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カテゴリ:楽しい読書
事故で夫を失ったサヤ。
彼女が移り住んだ佐々良の街で起こる小さな事件。 そのたびに亡き夫が他人の姿を借りて助けに現れる。 ゴーストの夫とサヤの永遠の別れを迎えるまでの愛しく切ない日々を描いた連作短編集。 加納さんの本は優しい。 嵐の山荘に取り残されることも、連続殺人が起きることもなく、ただ日々の小さな謎が提示される。 そして、彼女の描く世界には本当の悪人も登場しない。 その点である意味、他のミステリ作品よりも現実離れしているかもしれないと思うくらいに。 最終章、胸に来ました… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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