雑読と料理と勉強と

全268件 (268件中 101-150件目)

< 1 2 3 4 5 6 >

• 

  食い気と中学受験！？

  ウチのページの常連さん（と勝手に認定）の「現役東大生ママ、まむにあさん」からのご紹介で、これまた東大生ママの海鮮問屋さん（っていうと、なんか悪代官が出てきそうで申し訳ない気分が…）からいただいた「いりこ」と昆布で出汁をとった、どっしりこくのある味噌汁をすすりながら考えたこと。思えば我が中学高校の同窓生はみな食い意地が張っている！そう、明らかに奴らは大学同窓の中学受験を体験していない公立出身の友人達より食べ物にうるさいんです。大学時代を思い返すと、中学受験経験者の大学同窓生（ズバリ言うと有名中学出身東大生）はバリバリ自炊もこなすが、地方公立出身者は食べ物にはあ～んまり興味なし、食えればいいんじゃない、なケースが多かったなぁ、と。中学高校の仲間は化学調味料を見分ける舌を持っているのがあたりまえだったのに、です。実にこれ、中学受験のキーポイントなのかもしれません。少なくとも私の周りでは、有名中学出身者＝食べ物にうるさい＝きちんとしたものを食べ慣れているという式が成り立っているのです！これはどういうことでしょう？そうです、ご家族がどれだけ食事に気を使っていたかということが、中学受験というテーマとリンクしているとしか思えないのです。中学高校時代、友人宅にお邪魔して美味しい手料理が出てこなかったという記憶はありません。○○の家では～が美味かった、という記憶はてんこ盛りなんですが。これも、それだけご家族が食事にこだわりを持っていらっしゃったということの表れでしょう。ものの本にも、摂取食品数と偏差値の明らかな相関が指摘されています（この辺後日補足しますね）塾弁が当たり前の昨今、私の受験当時とは状況は変わっていることと思いますが、基本は同じはずです。中学受験生のご家族へのメッセージ！お子さんには手作りの本物を食べさせてあげてください！------------------------------------------------------（追記）摂取食品数と偏差値の相関私の過去日記でも取り上げてました。「百ます計算」で有名な陰山先生が「奇蹟の学力土堂小メソッド」という著書の265ページから、そのものズバリ「一食あたりの食品数が多い子ほど偏差値は高い」という文章をお書きになっています。この中で、陰山先生は、東京都中の区の公立中学校で長年に渡り中学生の食生活について研究してこられた広瀬正義先生の「一食あたりの摂取食品数と学習成績および５教科学力テスト偏差値」というデータを提示していらっしゃいます。調査によれば、１回の食事で供される食品の数が3.9以下の子供は明らかに学力偏差値が平均より低く、6を越えると明らかに平均より高い。さらに食品数が12を越える子供は偏差値60以上といのこと。家庭学習、生活に関しても（1日2時間のテレビ視聴は、年間でを見ると、学校での授業時間に匹敵する等）非常に有益な情報が詰まった本だと思います。是非ご一読を。

  2005.02.15

  コメント(33)

• 「お師匠様は魔物！」　ロバート・アスプリン

  な、なんと、今年初の読書ネタ…ここのところ、本読んでなかったんだなぁと、あらためて思います。で、今年最初の一冊は「お師匠様は魔物！」昨年ハマった「銀河おさわがせ中隊シリーズ」のロバート・アスプリンによるファンタジー、「マジカルランドシリーズ」開幕です！ヽ(^o^)丿見習い魔術師のぼく。魔物を召喚中に殺し屋に襲われ、なんと師匠が殺し屋と刺し違えて死んでしまった！この非常時に出現した魔物、実は異次元の魔法使いで、師匠とは旧知の仲らしい。しかも殺し屋の雇い主に心当たりがあるという。ぼくは魔術の腕を磨いて師匠の仇を討つために、この魔物に弟子入りすることになったが…「銀河おさわがせ」シリーズよりも、あついハートの部分はちょっと控えめ、それでもアスプリンの面白さには変わりなし！各章冒頭のエピグラムにもハムレット、ユリーズからダースベーダー、クルーゾー警部まで、古今東西ハイカルチャーとサブカルチャーの壁を突き抜けて台詞が引用されていて、しかもこれがみんな見事なパロディになっているという手の込みよう。今年もアスプリンには楽しませてもらえそうです(^.^)

  2005.02.14

  コメント(2)

• 気分は新年！「家庭学習コーチviaネット」

  世間の３連休明け、気分は正月明けのようである。生徒達は無事進路を決めた。次は私の番だ。まずは、恥ずかしながら昨シーズンやり残したことのカタをつける。「親子で楽しむ中学受験術」のまとめ。これがまず第一か。そして新しいこと。楽天仲間のご家族の協力で、ネットでも勉強の指導ができる自信がついた。ご協力いただいたご家族に感謝の気持ちでいっぱいである。ということで正式に「家庭学習コーチviaネット」を立ち上げます！もう何年もインターネットに関わる仕事をしてきたが、今回のプロジェクトは、我ながらすごい！と思える。なにしろわかりやすい。だって、東京にいながらにして、琵琶湖近辺のお子さんと顔をあわせながら直接指導ができるんですよ！しかも、ご家庭と直接つながるので、学習指導の前後にご家族ともお話ができる。これは私も考えていなかったメリットでした。炎の中学受験コーチ世界中どこへでも、あなたのお宅に伺います！今年はこれでいかせていただきます！ヽ(^o^)丿

  2005.02.13

  コメント(16)

• 「頭がいい」ってどういうこと？

  「頭がいい」ってどういうことでしょう？時に親御さんの口から「うちの子は頭の出来が悪くって」といったお言葉を聞くことがあります。「頭」＝「脳」も臓器の一部ですから、人それぞれそのポテンシャルに差があることは、正直に言って否定できません。何も教わらなくても運動が得意な子もいれば、絵を描くことが得意な子がいるのと同じ理屈です。しかし私は、基本的に「頭の出来」の差は、「頭の使い方」で充分埋めることができるものだと思っています。「正しい頭の使い方」、これは「正しい勉強の仕方」や「発想の仕方」、「問題解決の方法」などを学ぶことで、身につけることができます。そして、何かを身につけるには、年齢が若い方が楽なのは皆さんご存知の通り。中学受験を通して、「正しい頭の使い方」のできる「頭のいい」子供たちが増えていってくれれば良いなと思うのです。

  2005.02.11

  コメント(11)

