カテゴリ:メイの検査通院記録
今、メイちゃんは昏々と寝ています。
痛みどめはそろそろ切れたはずなんですが… 昨日退院直後は呼吸もまだ変で、食べたい気持ちはあって匂いを嗅ぐものの 痛みとまだ麻痺があるのか 変な口のつけ方でちっとも食べられない。 水を飲みたくて何度も… 顎を水につけててびしょびしょですが上手に飲めず。 暗いところ暗いところへと逃げ込んで 気道を確保する態勢で 私からは逃げまくりでした。 でも深夜から 私のそばで(ソファベッド)頭をつけて休むようになり 朝は頭と顔でごちんごちんしてくれて グルーミングもして ほっと一安心です。 22日 10時 入院のため病院へ 犬の患畜さんが多くて結局11時に過ぎに引き渡し。 (なんとなく嫌ですね~ 同意書のサインは。気分が、です。) 体重3.4キロ 絶食絶水は完璧。 メイの腋の下に脂肪腫があり、麻酔を使う今回一緒に取ることも可能なのだけど 麻酔時間の短縮とGW突入での人間の都合もあって、今回は切除せず。 22日 2時半 手術終了 覚醒中との連絡 22日 6時半 先生の説明とお迎え メイちゃん まだ血混じりの涎をながしているものの、術後としては良好との説明。 歯茎は大きく腫れているが、だんだんに晴れは引いていく。 他に歯根は確認できず、残りは犬歯1本切歯3本のみ。奥歯はうちに来た当初から無い。 見せられたのは 上記写真の左の残根。右の犬歯とセットになります。 大きい~~ 太い そして わぁキレイ、 と思った飼い主です。 見えてない部分の方が意外と大きいとは聞いてはいましたがこれほどとは。 そして 写真ではうまく見えませんが 破断面がじゃきじゃき さぞ大きな衝撃だったろうと思います・涙 歯茎からはほんの先がかすかに見えていただけでした。 一気に抜く のではなくて歯根の周りを広げて外す、取り出すというイメージの処置です。 術後も痛いわけです。 偶然 折ったその日に発見することができたので素早い処置ができましたが これが時間が経過してしまって歯肉が塞いでしまうようになると、もっと手術は大事になるんだそうで アンラッキーな事故でしたが、ラッキーな面もありました。 甘がみもしないメイでは、気がつくのも遅れてたかもしれません。ぞぞぞぞ~っ。 ドミトールと同時に鎮痛に使用した組み合わせは ブトルファノール(商品名ベトルファールなど) 猫に鎮痛剤はとても難しいのです。先代猫mooちゃんの時に痛い目に会いました。 いのちの危険もあるので楽観はまったくできません。 麻薬系ではない「ブトルファノールでの鎮痛は軽微で、役に立たない」 というような獣医師の記述も見かけましたが、とりあえずこれは大丈夫と分かったのは収穫です。 主治医はよほど大きな抜歯痕でもないかぎり、縫合しない派だそうで 縫うことで気にしてストレスになるよりも 歯科用抗生剤を歯根痕にしっかり注入するだけで十分と。 この歯科用抗生剤もmooちゃんの時もお世話になった記憶がよみがえりました。 よく効いたのを覚えていましたので、十分に納得できました。 たぶん(変えてなければ)ペリオクリン歯科用軟膏サンスター。 高齢猫の処置できない歯痛みと歯肉の腫れにシリンジ丸ごと常備薬としてた想い出の薬。 暗闇で静脈点滴あとの止血テープを巻いたまま フミフミしてるメイちゃんにちょっとホロっと。 昨夜の添い寝といい だんだん老猫介護モードのスイッチが入ってきてしまいました。 術前検査で行った ●血液検査の結果は昨年7月のものよりも 少し良い数値のものもあり、合格! ●レントゲン写真からは 驚愕の事実がっ。 腰椎欠損症 でした。 あるはずの骨が一つありません! 先生 三回 写真をみながら ゆっくり数えて下さいました。 1 2 3 4 5 6 通常7つあるところメイの腰椎は6つでした。 三度目は納得したので途中で遮ったほど(笑) 霧が晴れるように はは~んなるほどと思い当たる節がありましたから 判明して良かった。 メイはうちに来た当時から ジャンプ系の遊びはほとんどしません。 高いところに登るのも好きではなくて、必要に迫ればもちろんジャンプもするけれど どうみても運動神経がよさげには見えない。 そして体長が短い(笑) 骨一個分 足りないわけですからね、短くてあたりまえでした。 現在の生活に支障はないので大丈夫でしょうとのこと。 ただ やはり太らせてはいけない(いまさら太らないのですが)。 7年来 適正体重の維持を強く指導されて来てたのは 理にかなってたと言えます。 内臓が狭いところに押し込められてるから? 便秘傾向の猫が多いので注意するように。 またネットで調べてみると 突然、麻痺が来たりする猫さんも居るようで以後よく観察するようにしなくては。 腰椎欠損症は猫にはけっこう見つかるようです。 でも必要だからあるべき物なわけで 足りないのは問題有りでしょう。 仔猫で運動が苦手なような子もこれを疑って良いのかもしれません。 知らずに肥満している猫には負担がかかっているかもしれません。 尾の短い猫に欠損が多い傾向があるようなので 心当たりがあったらご注意。 レントゲンを撮ったのは 心臓と呼吸器をチェックするため。 ●心臓・肺はとてもきれい。 ●気管は… ちょっと気になる所見はあるものの断定できるほどの問題ではない。 ●腎臓は 大きい。 「委縮ではなくて大きいのですか?」驚きの飼い主。 委縮するのは腎機能の末期で、その前にいったん大きくなることも多いそう。 毎年 血液検査はしていて腎機能のチェックはしているから、早期発見を目指す。 年をとれば腎不全とはどうしたって向かいあわねばならないので、びびらない。 メイの呼吸問題については、まずはお口が落ち着いてからということで、、、。 飼い主的には、CTまで撮りに行くのは難しい かな。 歯を折ってから 普段行きもしないところへ引き籠って こんな目を。 何いじけてるの~と笑ってました。 気がついてあげなかった大馬鹿飼い主の戒めのためにアップ。 たくさんの方にご心配頂きありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[メイの検査通院記録] カテゴリの最新記事
|
|