前十字靭帯って。。。
今日は膝のメカニズムについて書きます。私は事故に4年半前に遭いました。そして靭帯損傷というケガでとても大変時間のかかるケガを負いました。前十字靭帯損傷といえば…サッカー選手などのスポーツ事故でも良く聞きますよね。いったい、前十字靭帯って何?と思いませんか?いろいろ調べたので書いてみます。【前十字靭帯とは…】膝の中にある4つの主要靭帯の1つで前後の方向の安定性と回り過ぎない状態(つま先が後ろには向きませんよね!)をコントロールしています。断裂した場合には通常手術にて治すことが多いですが、高齢者には保存療法を行うこともあります。またサッカー選手で”城 彰二”選手は筋肉がかなり発達しているので手術はしなくてもカバーができたそうです。【症状】受傷後、少し落ち着くと痛くても歩くことができます。(とにかく転びやすかったです。)ただ階段や段差でガクッと膝が崩れる状態があります。かなり違和感があります。(私の場合)【前十字靭帯再建術(手術)とは】手術はいろいろな方法があるようですが、誰でも痛みが少なく、早く今までどおりの生活に戻れる方法が一番いいですよね。ケガをしてすぐの急性期には手術を行わず、状態が少し落ち着いてから手術をします。虫歯と同じでほっておいて治るものではないのです。残念・・・。麻酔も病院によって全身麻酔と腰椎麻酔(下半身)があります。手術時間は2時間から3時間程度です。早ければ翌日から、松葉杖を使って歩けます。(リハビリ開始は遅ければそれだけ大変になります。)入院も病院によって違いますが、2週間くらいから1ヶ月程です。【リハビリ】よくリハビリって言葉を聞きますが・・・初めて体験しました。術後は痛みがあるため、曲がりが悪く、また伸びない…。そして怖さが先なのかもしれませんが。でもこれは体験したから言えるのですが、やらなければそれだけ関節は固まります。ますます曲がらなくなってしまったり、伸びなくなってしまったり。なのでリハビリの先生と相談しながら、進めていくものです。(私はかなり辛かったですが・・・)また腿の前面の筋肉を鍛えるといいそうです。但し、再建した靭帯は安定するまでに時間がかかるため、手術後4から6ヶ月くらいは無理をしないことと先生に言われました。【入院って・・・】入院は自宅と違い、自由がききませんよね。でも整形外科病棟は意外と明るい病棟です。そして何より同じような思いをしている患者さん同志の交流が楽しいものです。よく”私は大手術したけど…あなたはね…”という人がいますが、入院している人はみんなそれなりに辛いのです。足をケガしている人は手だといい、とか内臓の病気の人はケガのほうがいいとか。それは絶対にタブーです。言いたい人には言わせておきましょう。【アドバイス】入院を通じアドバイスなんてえらそうなことは言えませんが私の体験を聞いて下さい。入院患者さんや看護師さん、お医者さん、面会にくる御家族、いろいろな方がいます。迷惑をかけないように、また少しの期間でも一緒に生活をするわけですから仲良くすることが一番だと思います。また痛みや悩みは我慢せず相談しましょう。環境がいつもと違うので落ち込むときがあると思います。でも人に話すことによって落ち着きます。また同じことを考えている人が多かったです。共に分かり合える仲間意識みたいなものが出てきて、リハビリも意欲的にできました。人それぞれ違うのでなんともいえませんが、もうケガをしてしまったのですからそこは諦めて頑張り過ぎないように適度に頑張りましょう!!おすすめサポーターアシスト膝メッシュサポーターL2枚入メッシュだから蒸れません。そしてむくみが強い方には…長めのタイプでしっかりサポート!!長いのがイヤな方には膝下丈も。