• 生徒の合否結果を並べてみると…

  なんと、1週間ぶりの日記になります。思い返せば、公私共に怒涛のように時間が流れていった1週間でした…と、前置きはさておき、ほぼ出揃った受験結果を眺めながら考えました。やはり、今年も結果的に大きく影響したのは生徒と親御さんとの関係だったなと。生徒と親御さんの距離、それが遠すぎることはもちろん、近すぎることも志望校合格に影響がでるのです。確かに言えることは１つ。生まれつき勉強のできるお子さんもいますが、それ以上に、周囲の大人との関係の中で「受かる力」を身につけていく子が多いということです。今年も最後の決め手は「学力」＋「親力」でした。

  2005.02.09

  コメント(9)

• 咲き誇る桜たち

  今日、これまで１つも桜が咲いていなかった最後の生徒に「サクラサク」の報が！！ヽ(^o^)丿もちろん、一番望んでいた桜が咲いた子もいれば、別の桜が咲いた子もいることは事実です。でもね、それぞれに咲いた桜は、みんな一人一人の勲章なんだよ。時間をかけて、大事に育てていこうね。というわけで、世間ではまだまだ続く中学受験ですが、私としてはこれでまずは一区切りといった気分です。と、いっても塾講師には来年も中学受験が続くわけで…(^_^;)

  2005.02.02

  コメント(3)

• 始まりの日

  ついに明日、２月１日がやってくる。自分がもっと優れた先生であれば、もっともっと伝えられることがあったかもしれない。それでも、今の自分にできる限りのことは伝えたつもりだ。亀戸の天神様にも最後のお願いに行った。後は君達を信じるのみだ。ベストを尽くして欲しい。これからの生きる糧となる経験をその手でつかんできて欲しい。それがどんなものであれ、目の前の新しい世界への一歩をしっかりと踏み出して欲しい。もう私には祈ることしかできない。さぁ、自分の道を切り開いておいで。君達には未来を造る力があるんだ。

  2005.01.31

  コメント(3)

• 区切りの週末に思う

  首都圏中学入試の本丸とも言うべき2月1日が近い。すでに合格を手にした者にも、あるいは未だその報を手にすることが叶っていないものにも、その日はやってくる。そしてこの時期になると毎年思うのだ。みんなに合格を手にして欲しい。もちろんそんなことは夢物語であるということは百も承知である。だからこそ思うのだ。悔いのない受験をしてもらいたい。どんなものでもいい。受験という体験を通して、なにか１つでも大切なものを得てもらいたい。すべての受験生に人生の糧となるようななにかが届けられて欲しい。心からそう願う週末である。

  2005.01.29

  コメント(4)

• 

  キッチンカロリーの合格セット（御茶ノ水にて）

  中学入試も大詰め。本人以外ができることも少なくなってきました。この時期は、とにかく担げるものならどんな縁起でも担ぎたい気持ち。亀戸天神へのお参りなど、自分が合格を手にした頃の生活に関わることは、すべて縁起の良いものと勝手に認定しています。そして私が中高浪人大学と、常にお世話になってきた街が、御茶ノ水。そこを経由して移動する機会に恵まれたので、当然のことながら縁起担ぎシリーズを実行してきました。今回の縁起担ぎは、「懐かしのカロリーで合格セットを食す！」 です(^^♪学生と浪人の街、御茶ノ水で数十年、若かりし頃の私を含め多くの若者に愛されてきたカロリー焼きに、エビフライとヒレカツが追加されて大盛りライス込み700円台の合格セット。カロリー焼きにはスパゲティの土台が隠されているので、まさにカロリー満点の一品です。しかも店内に流れていたFM放送は、まるで私を大学受験の頃に引き戻すかのような80年代特集。ハマりすぎで恐ろしいくらい、縁起のいいことでした(^.^)

  2005.01.25

  コメント(4)

• どんな結果も第一志望への力に

  バーンアウト対策、大丈夫ですか？第一志望校受験の前に出てきた結果。それがどんなものであれ、さらに第一志望に向けて気力を充実させることに利用していきましょう！まず、すでに合格を勝ち取っている場合。その勢いを駆って、ぐいぐい気力を引き出していくことができますね。まずは「この勢いで、第一志望突破だ！」の一言。そして、懸念のバーンアウトが起きていそうな時は、「第一志望に通らなかった時に、行く学校は決まっちゃったんだよ」という程度の脅し（？）も適度なプレッシャーになることでしょう。そしてまだ良い結果に恵まれていない場合。当然こちらの方がケアが大切ですね。特に、いわゆる偏差値（私はこの考え方自体が好きではないのですが…）的に第一志望より低い学校で良い結果が出なかったとき、精神的なダメージは、親御さんともども大きいものになっていることでしょう。しかし、ここで親御さんが弱気になってはいけません。歯を食いしばってでも、強気な姿勢を見せてあげてください。親御さんが弱気になれば、それはお子さんの自信をさらに奪っていくことにつながります。基本的な姿勢は、内心はどうあれ「あなたを入れない学校なんて、行く価値がない！」と、まず、学校側を悪役にすること。結果が望んでいたものでなかったことは、お子さんのせいではないと強く主張してください。そのためにも、受験に向けて様々な経験をつんできたお子さんを、心から信じる気持ちを持ちましょう。そして、それはそれとして、問題を解く際の注意事項がきちんと守れていたかをチェックすることも必要ですね。その時に便利な言葉が「相性」です。「どの辺の相性が悪かったんだろう？」というスタンスで、問題分析、および、「解ける問題から解く」という鉄則が実行できていたかどうかをチェックしてください。実際に、「第一志望の学校にしか合格しない」という例も稀ではありません。どんな結果が出ているにしろ、それを第一志望への力に変えていくこと。その鍵を握るのは、親御さんが本人を後押しする力なのです。

  2005.01.23

  コメント(4)

• ラストスパートの大敵「バーンアウト」

  首都圏の入試のメインである2月1日まで、残り10日。すでに1月校の入試を済ませた方も多いでしょう。そして当然その結果も…良い結果を得たお子さんは、その勢いを殺さないように。そして、そうでなかったお子さんは「あなたを入れないなんて、そんな学校は行く必要なかってこと。縁のある学校がちゃんと待っていてくれるから大丈夫」あるいは「あんなに頑張ったのに残念でしかたない…でもね、あなたがどれだけ頑張ったかは私が知っている。だから次は大丈夫」等々、お子さんの性格に合った言葉で、気持ちを新たにしていただきたいです。そして、両者ともに気をつけていただきたいのが「バーンアウト」、いわゆる「燃え尽き症候群」です。結果はどうあれ、「1つの試験が終わった」ことは事実。ここで、「ふっ…」とそれまでの精神的ハリが切れてしまうことがあるのです。「バーンアウト」の兆候（集中力がなくなった等）が見られた場合は、活を入れることも必要になります。プレッシャーをかけずに活を入れる。「いよいよ本命だね！」まずはこの一言でしょう。あくまでも目標は第一志望校。このことをきちんと確認することで、再び「想い」に火をつけましょう。ただし、プレッシャーをかける形でバーンアウトから引き戻そうとすると、逆効果になる恐れがあります。この点だけはご注意ください。さぁ、本当に残り時間がわずかになってきました。「入学にかける想い」を新たに、ベストを尽くしましょう！

