4日、帰宅後のお話
遅くなりましたが、4日の日、園から戻ってきてからのお話をします。園バスを降りると先生から「今触ってみたら少し熱いようです。お熱測ってみてください」と言われました。手を触ったら、確かに熱い。そして、その手には大事そうに牛乳パック何が入っているのかと覗いたら、小さなカエルーーーー!!まだ小さくて緑色のカエル。かわいいとは思いますが、・・・やっぱかわいくない~~ぎゃぁーーと声を上げてしまい、先生始め園児にまで笑われてしまいました(^^;息子はそのカエルを家に持っていくと効かなくて、結局根負けパパが帰ってきて見せたら外に逃がしてあげる約束で玄関に入れました。その時点で、息子はもぅ泣いてるの。カエルを逃がすのが嫌だからだと単純に思っていたのですが、よくよく話を聞いてみたら、その日、いつもの仲間がお休みだったそう。そして、例のお友達にまた叩かれたと・・・。その後は一人でいて、園庭にいたそのカエルさんとずっと遊んでいんだって(π π)。。せ、切ない・・・。カエルさんが今日のお友達だったんだね・・・。そういえば、先生も「どうしても家に持って帰るってきかなくて~」 なんて言ってました。一緒に遊んでくれた「お友達」とバイバイしたくなかったんだ・・・「先生はいなかったの?」と聞いたら、「先生はお勉強会でお休みだったの。 帰る時戻ってきて、昨日は○○くん(息子)がお休みだったからさみしかったよって ぎゅぅってしてくれたよ。」 と。お帳面袋を開けると、「私立幼稚園のつどいがあり休んでおりました。 連絡帳お借りします。お返事もう少々お待ちください。」とメモが入っていました。今日もまた返事はなしか、と思いました(TT)。。その後、熱を測ったら38度近くありそのままぐったり。前日にも病院に連れて行ってたので、受診する前に電話してみたのですが、熱だけだと様子見てもいいとの事なので、ヒエピタを貼って様子をみることにしました。そして、夜。お熱は39度近くに水分も取れ眠っていたので、座薬を差してそのまま眠らせておくことにしました。その後、8時近くになり先生から電話がありました。まずは息子の体調のことから始まり、そして本題。噛まれたり首絞められたりすることへ。。先生はやはり噛まれたりしてるのは知らなかったようです。そして、その日もまた叩かれ、息子から輪を外れた事も知らなかったと。「私が戻った時も園庭で一人で遊んでいたのですが・・・、 じゃぁ今日はずっとそうしてたのかもしれないですね。明日他の先生にも確認してみます」と。そして、息子がやられても先生を頼らなかったのは、自分が園児たちが何でも話せるような雰囲気を作れていないのかもしれない、年少児にやせ我慢をさせてしまって申し訳ない。としきりにお話されていました。。言いづらかったけど、私は息子が日頃言っている事、そして今、親として自分が思っている事をそのままお伝えました。「先生は女の子だから心配かけたくない」と言ってる事。だから、先生に「言えない」のではなく息子自身の意思で「言わない」のであろう事。お友達の心配をしていること。イジワルしてくるお友達の心配すらすること。自家中毒なのではと思う症状が出始めていること。そして、私の育て方が厳しすぎた・・・か、大人が思う「いい子」像を息子に教えすぎたのかもしれないと思っていること。その事で損をしたり、お友達に煙たがられるようになるのではないかと心配していること。家族の立場では「あまりひどいならやり返した方がいいのでは?と教えたほうがいい」とまで意見が出たりもしているが、その矛盾に私が納得できていないこと。。まだお若い先生ですが、全て思いをお話ししました。先生は、「いくら親が教えてもそれを守れる子は僅かだと思う。泣く子は泣く。 暴力を振るう子は振るう事が多い。だからこのくらいの年齢の子供のすることは、 自分の意思で動いているんだと思う。その子の性格だと思います。」とお話されました。