Dive'n Dine

今日のはサルタナレーズン＆ドライクランベリーと
こちらも自家製の甘夏ピールのカンパーニュ☆

いつものよりすごーくリーンな配合です。
そして、ライ麦の割合大幅UP（！）

焼きあがりは後の画像のものと比べてもわかるんですが、
やはりふくらみは少し小さくなりました。

ライ麦のタンパク質はグルテンを形成しないため、
配合率が多くなるとパンのふくらみは弱くなるとのことです。
そしてライ麦の割合が多いとべたついた焼き上がりになるので
サワー種を作ってから焼いたりするそうです。

・・・というような事をパンの本などで読んで
「ライ麦を扱うのは私の腕前ではまだまだだワ」
なんて思ってたので今まで極力使用しなかったんです。
失敗が怖かったのと、ライサワー種が面倒くさそうなのと、
「リーン＝硬くて重いパン」はヤだなーという思いもあったんです。

ですがパンを作りつづけるうち、
シンプルでリーンなパンがだんだん好きになっていくんですよね、不思議と。
そうなるとライ麦パンははずせないワケなんですなコレが。

で、私的には未知への挑戦だった今日のパンですが
冷めるのもそこそこに早速試食してみました・・・

う、うま～い　そうそうこれよこれ！
私が焼きたかったのはこーゆーのなのよ

ライ麦の香ばしい香りで口の中が満たされます。
焼きたてはクラストはかりっ、としてクラムはほわっと柔らかい♪
クランベリーの酸味とレーズン、甘夏ピールの甘味も完璧です☆

それと昨日取った塩も入れましたが、塩なんて2％しか入ってないので
いつものとどう違うのかなんて事はよくわかりませんｗｗ

パンを片手に夕日に向かい、
「道はまだまだ長いけども何か最初の到達点にたどり着いた」のかもしれない、
という思いがすがすがしさと共に胸にこみあげてくるのでありましたー・・・。

で、ついでに一昨日のパン。これも自家製甘夏ピール＆カレンツ入り。


上のと比べてみると違いが歴然。
これもすごくおいしいんだけどね。
例えるなら「育ちのいい優等生」な子、かな？