  2005.01.22

  コメント(2)

• 合格イメージを強化する言葉

  人間、気合と食べ物で体調はどうにでもなる！というわけで、わずか一日にして完全復活したヨダです。生徒に風邪をうつしてはシャレにならないので(^^♪さて、今日は直前期を乗り切るためにも必要な「自己に対する意識」について考えてみたいと思います。「最後には思いの強い子が勝つ」よく言われている言葉でもあり、もちろん私自身も繰り返している言葉でもあります。ところでこの言葉、もっと正確に言うと「最後には『自分が受かる』という思いの強い子が勝つ」ということになりますよね。重要なのは「自分が～」という部分、なのにそれが省略されていても違和感を持たない。ということは、逆にこの「自分が～」を強く意識すれば、思いの力も高まるということになるでしょう。日本の控えめ文化の基盤となる「日本語」では、主語が省略されることが多いことはご存知の通りです。敬語など、述語だけで主語を推測することが可能な言い回しが発達したのもそのせいかもしれません。一方、一般的に自己主張が上手いと言われている英語圏の人々の場合、論理の基盤となる「英語」では、常に「主語」そして「肯定・否定・疑問」といった要素が文のはじめに登場します。逆に言うと、英語では「主語」「肯定・否定・疑問」が自分の中で明らかになっていなければ言葉自体を発することができないと。このあたりにも、「自己主張」の日々の訓練があるのでは、と思うのです。同じ理屈で、日本語でも、常に「主語」、中でも「私」という一人称を意識して使えば、「自己に対する認識」を育てる鍵の１つとなりうるのではないでしょうか。「直前ハンドブック」にも書いた、魔法の言葉。「僕は」「私は」と、「自分」という「主語」を強く意識して唱えることで、さらに合格のイメージを強めることができるでしょう。

  2005.01.19

  コメント(6)

• この時期に体調を崩して寝込むなんて…

  私としたことが、この時期に体調を崩してしまった。と、いうよりも、授業がない今日、を狙って一気に無理が吹き出たのか？という感じなのか。すでに各生徒用の最終課題は調整してある。今日は電話で進捗状況を聞いてアドバイスをすることにしよう…体調不良を悟られてはならないと心に誓うのでした。

  2005.01.18

  コメント(10)

• プロとアマチュア～私にとってのブログの意味

  今日はかなり辛口です。現実とはなかなか相容れない部分があるかもしれませんがお許しください。昨今の塾事情、業界の内側にいる私にとっても異常と感じる部分がたくさんあります。まず第一に私が最も疑問視しているのは、家庭で夕食を取れない時間帯に授業を設定している場合があること。これはひとえに塾側の論理です。授業の開始時間を早めると、通塾圏が狭まる＝生徒が集めにくくなるからでしょう。また、長時間子どもを拘束すれば、それだけ授業料（学童保育料？）を集めることができるという側面もあるかもしれません。第二に、あまりにも多くの課題を子どもに課していること。これも同じく塾側の論理ですね。「自分で勉強する力をつける」よりも「課題を押し付ける」方がはるかにたやすいのです。しかし、それは本当のプロの仕事ではないと私は考えます。私は声を大にして言いたい。子どもが伸びる基本は「家族との食事と対話」だと。夕食が家で摂れないなら、心のこもったお弁当を持たせていただきたい。塾の無い日は、家族で温かい食卓を囲んでいただきたい。私自身の場合をお話しましょう。私は当時珍しかった、共稼ぎの家庭で育ちました。夕方塾へ向かう前に軽くおやつをつまみ、帰宅した後、仕事を終えた母が夕食を整える頃には、時計が10時をまわることもありました。それでも、家族で食卓を囲むことは楽しかった。学校や塾であったこと、いましている勉強や習い事の話。そうした会話の中で、家族に応援されている実感を感じながら受験に臨むことができました。そして、今、私はブログという形で中学受験に関するあれやこれやを書き綴っています。それはなぜか？アマチュアの塾講師にご家族が振り回されて欲しくないからです。不遜を承知で言わせていただければ、一教科しか教えることができず、自分自身が中学受験の経験を持っていない講師は基本的に中学受験に関してはアマチュアです。大学受験では、特定教科のスペシャリストの講師が有効でしょう。それは、生徒の側に、自分が必要な事柄を取捨選択する力があるからです。しかし、中学受験の実際のプレーヤーであるお子さんはまだまだ小学生。そこでは、家族ぐるみで、マラソンかつ総合格闘技である受験を乗り切る体制が必要とされるのは言うまでもありません。では、中学受験のプロはどこにいるのか。それは、今、現実に受験に向けて試行錯誤されているご家族だと私は考えます。アマチュアの塾講師にとって、中学受験は毎年繰り返される恒例行事です。しかし、お子さんにとって、中学受験は一生に一度しかない大勝負。受験の真っ只中にいるご家族は、アマチュアの塾講師よりも、はるかに受験にかける思いが強いとの誇りを持ってください。アマチュアの塾講師に対して、「おかしい」と思ったことは、納得いくまで食い下がっていただきたい。納得のいかない部分は自信を持って切り捨てていただきたい。そして、そのためにも、真のプロフェッショナルとなるために必要なことを積極的に実践していただきたい。中学受験のプロとしての誇りを持ち、同じく中学受験のプロフェッショナルを目指す必要に迫られているご家族のお手伝いをすること。それが私のブログの目的の１つなのだと思っています。追記：本文の主旨は、多くの一所懸命な塾講師の方々を貶めることではありません。念のため。

  2005.01.16

  コメント(18)

