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カテゴリ:文法
読解ができるようにするには、どうしても主語・述語・修飾語の確定ができる必要がありますね。 本日は、その中の修飾語の指導について考えます。 よろしくお願いいたします。 <主語と述語の問題ですが、、たとえば『かさじぞう』の次の文章、主語を特定しないと、この文章のよさが、伝わってこないのではないでしょうか。> と、前回、書きました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ここのところの主語を、うっかりしていると、子供たちは、六人の地蔵様としてしまいがちなのですが、正確には、(かさをかぶった六人のじぞうさまのかえっていく)うしろすがたなのですよね。 六人のじぞうさとした場合と後姿とした場合では、目に浮かんでくるものが、違ってきますね。 で、<かさをかぶった六人の地蔵さまのかえっていく>は、うしろすがたの修飾語なのですね。 この修飾語を確定させないと主語はどれかが分かりませんね。 その修飾語の指導ですが、下記のような所から入るといいのではないでしょうね。
この修飾語、これは、子供は、幼児の時から次のように使っていますね。 これも、無意識に使っていることなのですね。
赤い色で書いた言葉が修飾語なのですが、 この修飾語と修飾される語に分離することは、子どもにとっては、結構難しいのですね。 では、どのようにして、分離していくかですね。 先ず、 「赤い文字で書かれた言葉は、くわしくしている言葉」 と教え、 「これを修飾語というのだよ。」 というふうに導いていったらどうでしょうか。
子供たちにとっては、これらの言葉を修飾語とまとめて言うことは、初めての体験ですので事例をたくさんだして、説明することが必要だと思います。 読解力向上のためには、主語・述・修飾語とは、どういうものか、それを子どもたちの頭の中に、まず、インプットしてあげる必要があると考えまして、このような方法を考えています。
下記の本は、僕らがまとめた漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。
基本的なことが、書いてあります。 漢字指導の羅針盤のようなものです。 それをもとにした実践は、本書に書かれているより、かなり進んでいますが・・・・・・。 国字問題研究会・漢字指導法研究会 http://members.jcom.home.ne.jp/kotoba/kokuziken-index.html
こちらは、1字・1字の指導の練習帳です。僕らが、作成したものです。
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