戻して、その音程を調べます。 2,変化記号の効力によってその音程がどう変わったかを調べます。 その時、その度数が完全系か長短系かを考えることが大切です!! また、オクターブを超えても考え方は同じです。 このとき、完全・長・短などの種類はそれに対応する短音階の種類に等しいことが特徴です。 音程を求めるには以上のことが分かっていれば大丈夫です。 私が問題集を解くと少しずつ間違いがあるのは、まだ理解ができていないのでしょう…。 文の意味は分かるのですが、なぜでしょう笑? このように自分の大好きな音楽を勉強していることが、被災地の人々のことを考えると何だか悪いような気になります。 しかし、被災地の人々が一生懸命生きているように、私たちも一生懸命できることを行っていくべきなのかもしれません。それが私にとっての音楽なのです。 その「音楽」で誰かを元気づけたりすること…それが私の今の夢でもあります。 そう考えると頑張れますよね。よーしっピアノもクラも頑張るぞ!! では今日はこの辺で。 読んでくださってありがとうございました^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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