• 奇蹟は自分の力で起こすもの

  受験準備のスタートを切るのが遅れていた子に念願の合格通知がとどいたとの知らせが！ヽ(^o^)丿ご報告にいらっしゃったご家族の前で、つい落涙してしまいました。どうも歳をとると涙腺が弱くなって…お父様が私と同い年(^_^;)だったり、いろいろとご縁の深いご家族でしたし、なにより「先生に言われたこと、ちゃんとやったら受かったんだよ！」の一言が嬉しくて。正直、私自身は心のどこかで無理だろうな…と思っていました。でも、結局は本人の気迫が合格を掴み取ったのです。努力、頑張りといった言葉は嫌いな私ですが、気合という言葉はとても重要だと思っています。「受かりたい！」という強い思い。それが奇蹟を生むのです。最後まであきらめず、「どうしても夢をかなえたい！」という気持ちの強さを持ち続けること。また今日も、大切なことを生徒に教えてもらいました。ありがとね。追記：後で聞いたところ、親御さんはともかく本人も合格通知には驚いていたそうです。本人さえ気がつかない力が発揮されることってあるんですよね(^^♪何はともあれ、うん、良かった。

  2005.01.15

  コメント(8)

• 

  できることは何でもする！というわけで神頼み…

  今日も行ってまいりました亀戸天神。もちろん、奉納してきましたです、絵馬を。 おそらくセンター試験に向けてのお参りであろう高校生、「あの人きっと塾かなんかの先生だよね」っていう人物観察内緒話はもう少し離れて小さい声でしないさい！、というツッコミは見事正解なのでしないでおきました。絵馬を次々と真剣な顔で書き続けてるおじさん、確かに不気味だったのでしょう…～追記～ちなみにひいたおみくじは「中吉」。学問「目標を定めれば吉」とのこと。よっし！志望校を自分で掴み取ってこいってことですよねヽ(^o^)丿当然来週もまた絵馬の奉納に行ってきます！！私にできることはそんなことくらいですから。と、ハイテンションな私は今日はここまで。～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～実は今日、とても悲しいことがありました。同居していたフェレットが天に帰ってしまったんです。とっても気立てのいい子でした。いろんなことを教えてもらいました。ありがとうね。きっとこれからも空の上から、私と私の大切な人たちのことを見守ってくれるんだろうと思います…

  2005.01.14

  コメント(6)

• 入試前日の夕食は「プレ祝勝会！」

  ども、根っから食い意地のはっているヨダです。さて、入試前日の夕食、お宅ではどんなメニューのご予定ですか？消化の良いものを、食中毒の危険を考えて生ものは避ける、などなど、いろいろとオススメパターンはありますが、「ヨダ式」の場合、ちょっと違うかもです。ズバリ、「プレ祝勝会！」これです。お子さんの好きな食べ物で食卓を彩ってください。もちろんお寿司などの生ものでもオッケー。この時期そう簡単に食べ物にあたったりしません。あたったらあたったで、「あら縁起がいい、大当たり」とこれもポジティブ要因にしてしまえばいいだけのこと。で、「今日の夕食は、これまで頑張ってきて、明日実力を発揮し、合格する、あなたのためのプレ祝勝会です！」と宣言しちゃいましょう。緊張で食欲がなくなっちゃっていても、好物なら手が出るでしょう。「祝勝会」を先にやっちゃえば、受かった時の嬉しいイメージもわくでしょう。前日の家族で囲む楽しい食卓が、当日の実力を発揮する後押しになるのだと私は考えます。

  2005.01.13

  コメント(7)

• 「受験直前ハンドブック」についてのお願い

  先日公開させていただいた「受験直前ハンドブック」を読んでいただいた皆さん、誠にありがとうございます。せっかく書いたもの、読んでいただいてナンボですから(^^♪さて、実は「直前ハンドブック」を読んでいただいた方へのお願いがあります。ご感想など、できれば私の日記にコメントいただけませんでしょうか。たくさんの温かいご感想を頂戴しておりますが、それを私自身が日記で紹介させていただくのもなんだかなぁ、と思いますので。ご忌憚のない生のご意見を頂戴できれば、「書いたものを読んでいただいて、さらに良いものにしていく」という私の原点の願いもかなうかなと期待する次第です。皆さま、お手数ですが、なにとぞよろしくお願いしますm(__)m

  2005.01.12

  コメント(4)

• 直前期の学習～受かるための復習と暗記

  最近すっかり本の話題から離れているこの日記、しばらくは受験モード全開で突っ走ることになるかと(^_^;)だって私としたことがまるで本が読めてないんですもの…という嘆きはさておき、「受験直前ハンドブック」改訂に向けて日々作業中の私ですが、予告どおり、改訂作業中にも順次その内容は日記にアップしていきます。というわけで、今日のテーマは「直前期の学習～受かるための復習と暗記」です。この日記でも念仏のように「復習復習」と唱えてきた私ですが、当然直前期でも「重要なのは復習」というポリシーは変わりません。というよりも、直前期であるからこそ「復習」が大事なのです。そして、「直前期の復習」にはある意味邪道なウラ技があります。それは「問題を解かないこと」。では、問題を解かずにどう復習するのか？その鍵は「暗記」にあります。目の前のこれまで使ってきたテキストや問題集。その中から、まず復習に使う問題を選び出します。ざっと目を通して、瞬間的に解き方や考え方が浮かばず、「あれ？」と思ったものをピックアップすれば準備は完了です。それでは、問題と解説を合わせて読んで内容を「丸暗記」してしまいましょう。もちろん完全に覚えようとすれば時間がかかります。そこで、「あぁ、なるほどね」と納得したところでまずは「暗記できた」ことにします。そして翌日、同じ問題に目を通してください。その時点で、なんとなく「あぁ、こうやって解くんだったな」と頭に浮かべば、その問題はいったんクリアしたことにしましょう。このとき、問題番号に○をつけると、クリアした実感がわきますね。後は繰り返し、「なんとなく解き方が頭に浮かぶ」ようになるまでクリアできなかった問題とその解答をどんどん読んでいきます。そして、一通りピックアップした問題に○がついたら、また「同じ問題」で「問題と解答を合わせて読んで暗記する」作業を繰り返すのです。復習の際に、解けなかった問題を完全に「理解」しようとすると、どうしても時間がかかります。一方この時期最も節約しなければいけないのが「時間」であることもまた事実です。そこで、大量の問題を「丸暗記」する、あるいは「丸暗記したつもりにする」方向に時間を使うのです。「丸暗記、しかも丸暗記したつもりになるだけ」で大丈夫なの？と心配になるかもしれません。ご安心ください。過去に使ったテキストや問題集であれば、その内容は少なくとも一度は頭を通過しているはずです。それを何度も出し入れする（この場合は解答と問題を読む）ことで、定着させることができるのです。もちろん「考えること」は、非常に重要です。学ぶということの基本がそこにありますから。しかし、時期が時期です。この時期だけは、「学ぶ」ことよりも「点数を取れるようにする」ことが優先順位が高いのです。算数の問題はもちろん、理科、社会、そして国語のことわざや慣用句など、これまで出合ったものはどんどん丸暗記していきましょう。ただし、その量を何度も繰り返せる程度に調整する作業は必要です。この部分の作業は是非親御さんが協力してあげてください。

