通り魔犯に残虐刑を
最近、通り魔が増えている。つい先日のトラックまで使っての殺戮劇を繰り広げた秋葉原の事件も記憶に新しい中、全国の至る所で同じ様な事件が起きている。正直、ただ、何人を殺した、また傷つけたという点において、裁判をするのはおかしいのではないか。例え、同じ一人を殺したとしても、常日頃からDVで自殺してもいいぐらい追い込まれた妻が夫を殺したり、心身共に疲弊し、自ら命を絶とうとまで考えている中で、同居している寝たきりの母を殺すのとでは明らかに意味が違う。通り魔は、むしゃくしゃしたと語る。むしゃくしゃしただけで、いきなり刺される、車で轢かれる世の中であっていいのだろうか。残虐刑を語ると、人権云々を語る輩がいるが、死んだ人の人権とその側にいる人たちの思いはどうなのだろうか。情報化社会の中、明らかに子供の方が老人よりも情報が多い中、犯罪を少年や成人で分ける必要も無く、また、地獄のような刑に処されるという本当の意味での犯罪抑止を本当に検討する必要に迫られているのではないか。残虐刑は見せしめだ。見せしめだからこそ、意味がある。やってはいけない事をやってはいけないと改めて、世間全体に認識させなければ通り魔は相変わらず発生し、運の良し悪しで死がすぐ側にある世界が続く事になるだろう。