テーマ:暮らしを楽しむ(387902)
カテゴリ:歴史・文学など
土曜日、日曜日、月曜日と、世の中は連休だったようですが、私は昨夜まで、家事の合間の時間はそのほとんどをドラマ「ホタルノヒカリ」と「ホタルノヒカリ2」に費やしていました。
昨夜は、ついに、第一シリーズの三回目を見ていたんですよ。 だから、面白い場面になる前からわかっているので、笑う準備。そしてその場面になると、 「ハッハッハッ…」 と、本当に声を出して笑ってしまいましたよ。 本当に気に入ってしまいました。 正確に時間を計算してみたら、第一シリーズ10話分だけで479分間の、約8時間。そして第二シリーズ11話分で531分間、約9時間です。 つまり、17時間あれば、第一シリーズから第二シリーズまでを見終わることができるというわけ。 映画は、二回見ようという気持ちにはならなかったけど、テレビシリーズはいいなぁ。 でも、今日もまた朝から見続けるのは流石にあんまりだと思い、今日は詩を書いていました。 これです。 ノートは、以前たくさん作り置きしていた和綴じのミニノート。 こんな感じに、お気に入りのボールペンで書いていましたよ。 青空文庫で、いつでも無料で読めるのですが、印刷しておいた方が、あとから印をつけたり持ち歩いたりするのが簡単なので、まずはWord2016を開いて、三段組に設定し、島崎藤村の詩集から、好きなのをコピペ。 で、題名のフォントを変えたり、切りのよいところでページ送りができるように調整したりして、印刷しました。今数えてみたら、島崎藤村だけでA416枚。 初めて詩の暗唱を楽しんだのが、有名な「初戀」。運動場でも、帰り道でも、暗唱しながら歩いたりしていました。 それから、こんなのも。元はヴェルレーヌの詩ですが、上田敏さんの訳詩は、本当に美しいです。 せっかくなので、詩の原文も書いてみました。 あ、それともう一人、萩原朔太郎さんの詩も、同じように青空文庫からコピペして印刷しています。 これを見ながら、ペンで書いたり、小筆で書いたりして楽しむ予定。 今回知ったことですが、萩原朔太郎さんは、15歳から27歳くらいまでの間、たくさんの短歌を作られたのだけど、ほとんどが、影響をうけた歌からの模倣の延長線上にあって、清新な歌は作れなかったという評価を受けています。 14歳の時に恋をして、16歳の春から短歌を作り始めた朔太郎さん。 柴の戸に君を訪ひたるその夜より 恋しくなりぬ北斗七星 春ここにここに暫しの花の酔に まどろむ蝶の夢あやぶみぬ えにし細う冷たき砂にただ泣きぬ 恋としもなき浜のおぼろ月 朝ざむを桃により来しそぞろ路 そぞろ逢ふ人みな美しき 忍びつつ人と添ひ来し傘の一里 香は連翹の黄と迷ふ雨 黒髪のながきが故の恨にて 世をばせめにし吾ならなくに 草花にほそうそそぎし涙さへ 君が小袖に堪へざらましを 浦づたひ讃へむすべを又知らず ただ赤人の富士は真白き (田子の浦にて) 確かに、なんか聞いたような感じかも。 でも、暗唱するなら、やっぱり五七調のものがいいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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