はてな?
正味現在価値法というのは、ご存知ですか?なんだそりゃ!!とお怒りになられる方のほうが多いことでしょう。それもそのはず、金融機関やコンサルタントが貸出審査をやる時に使用する方法で、今日の10,000円の価値は5年後の10,000円と比較して高いか安いかを判断するものなのです。だけど、実際の現場では、あまり使用いたしません。毎年毎年、収入も経費も変動していくため、予想貸借対照表、予想損益計算書、予想製造原価報告書、予想キャッシュフロー計算書を各年毎に作成するほうが、実際とのブレがあまり少なくてすみますし、クライアントに説明する際、変な混乱を避ける意味でも現在価値法は使いません。経営学部、商学部、経済学部の学者の方々並びに評論家コンサルタントの方々ごめんなさい。