  2005.01.11

  コメント(4)

• 直前期の学習　親が「今」すべきこと～その２

  これまでの日記を読み返したところ、11月半ばの日記にこの時期、また読んでいただきたいものがありました。重要な内容なので「直前ハンドブック」の内容とあわせ、若干加筆修正して再掲します。「ハンドブック改訂版」にも反映させたいと思っています。ということで、本日のお題は「直前期の学習　親が『今』すべきこと～その２」です。直前期の学習では、新しい知識を身につけることは、二の次。それは、受験勉強には終わりがないからです。受験生の性格によっては、新しい問題、新しい知識に触れるたびに、「あぁ、まだ知らないことがこんなにある」とネガティブな感情が生まれてしまうこともあります。まず、今持っている力に磨きをかけることを心がけましょう。必要なのは、弱点を明確にし、その対策をとることです。基本は、復習。これまでに使ってきたテキストや問題集、そして過去問を完璧に仕上げていきましょう。注意していただきたいのは、この部分は、大手の学習塾が最も不得手とする部分であるということです。既にカリキュラムが一通り終了しているこの時期、生徒それぞれにとっての課題はまったく異なったものになっています。その課題を見つけ、「個別の学習プログラム」を作ることは親御さんが主導権を握って行わなければなりません。言い換えれば、この時期、学習面で親御さんがしなければならないのは、お子さんの現状を分析し、手持ちの教材を駆使して、取り組ませるべき問題を指定し、その実行を見守ることなのです。もちろん、その際には塾の先生を徹底的に活用するべきです。そのためにこれまで高い授業料を払ってきたのですから。まず、各教科担当の先生から現在の学習状況を詳しく聞きだし、「どの課題をどの順番で取り組ませるか」を明らかにします。ただし、そこで得られる情報は、基本的にはあくまで教科単位のものです。この部分が、教科によって担当する先生が異なる大手塾の最大の弱点になるのです。受験はあくまで総合格闘技。各教科単位の課題を把握した上で、各教科のバランス、課題の優先順位を考えなければいけません。そのことを念頭においた上で、全生徒に共通で与えられる塾の課題から不要なものは思い切って省き、お子さん自身の課題をメインとした「～家オリジナル直前学習プログラム」を作成してください。場合によっては、直前のみの「短期集中家庭教師」を手配することも必要でしょう。その際、第一志望校出身の先生が見つかればベストなのは言うまでもありませんね。さて、それでは最後にもう一度繰り返します。我が子だけの「直前学習プログラム」の作成は親御さんの責任です。なお、今回の再掲、加筆修正には捨て物さんのアドバイスを参考とさせていただきました。ありがとうございましたm(__)m

  2005.01.10

  コメント(0)

• 「ヨダ式受験術　受験直前ハンドブック」とりあえず配布開始！

  あれよあれよという間に2005年も10日近くが過ぎてしまいました。そして、ついに、というか、やっと、というか、まだ本当の完成版ではないのですが、まずはなんとか早く！ということで、「ヨダ式受験術　受験直前ハンドブック」（第１稿：見た目も悪いし、味も素っ気も無いけれど、そこんところは中身で勝負版）ができあがりましたヽ(^o^)丿これからも時間のある限り、文章体裁等ブラッシュアップをかけていくつもりですが、すでに私のイイタイコトの骨子はきちんと盛り込んだものになっています。興味のある方は、こちらのフォームより必要事項をご記入の上、お申し込みください。ダウンロードの仕方等を解説したメールがお手元に届きます。（ちょっと「ノートの使い方」の頃よりスキルアップしました(^^♪）例によって無料での配布です。パスワードのロックや印刷の制限などもしていません。もちろん宣伝メールを送りつけるような真似もしませんので、ご安心ください。すでに受験を終えた先輩ママの方々にも読んでいただいて、不備な点のご指摘などいただければと願っております。そして、新しい試みとして、今回は「投げ銭ウエア」という考え方を導入してみました（偉そうに言うほどのもんでもないですが…）ダウンロードしていただいた「ハンドブック」を読んでいただき、「これは役に立った！」と思われた方は、私の口座にチャリンと投げ銭をお願いします。前回のノートの使い方の際に「無料だと、今ひとつ効果（ありがたみ？）が少ない気がする」とのご感想をいただいたため、今回はこうした方式をとってみた次第です。その代わりといっては何ですが、投げ銭をいただいた方全員に代わって、私が亀戸の天神様にお名前を書いた合格祈願の絵馬を奉納してまいります。さぁ、本番も楽しんで、幸せな春を迎えましょう！！　＝＝＝＝＝＝＝＝＝追記＝＝＝＝＝＝＝＝＝先着30名様、なんてせこい事はやめました。投げ銭をいただいた方、皆さんの学業成就と合格を道真公にお願いしてまいります！！皆さんの本気に応えたいと考える次第です。

  2005.01.09

  コメント(18)

• 受験生に送る言葉～「人事を尽くして天命を待つ」

  冬期講習も一段落。これから本番に向けての最後の調整が始まる。講習会中にも、だんだんと生徒の眼が変わってきた。焦りが出ている子もいる。さて、この時期の授業の最後に必ず生徒に伝える言葉がある。「人事を尽くして天命を待つ」大事なのは自分の力をすべて出し尽くすこと。それができれば、結果がどうあれ、未来は良いほうに向かう。逆に、全力を尽くさないものには、天命も下らない。本番まであと少し。ご家族一丸となって人事を尽くしてもらいたい、と心から願わずにはいられない。

  2005.01.08

  コメント(10)

• 亀戸天神

  初詣は実家のそばの亀戸天神へと決めている。天神様といえば、学問の神様、菅原道真公。そして亀戸の天神様は何を隠そう（隠しても意味ないが）私が、中学受験、大学受験とお世話になった天神様なんである。私が合格できたのも亀戸の天神様のおかげだと思っている。なにしろ初詣に湯島まで出向いた年は浪人しているくらいなのだ。ということで、今年もご利益のある亀戸の天神様に、頑張るみんなの合格を祈願してまいりました。良い春が訪れますように…

  2005.01.03

  コメント(12)

• 明けました2005年

  みなさん、明けましておめでとうございます。おかげさまで健康に新年を迎えることができました。今年もいろいろ頑張ります、ってなんだそれ？(^^♪世界中の人々にとって2005年が良い年になりますように！！こんな私ですが、今年もよろしくお願いします。

  2005.01.01

  コメント(10)

