シニョンカバー、2個目を作りました。
雨が降らないせいで、日差しは強いけれど爽やかな日が続いていますね。洗濯物がよく乾きます。さて、この間のシニョンカバー(髪の毛のお団子にかぶせる飾り)がなかなか快適だったので、もう一個作ってみました。 今回は、リボンではなくて、周りに黒のレースを縫い付けています。 裏返すとこんな感じ。ゴムで結んだ上にクリップで留めて、ぐるぐるっと巻いた髪の毛を袋状になったところに押し込んで終わり。実はこれ、捨てるかどうか迷っていた服の袖でできています。 この服は、首が詰まっていて、もう少し大きくしたほうが楽だなぁ・・・と思って、ずっと放置していたもの。これで、もう片方の袖を切り、首を大きくあけてベストかタンクトップにして着ることになりそうです。黒のレースも、娘が捨てると言った服の飾りのレースがもったいなくて、そこだけ外して保管していたもの。利用できてよかった。さて、昨日の写真を撮った時に使った実体顕微鏡を紹介します。 これです。倍率は20倍。よく見えるし、両手が自由に使えるのでいろんなことに利用できますよ。 こんな感じ。試しに、 アマゾンで売っていました。定価が54,000円なんですね。 私は楽天で2005年の7月24日に買っていました。37,000円でしたよ。これは、携帯型と書いてあるように、野外観察用の顕微鏡なんです。「ウォーターレジスタント仕様」と書いてあるのは、防水ではないけれど、少々の水なら大丈夫という意味。雨が降ってきて少し濡れたくらいでは壊れませんということなんでしょうね。実は、もう一つ双眼実体顕微鏡を持っておりまして、 下からもライトで照らすことができるので、透ける素材などは面白いです。下の対物レンズをくるっと回すことで、20倍と40倍に切り替えることができます。試しに、さっきの布を40倍で見ると、こんな。 一本一本の繊維の向きまでしっかり見えます。ちなみに、写したのはこれです。 マウスをもっている右手の手首の下に敷いて使っているものですよ。ちょっと見たいだけの時には、これもいいです。 小さいレンズですが、15倍なので、指に刺さったとげなんか、よく見えます。 一か所しか見なくて良いなら、これで十分ですね。アマゾンで2160円で売っていますので、お手軽だと思います。私はルーペも大好きなので、いろんなタイプを買っては試してみました。 ネックルーペと言って、首から下げて胸のところに立てて使うもの 頭にかぶるルーペもあります。 レンズを二枚つけると、相当拡大できます。(その分重くなります)櫛に木彫りをする時などにはこれがいいね。 何か飛んできそうな工作の時には、この眼鏡型のルーペが良いようです。あ、こんなのもあったんだった。 さっきの布を見てみると、けっこう大きく見えます。今は別のに使っているけど、本当は、首のところにLEDライトがつけられるようになっています。 このでっかい三個のレンズも、ちゃんと仕分けして入れられるように入れ物を作り、入れています。 なんでこんなにルーペがいっぱいあるかというと、例えば、こんなクロスステッチの図案を正確に読み取るためです。 編み物だったら、手元はほとんど見なくても編めるのですが、図案のほうはきちんと見なくては。私はまだ老眼鏡なしでも文庫本や新聞の文字がちゃんと見えます。だけど、こんな図案を見ているとさすがに目が疲れてくるので、ルーペを使うのです。 横に3目進んで、斜め右下に行って、2目。そして、また斜め右下に行って3目とか、実に細かいし予想がつかないの。印をつけるとますます見にくくなりそう。一つの小さな四角が、刺繍糸のバツ印一個分なんですよ。そして、バツのどちらが上に来るかを全部揃えないと美しくないの。ということは、斜めに四個進んでおいて、逆の斜めを差しながら戻る、というようなことを、その後の色の出方で最短距離を考えて進まないといけません。非常に頭脳を使います。それから、 こういう、小さな細工にもルーペや実体顕微鏡はとっても役に立ちます。この落款の中で、右から二番目の印には、縦横6mmの四角の中に「由美」の二文字を入れたので、なかなか大変でした。ハガキや小さな作品用です。というわけで、ルーペの紹介の日記になってしまいましたね。nikさんからお尋ねがあったので、デジカメを顕微鏡に乗せて写真を撮っているところの写真をのせます。右手に持った別のカメラで撮っているので変ですが、雰囲気がわかればいいかな? これが、私の普段用のコンパクトデジカメです。お花の写真なんかは一眼レフですが、机の上にのっているものとか、旅行先なんかは、たいていこれで撮ります。で、電源を入れると、この写真のようにレンズがにょにょっと飛び出てくるので、これを突っ込むの。 わかるでしょうか。これはわかりやすいように反対向きにおいていますが、本当は普通に自分が見やすい向きに顕微鏡を置いています。そして、ぴったりピントが合ったら、このようにデジカメをのせます。半押しすると、モニターにピントが合っているかどうか表示されるので、それを確認してシャッターを押す。それだけです。今までブログに乗せていた顕微鏡の写真は、すべてこのやり方で撮りました。特別な機材は全くいりません。ちゃんと写ります。ただし、デジカメの飛び出すレンズが太いと、顕微鏡のゴムの中に入らないので、ピントが合いません。今までもっていたカメラのうち、どれだったかなぁ、一つだけ入らなかった・・・