テーマ:サッカーあれこれ(20135)
カテゴリ:Deutschland
大久保の移籍が観戦の一番の理由。 ただ、大久保も長谷部も共にベンチスタート・・・。 試合は、ホーム ケルンが足元、足元で細かくつないで主導権を握った。前半10分には、元ポルトガル代表ペチのシュートがポストに当たって跳ね返ったボールを拾ったイシアクがゴールを揺らしたがオフサイドの判定。この勢いのまま、33分ラドゥがGKベナーリオの頭上を越えるシュートで見事先制。 ヴォルフスブルクはというと、ケルンとは対照的にロングボールが多かったが、ツインタワーのゼコ&グラフィチにはボールは収まらずチャンスは少なく。ミシモビッチも一発で決めたいという気持ちの現れた狙い済ましたスルーが多かったが読まれてチャンスにはならず。 カナダ代表のマッケンナもレバノン代表のモハマドのケルン両CBも背が高く屈強で粘り強く、ヴォルフスブルクの攻撃陣は機能しなかったと言っていい前半となった。 後半は開始からメンバーを1人代えたヴォルフスブルク。クロアチアの右SBペカリックを投入し、リーターを一つ前にあげた形。大久保の投入でないのは残念なところ。 後半お両チーム共戦い方は変わらない。ただ、ヴォルフスブルクもグラフィチの突破など前半よりはチャンスの数が増えてきた。 それでも、ケルンに決定機。イシアクがカウンターで抜け出して、3対1の優勢ながら、決断したミドルシュートはイシアクがシュート時に滑ってしまい枠外に。両サイドにも味方がいただけに、この決定機を逃したつけは大きかった。 すると、この後、満を持して大久保嘉人登場!! ゲントナーに代えて、ミシモビッチが左サイドにずれ、大久保はトップ下での出場。 このマガト采配は的中しヴォルフスブルクのリズムが変わった。大久保の中盤と最終ラインのギャップに入り込むポジショニングでボールが回りだし、シュートで終わるシーンが連続。加入したばかりだが、投入後から大久保に何度もパスが入った事でチームに溶け込めている感じは良い印象。 大久保は先ずは右サイドからの横パスからシュート。これはGKモンドラゴンが弾き出した。更に、左サイドからボールを受け、シンプルに中央のグラフィチにパス。これをグラフィチが1人かわしてミドルシュート。これが左隅に決まって、ヴォルフスブルク同点。グラフィチの99%の技有りゴールとはいえ、大久保のパスからのゴールという事でアシストはアシスト♪更に、この後も左サイドからの展開から大久保は中盤から走りこんでGKからのリフレクトに合わせた強烈シュートをみまったがこれもポスト直撃。 しかし、ケルンも今冬に獲得したガーナ代表のボアテングをアンカーに入れて大久保の動きに対応。ボアテングは大久保のマンマーカーのようでその後はボールが入らなくなってしまい、ヴォルフスブルクの勢いも収まり、結果、ドローに終わった。 ドローに終わったがアウェーだしまぁ勝点1でも悪くは無いだろう。それだけケルンもヴォルフスブルクと拮抗した力があったし。それでも大久保の動きでヴォルフスブルクが前向きに変化した事は今後に向けて大久保自身にとっては大きなアピールとなっただろう。言葉はまだ通じないとはいえ、コミュニケーションをはかろうとしていたし、何よりシュート&パスとプレーの質も高く、評価としては6.5の及第点以上。ブンデスデビュー戦は上々の出来となったと言っていいし今後も彼の活躍にはかなり期待がかかる。後は出番の無かった長谷部も出てくれればより大久保も活きるだろう♪ ここまで読んで頂き感謝です。面白かったとか好印象であれば、ここをクリックしてランキングUPにご協力下さいませ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 1, 2009 01:43:23 AM
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