• 感謝感謝の一年でした

  振り返ってみると、ほんの気まぐれではじめたこの日記で、たくさんの素敵な方とめぐり合えた一年でした。今年の一番大きな幸せです。仕事の軸足を塾講師に戻し、充実した日々を過ごせたのも、この日記を読んでくださっている皆さんのおかげだと思っています。みなさんありがとうございました。良いお年をお迎えください。そして受験生とそのご家庭の皆さん。一緒に素敵な春を迎えましょうね(^^♪来年もよろしくお願いします。

  2004.12.31

  コメント(7)

• 受験生の年末年始

  昨日めでたく冬期講習会前半戦が終了。そして年末年始を家で過ごす生徒たちに一言。「年末年始、生活習慣を崩さないようにね。最後の追い込みはこの年末年始の過ごし方で決まるんだよ。」宿題はあえてほとんど出しませんでした。そのかわり「冬期講習後半の自分のテーマを考えてくること、自分のしなければいけないことを具体的に（テキストのページ数など）を週単位で書き出してくること」を課題としました。お正月は毎年やってきます。でも、中学入試は一生のうち１度きり。悔いの残らない年末年始を過ごしてもらいたいものです。

  2004.12.30

  コメント(8)

• 「バッテリーIII」　あさのあつこ

  活動停止になっていた野球部が活動を再開。部員達は野球ができる喜びを実感する。そして、校長に野球部に対する不信を拭い去るため、夏を失った三年生のために監督、キャプテンは強豪校、横手との練習試合を組もうとする。一方、巧と豪の強い絆に亀裂が？…文庫のみ、青波の視点から書かれた書下ろし短編収録！今年を振り返って、一番ハマったシリーズの文庫版第３巻。文字通り貪るように読みました。「天才」巧と「その唯一人のキャッチャー」豪はもちろん、キャプテン海音寺をはじめとする野球部員達が良い味出してます！そして、文庫のみ収録の短編「樹下の少年」、これもまた良い。巧の弟、青波君の強さに胸が熱くなります。あぁ、本を読んできて良かった。

  2004.12.29

  コメント(5)

• 「工学部・水柿助教授の日常」森博嗣

  お、久々に本の話題だ(^_^;)大好きなミステリ作家、森博嗣さんの、なんだろう、ミステリ？、エッセイ？、私小説？とにかく森先生のウィットあふれるエッセイ風味小説（と勝手にジャンル分け）は心地よい。知的でちょっとマニアックな理系研究者の日常。研究生活だけでなく、学生として通っていただけでは絶対に知ることのできないであろう、入試問題作成の過程などが、思わずにやにやしてしまう独特の語り口で綴られて、あぁほんわかと幸せ。ノックスの「探偵小説十戒」のパロディ、「プレゼント十戒」は必読！「中国人はプレゼントしてはいけない」ってなんだぁヽ(^o^)丿ちなみに幻冬社文庫版の解説は「文学部唯野教授」の筒井先生がお書きです。

  2004.12.27

  コメント(4)

• 理屈の国語：生徒の評判(^.^)

  冬期講習中、毎日生徒に授業内容と感想をまとめてもらってます。一番気になった小６国語の欄を見ると、「論説文の読み方がわかった」「勘で解いてはいけないんだと思った」等々、嬉しい感想が。正直ホッとしましたヽ(^。^)ノ調子に乗って、このまま「理詰めの国語」、叩き込むよぉ！！

  2004.12.26

  コメント(9)

• 冬期講習スタート！！

  今日から冬期講習がスタートしました。初日の私の授業のメインは「国語の勉強の仕方」の復習。隠し読み、音読、紙の辞書の活用、語句ノートの作成、テキストへの書き込みの仕方などなど。「理詰めの国語」まずまずの滑り出しかな…(^^♪明日もまた真剣勝負が続きます！よしっ、気合だ！そういえば今日はクリスマスだったらしいですね(>_

  2004.12.25

  コメント(2)

• 気合の冬期講習＆子どもには内緒にすべきこと

  世間はクリスマスイブらしい。そういえば、ピザの配達のお兄さんがサンタさんの格好をしてたなぁ。しかし、受験生にとってはそんなことは関係ない。クリスマス＝冬期講習開始日。頑張れ、受験生。そして頑張れ、日本中の盆暮れ正月と無縁の塾の先生(^_^;)さて、それはさておき、そろそろ書いておかなければいけないことが。合格発表のスケジュール、お子さんに教えてます？実はこれ、場合によってはサンタさんの秘密より内緒にしないといけないことなんです。悪い結果が出た翌日の試験で実力の発揮できるほど、中学受験生はオトナじゃないですから。最悪の事態を避けるため、実際の結果発表スケジュールとは別に、「子どもに結果を知らせるための裏スケジュール」の作成も検討しておいて下さいね。そのためにも、受験要綱は実感を高めるためにさらっと見せる程度にとどめておきましょう。そして親御さんとしては、悪い結果が出たときはそれをお子さんに悟られないようにする演技も必要になることを肝に銘じておいてくださいね。追記：裏スケジュールの話、

  2004.12.24

  コメント(4)

• 「受験直前ハンドブック」執筆中！

  気がつくともうすぐクリスマス。ということは、あっという間に今年も終わって、年明け、受験本番へと怒濤のように時が過ぎていくわけです。ということで、今まとめているのが「ヨダ式受験術～受験直前ハンドブック」です。冬期講習前に書き上げようと思ってたのですが…とりあえず近刊！もう少々お待ちを！（って誰か待ってるのか？）です。と、例によってここで宣言することで自分を追い込む私でした…

  2004.12.23

  コメント(2)

• 「沈黙者」　折原一

  一夜にして二家族が惨殺された凶悪事件。犯人と動機は？そして、同時に進行していく、決して身元を明かそうとしない窃盗犯の裁判。この男は何者なのか？そして二つの事件のつながりは？叙述の魔術師、折原一の精緻なミステリ。で、いつものように感想なんですが、うむむむむ。つまらなくは無かったです、もちろん。でも面白かったのかどうかわからない…きっとこれは読み方が悪かったのでしょう。電車の中で細切れに、ではなく、一気に読むべきでした。やはり折原さんのように、叙述テクニックで鮮やかに描かれる作品は、一気読みが基本ですね。せっかくの緻密な伏線がイマイチピンと来ないで終わってしまいましたです…反省。これは要再読ということで。

  2004.12.21

  コメント(2)

