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カテゴリ:アート
「移植ベビー→」と題された佐藤誠高の作品は一見グラフィックで描かれたような精密さと、写真のような生々しさが存在する。しかし全て鉛筆で描かれている。 写真を参考にして描いておらず、全て佐藤の想像から出来たモチーフである。 写真左は、彫刻やマネキンの様な構図にトリミングされた女性からは、ほんの少しリアルな皮膚間や目のリアルさから人形とは違った人の確かな存在が伺える。 写真家の鷹野隆大が男性と女性の境目に疑問を持ち視覚の正確性に疑問視して写真を撮る様に、佐藤誠高も人のパーツや人工物との境目の視覚的要素に着目しているのだろう。 http://www.jpartmuseum.com/jam_live/frantic02/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 10, 2009 07:16:34 PM
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