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カテゴリ:読書感想
<読書感想> まったくの偶然で、2冊続けて『走る』ことが テーマの本になった。 今度は長距離、箱根駅伝の話。 『長距離を走る』のに最も大事なこと それは、 『速い』ことではなく、 『強い』こと。 1月27日の大阪国際マラソンの福士加代子の姿。 すごかった。 もし、福士にとって、走ることが『速さ』だけを 競うものなら、きっとゴールを諦めていただろう。 走ることが己と戦うことだから、 福士は何度コケても立ち上がってゴールを目指したのでは ないだろうか。 彼女は速くは走れなかったけど、とても強かった。 そしてマラソンとは違う、駅伝に必要なもう1つの強さは、 『自分以外のだれかに恃(たの)む強さ』 自分の走る区間以外は、仲間にたのまなければならない。 そして、自分の走る区間は自分だけのものではなく、 襷(たすき)をつなぐチームメイト全てのものだ。 それは、きっと想像以上に重い。 でも、走ることで仲間とつながっているということが、 自分を支える。 信じる強さ、信じてもらう強さ。 それが大きければ大きいほど、より大きな力を生む。 『長距離を走る』ことは、『生きること』に とても似ている。 大事なことは、『強い』ことだ。 そして、自分以外の誰かを信頼して『たのむ』ことだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/01/30 10:01:47 PM
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