• ゲーム感覚で楽しむ40日

  1月終わりまで後40日。さぁ勝負はここからです！！まずは心得から。「もう40日しかない」「あと40日ある」この選択肢から、あなたはどちらを選びますか？当然後者ですよね。はい、それではまず深呼吸。いったんリラックスして、精神集中に備えましょう。これ、当然お子さんも使える方法ですので、まず机に向かったら、深呼吸＆精神集中の癖をつけましょうね。では、本題に入ります。受験本番までの残り時間は同じ学校を受ける受験生であれば、当然全く同じになりますよね問題はその使い方。私が常々主張しているように真の勉強量＝勉強の質×時間です。勉強の質」を上げるのは当然ですが、この「時間」が目に見える量になってきた今、「時間」そのものをなんとかして確保することも考えなければいけません。ただし、絶対に削ってはいけないものがあります。それは、睡眠時間です。睡眠時間を減らして勉強すると、「勉強してるなぁ」という気分になりますが、結局は「集中力が落ち、無駄な時間が増える」という結果になりかねません。そこでまず、毎日の最低睡眠時間を決めてください。これはお子さんがMAXの力を発揮できるように、親御さんがプロデュースすべき部分ですね。さぁ、ここからが本番です。お子さんの毎日の生活を良く思い出してみてください。塾への移動時間はもちろん、トイレの時間、食事の前後などなど５分程度の細切れの時間が山ほどあるはずです。たった５分でも、それを１日に６つ見つけられれば計１時間。例えば１つことわざを覚えるのに5分の時間が必要だとすれば、毎日6個分の時間を確保できることになるんです。この細切れ時間をいくつ勉強に使えたかを毎日チェックするというのが、言ってみれば「細切れ時間集めゲーム」。昨日より今日、今日より明日、細切れ時間をいくつ集められたかをゲームとして楽しんでください。プレーヤーはお子さん、アドバイザーは親御さん。あくまでもゲーム感覚で楽しんでくださいね。もちろん、気分転換や休憩も必要ですので、その時は必ず「～分休憩」といったように、時間を「自己申告」させてください。変な言い方ですが、「きちんと追い込まれている子」は自分で決めた休憩時間を守れるはずです。さぁ、今日はいくつの「細切れ時間」を集めることができるでしょう。そして、明日は？くれぐれも、「昨日より少ないじゃない！」っていうお叱りは禁物ですよ。それは本人が一番良くわかってます。だからこその「ゲーム」なんです。適度なプレッシャーのもとで、集中してことにあたる。これ、勉強以外でも大事ですよね。

  2004.12.20

  コメント(4)

• Let's Rock'n Roll !!

  こんな時期ですが、個人的に欠かせない年末行事に参加してきました。毎年恒例のクリスマスセッション。かれこれ結成15年になるバンド仲間との、年に2回のお楽しみ。楽器とアルコールを持ち替えている間に、あっという間に5時間が過ぎてしまいました。さすがに5時間歌い続けると、日ごろ鍛えた塾講師の喉もガラガラになってしまったとです(^^♪さぁ、後は2月まで突っ走るのみだ！

  2004.12.19

  コメント(4)

• 冬期講習に向けて/最後の受験校決定

  今日で、2学期の授業が終了となりました。来週の今日からは冬期講習。今年は比較的算数の得意な生徒が多いので、算数はヨダ方式を刷り込んだ元教え子の講師に任せ、私の担当は国語メインにシフトしました。10日で、みっちり「論理で勝つ！国語得点術」を教え込む決意です。ちなみに親御さんへの冬期講習までの宿題も提出させていただきました。それは「最後の受験校決定」。「行きたい学校」「行かせたい学校」「過去問の傾向」「偏差値にある程度幅を持った選択」以上を頭に叩き込んだ上で、ご家族の意思をひとつにまとめていただくこと。なんといってもこれがお子さんの追い込みの力の源ですから…

  2004.12.18

  コメント(6)

• くさやの干物

  もしかして、くさやって全国区の食べ物ではないかな？え～っと、百年単位で使い込まれた漬け汁に何度もつけては干しつけては干しを繰り返してできあがる、きょ～れつな香りの食べ物です。実家のハハがもらったくさやの干物をわざわざ焼いて（焼く時のにおいがすごいんです）ほぐしてタッパに詰めて持ってきてくれました。で、これを冷ご飯に乗っけて、熱いお湯と少々の醤油を垂らすと、これがもう、なんともいえない香りです（苦手な人は逃げていきますが）ハハの愛を感じたお手軽一品でした。

  2004.12.17

  コメント(5)

• 風邪の悩み

  急に寒くなったからか、電車の中でもマスクをしている人が目立つようになってきた。気をつけないと風邪をもらってしまうかも。追い込みの時期は特に体調管理が重要！！外出から戻ったら必ずうがい。加湿器も必需品。ちょっとでも「あれ？」と思ったら、無理せず身体を休めましょう。頭も身体の一部だからね。

  2004.12.16

  コメント(4)

• 「ヨダ式論説文攻略法」

  なんてのをフリーページにアップしました。ツッコミのほどよろしくお願いしますm(__)m

  2004.12.15

  コメント(0)

• 最後の天王山に向けての必勝準備

  暮れも次第に押し詰まり、プレッシャーのかかる時期がやってきました。この時期は「体調管理」「モチベーションの向上」「学習の穴埋め（復習）」を旨として指導に当たっていますが、実はもう1つ大切なものが…そうです、過去問研究です。志望校の過去問と、お子さんが過去に良かった成績を取った模試等の出題範囲、あってますか？そうでもないときは、他人の出番です。親御さんがやると大変すぎますから。塾の先生、家庭教師、総動員して分析にかかりましょう。では、なぜ過去問分析をするか？問題傾向を探ることも重要ですが、いわゆる「捨て問」を選ぶ基準を明確にすることです。所詮入試に満点は必要ないのです。どの問題から手をつけ、着実に点を積み上げていくか。大門の中でも、１番の答えを２番に利用するようなものは後回しです。１番でケアレスミスしてたら終わりですからね。さて、こんな作業をするために、追い込み専用家庭教師を雇うというのも最後の手段ではあります。ただし、この時期の家庭教師はレベルが高くなければ意味がないことを肝に銘じてください。最低限志望校出身、できれば東大の先生が良いでしょう。理由は東大生は問題分析が得意だからです。それだけで入試に通ってしまうような人間もいます（私か…）多少月謝が高くても残りはわずかです。試してみる価値はあるでしょう。ただし、日々の勉強内容を親御さんがプロデュースしての話ですからね。

  2004.12.11

  コメント(8)

