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テーマ:英語のお勉強日記(8042)
カテゴリ:英語
ESLのクラスで宿題が出ました。自分の自己紹介を書いて次の授業までに持ってくるというものなのですが、与えられた質問が17項目もあって、箇条書きでなくうまくおたがいを絡ませつつ書いていこうと思ったら意外と難しいです。
大学のときは小論文なんてほんとうにいやというほど書きました。英語の論文は日本のものとスタイルが違うので最初は戸惑うのですが、慣れればもう機械的に仕上げることができます。 自分のやり方は まずBody(本文)から書きます。このときParagraph(段落)ごとにいいたいことはひとつしか書きません。もしもほかに書きたいことがあるときは次の段落に。このときどんなに内容が短くても二つを一緒の段落に入れてはいけません。 例 1.風が吹くと人の目に砂が入りますね。目が見えなくなることもあります。 2.目が見えない人は仕事ができないので流しのようなお仕事をします。三味線を買います。 3.三味線は猫の皮からできておりました。おかげで猫が激減です。 4.猫が減るとねずみの王国ですね。ねずみは木の桶をかじるのです。桶屋が儲かります。 本文が書き終わって初めて導入部(Intro)を書きます。ここには本文のまとめを書きます。 イントロ:風が吹くと桶屋が儲かるという表現があります。まったく因果関係のなさそうな風が吹くということと桶屋が儲かるまでの連鎖を説明します。 そして一番最後の段落のまとめの部分(Conclusion)を書きます。これは導入部とほとんど同じにします。ただ、文法などを変えて書き直し(Paraphrase)ます。 コンクル:風が吹くことによって人の目が見えなくなり、三味線が売れ、ねずみが繁殖するので桶屋が儲かるのです。こうして関連のなさそうな二つのことが起こるのです。 ポイントは疑問で締めないこと。「あたらしい技術が日本を変えていくのだろうか?」のような日本語の教科書にのっている説明文のようなことです。これは英語の小論文ではやってはいけないことなので避けましょう。 この「風が吹けば桶屋が儲かる」という小論文は Cause & Effect(原因と結果) という課題の期末テストで実際に書きました。ダメもとで書いたのですが、先生にはすごく気に入られて「日本にはことわざがあるんだね。簡素でわかりやすいし、テーマに沿ってる」とAをもらったことがあります。嘘みたいですが。 英語の小論文は簡潔であれ、ということですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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