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カテゴリ:ゲージュツのこと
絵の描き方は絶対に教えないようにしていた。 母が描いてやる絵も、なるべく具体的に描かないように。 せがまれた時以外は、母は描かないし、 娘に絵を描くように促すことも一切しない。 既成概念を植え付けず、 自由な表現で描いて欲しかったので。 おえかきを楽しんでもらうには、 いい体験をさせてやることと、 いい画材をいつも描けるように用意しておくこと。 そう思っている。 なので、娘は具象画を描いたことがない。 いつも色の重なりや、線や面の面白さを、 自分で楽しんでるという感じなので、 なかなか素敵な抽象画みたい。 これは第九の絵。 そう、ベートーベンのあの第9の歓喜の歌を イメージして描いたらしい。 オペラ『魔笛』のアリアの絵もあったが、 興奮しすぎてぐちゃぐちゃにしちゃった。 どちらも娘の大好きな曲だ。 娘は音楽を聴くと、絵が描きたくなるらしい。 inputとoutputのバランスなんだろうか? 1歳のクリスマス、植物園の催しでオペラ歌手の歌を聴いた時、 とつぜん携帯用のおえかき先生を出して、 ずっと聴きながらなにか描いていた。 ↑おえかきせんせいミニ(重宝したー) 母はキャラクターもなるべく描かないことになっている。 でも、あまりにせがまれるので、 折り紙でダースベーダーとヨーダを作ってやった。 これだと見る側の想像力も必要になってくるので、 なかなかおもしろいと思うし、 娘もそういうひとひねりのある方が好きみたい。 とういうわけで、娘は顔や人を描いたことがなかった。 ↓唯一、2歳後半にこの顔を描いただけだ。 おりがみと鼻は粘土で作った。 すごく満足そうにしていたのを覚えている。 それが、今回!! 初めて父と母の顔を描いたのだ。 郷里の友人が遊びに来て、顔を描くように促したのがきっかけ。 それは別にかまわない。 いずれそういう時は自然なかたちでくる思ってたから。 しかし、幼い娘が描いた自分の絵って、うれしいものですなー。 父はかなり感激してた。 パパ。 ママ。 友人の絵。おひげがぼうぼうなの。 紙いっぱいに描こうとしてるのが、 母のちいさい頃に似てて笑える。 これで描きました↓ 上品な色合い、なめらかな描きあじ、握った感触、 どれをとっても最高です。 積み木も絶好調!! これはサグラダファミリアとバルセロナの街。 娘がバルセロナを知ってるの? …うそ。友人のあとづけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 13, 2007 02:57:21 AM
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