• 「ウォッチャーズ」　D・R・クーンツ

  森で出遭った知性ある犬。彼は何を警戒しているのだろう？繁みの陰、暗闇の奥、そこになにか恐るべき「もの」が潜んでいるのか？彼と彼女と犬。彼らを追うもの、あるいは助ける者。それぞれに苦悩を背負ったキャラクターが、人生について誇りを持つことの大切さを伝えてくれます。訳者によると「現代アメリカ小説界を代表する『節操なく面白い』作家、D・R・クーンツ」。　確かに(^^♪私の好きな作家さんの一人ですが、今作は訳者あとがきの「いつもながらの気合みなぎる筆致、痒いところに手が届くどころか上からタワシで塩を擦り込んでくれるような執拗な書き込みは言うまでもないが、センティメントをいたく刺激するところが多く、訳者自身幸せな涙を流すことができた」という一文に深く深く共感しました。犬好きのあなた、必読ですよ。

  2004.12.09

  コメント(8)

• 不合格、されど…

  先週の帰国枠受験の結果が出てきました。残念ながら不合格となってしまった子たちも。その中の一人が言いました。「先生、ホントに悔しいっていうのがどういうのかわかった気がする。最近勉強も楽しくなってきたし、第一志望まで全力で頑張って絶対受かるからね！」うんうん。ぽ～っとしてた君がそんなことを言うようになったってことだけでも、おいら嬉しいよ。所詮中学受験なんて通過点なんだから（今はそうは言わないけど）、そうやって成長してくれるのが一番大事なんだよ。でも、やっぱり合格の喜びも教えてあげたいから、一緒に楽しくいっぱい勉強しようね。

  2004.12.08

  コメント(5)

• 「GODZILLA FINAL WARS」

  突然ですが「GODZILLA FINAL WARS」を観に行きました。生誕50周年記念、最後のゴジラ、とくれば行かないわけにはいかんでしょう、世代的に(^_^;)でもって、これが面白かったんですよ～ヽ(^。^)ノ平成に入ってからイマイチのゴジラが続く中、「これは将来良いゴジラを観るためのお布施だ！」と自分を納得させながら映画館に通っていた甲斐がありました。ゴジラだけでなく、東宝の特撮の歴史が詰め込まれた逸品。なにしろのっけからアレで、アレまで登場しちゃいますから（マニアな人向けネタばれ自粛）主演のTOKIO松岡君も期待以上にかっこ良かったし。あぁ、劇場で観て良かったヽ(^。^)ノこれまでの東宝特撮作品のエッセンスを目いっぱい叩き込んでしかも破綻なくまとめてくるあたり、制作した人々の気合が伝わってきました。う～ん、満足。

  2004.12.05

  コメント(5)

• ちょっと安心

  金曜日に初の受験に挑戦した生徒たちがやってきました？「緊張したか？」「塾の友達とかいっぱいいて、なんかいつもとあんまり変わんなかった」「そかそか、それは良かった。」「でも、気楽にやりすぎて、ケアレスミスしちゃったけどね。」って、おいおい。多少の緊張感は持ってくれよ(>_

  2004.12.04

  コメント(2)

• ついにその日が…

  帰国子女枠からついに中学入試本番が開幕！大丈夫かな…体調崩したりしてないかな…実力は出せるかな…ケアレスミスないかな…ちゃんと面接でハキハキ受け答えしてるかな…本番では、もう私にできることはありません。ただただここぞとばかりに神頼み。神様、みんなを合格させてあげてください！！って無理を承知で…m(__)m

  2004.12.03

  コメント(0)

• 「ネットで個別学習指導」モニター募集のお願い

  以前から準備していた、インターネット上での対面教育システムがほぼ稼動できる状態になりました。これで、世界中の子ども達の学習相談ができるプラットフォームができたとヽ(^。^)ノつきましては、「本格稼動に向けて、モニターをお願いできませんでしょうか？」というのが本日の日記の主旨でございます。１）ADSL以上の回線をご利用の方２）Webカメラとヘッドセットをお持ちの方、あるいはご購入していただける方以上の環境をお持ちのご家庭のお子さん、お母さん、お父さん、是非、ご協力いただけませんか？PCはWindowsでもMacでもオッケーです。モニターになっていただける場合は、お手数ですが、yoshi_oda@mac.comあてに、題名を「モニターになってあげましょう」としたメールをお送りください。残念ながらモニターにご参加いただいても現金でのお礼はできませんが、当然真剣にご指導させていただきます。よろしくお願いします。

  2004.12.02

  コメント(4)

• 「STAR EGG 星の玉子さま」　森博嗣

  森先生自ら作画と文章を手がけられた絵本。文はもちろんのこと、上下左右の４つの方向から楽しめる絵もとても素敵です。森先生の理系の顔が見え隠れする解説も知的かつ優しくて秀逸。登場する小さな星より、ちょっと大きなこの地球。いろんな幸せでいっぱいになればよいな。

  2004.12.01

  コメント(4)

• 「わかったつもり」

  ここのところ、受験直前のお子さんのことばかり気にしてるようですが、もちろんそれ以外の学年のお子さんのことも考えてます(>_

  2004.11.30

  コメント(4)

• 入試ウィークスタート

  先週も書きましたが、いよいよ帰国子女枠から中学入試がスタートします。この時期私が課題として与えるのは「復習復習そしてまた復習」のみです。理由は二つ。まず第一に、私の持論である「できなかった問題ができるようになれば成績は上がる」を実践させるため。そしてもう一つの理由は「自信をつけること」。本当の直前期には、「自分には合格する実力がある」という暗示が必要です。「応用問題はできなくても、基本問題は完璧！」という裏づけとして、一冊の問題集の基本問題部分を「覚えてしまう」ことが有効なんですね。入試まで1週間を切ったら、「できる問題を完璧に答えられる」ことに集中しましょう。

  2004.11.29

  コメント(5)

• 中学入試本番スタート！？

  来週から中学入試の本番がスタートします。一足先に本番に臨む帰国子女たち。一般枠に比べて簡単だと言われる帰国枠入試ですが、国外で生活してきた子供たちが、日本の入学試験で求められる国語・算数の力を身につけるのはやはり大変なことです。試験まで２週間となった前回の授業の際、彼らにはこう伝えました。１つ。自分のしてきた努力を信じること。２つ。本番に向け、２週間かけて朝型の生活スタイルに切り替えていくこと。３つ。ベストの体調で試験に臨むこと。４つ。全力を出し切れるとは最初から思わないこと。（本番では楽に構えよう）合格確実といわれている子ほど、実はプレッシャーがかかっていたりします。これから２月まで入試の続く彼ら。いつ、どんなふうに声をかけるか、毎年試行錯誤が続きます…

  2004.11.25

  コメント(5)

全268件 (268件中 101-150件目)

< 1 2 3 4 5 6 >