晴れ着
毎年、初詣に出かけるお楽しみの一つに晴れ着姿の女性を見つけることです。年々その数が減ってしまって寂しい限りです。日本が世界に誇る伝統美の着物着るのが面倒臭い、支度に時間がかかる、着物やそれに付随した小物などの金額が高い着付け料や髪の毛のセット代がかかる、着終わった後の後始末が面倒 などなどそんな理由で明治以降着物を着る人たちが減ってしまい、今では成人式にレンタルで着物を借りて記念写真に納まるか日舞、茶道、華道、香道など日本文化に携わっている人たちが着るためのものになってしまったような感じがします。普段着で着ることが出来たらいいのにと何時も思います。私も着物着付け師の免許を持っていながら殆ど着ることはありません。たまにななふしが着たいと言った時だけ着つけるくらいになりました。お正月のニュースなどで晴れ着姿の女性が映し出されると今年の流行はこんな柄なんだと楽しんで見ます。日本国民の代表の先生かたも羽織袴で新年のあいさつをして欲しいですね。世界文化遺産「富士山」世界農業遺産に認定された「静岡の茶草場農法」無形文化遺産に「日本食」が登録されたのですから日本の民族衣装ももっと宣伝して欲しいものです。