息子を噛んだりする子は、みなさんのお話の中にも出てきたように、まだ自分の思いをうまく言葉で伝えることが出来ないところもみられるお子さんだそうです。そして、うちの息子は小さいのに口達者。間違ったことをしたお友達に注意をしたり、いじめられているお友達を助けてあげたりして、そして、イジワルしちゃダメだよと言ったりしているそうなのです。そのイジワルする側の子が、息子を噛む子です。きっと、うちの子が言う事がその子にとっては邪魔で、そしてはがゆいのでしょう。言葉で言いたいけどうまく出来ずに、噛むようになったのでは、、と。。なんとなくそうじゃないかな、と思っていたことが当たっていました。やっぱり私が教えてきた事を守るばかりに、息子はトラブルに合っているのです。そして、うまく言葉にして伝えられない噛むその子もまた、きっと気持ちが穏やかではなかったのかもしれないと思いました。。「正義感が強くて優しいところは、直さなければいけない事ではないです。 これからは私が気をつけて、そのルールや優しさをクラスのお友達みんながそう思えるように指導していきたいと思います。私が手本になれていないから、堂々と注意する○○くん(息子)に矛先が向いてしまったと思います。○○くんのようにお友達を守ってあげたり、みんなで仲良くしたいという気持ちがとても大切だという事を子供達に教えなければと思います。。それから、隠れて噛んだり乱暴したりという事がないように注意します」先生はそんな風に言ってくださいました。そしてその日の帰りに息子に「噛まれていたの?」と聞いた事を教えてくださいまいた。体に残る跡を見て、息子から事実を聞き、やったお友達の名前も聞いたそうです。その時、「どうして先生に言わなかったの?」と聞いたら、「先生は女の子だから守らないとね」と息子が言ったそうです。。そして、私からまた息子が自宅で話していた先生を心配する気持ちを聞かされ、うれしくもあり、プロとしてはショックも受けたようです。。お話している中、声が震え涙声に変わっていって・・・。申し訳ないような、そんな気持ちにもなってしまいました。。先生は、「自分も何かあったら先生に言うようにと伝えるけれども、 家でも「先生はみんなを必ず守ってあげる人だよ。だから何でも話してね」 と伝えて欲しい」 とお話されました。そして、この先も変わったことがあったら連絡帳で連絡しあう事、息子が安心して園へ通えるように、園と家庭とでフォローしてあげようとお話しました。私も、「やるのもやられるのも行動は園の中で起こっても、親なら全て知りたいと思う。 そして、もし間違った事をしたら私は息子に教えたいと思う。 躾の一番の見本は家庭だと思う。。なので、もし息子が逆の立場にたったり、 お友達を傷つけるような事があったら、教えて欲しい」 とお願いしました。。そして電話を切りました。日にちは経ったけど、1時間近くじっくり話すことが出来ました。先生の思いもこちらの状況も全て伝える事が出来、少しすっきりしました。一度体に拒否症状が出てしまったら回復するのに時間はかかるようです。まずは、その子に対する恐怖心を取り除き、お友達と一緒に輪の仲へ入れるように、そう促してみますと先生はお話してくださいました。そして自宅では、息子が話し出したら、じっくり聞いてやってくださいと。息子のようなタイプの子は、話したがらないときは親も我慢して聞きださないでくださいと。。本来、園はとても楽しい場所だそうです。「楽しかった?」と聞かなくても、楽しければその日の出来事を伝えてくれるのが子供。自分から言いたがらない時は、何か楽しくない事があることが多いんだそうです。。大抵の場合は、次の日園に行くとまた楽しい事があって忘れるけれども、ずっとつらい事の繰り返しだと、そのうち園での様子は全く言わなくなるそうです。日頃から息子の様子を観察し、おかしいな、と思ったら連絡帳で園にもお知らせくださいとそうお話してくれたので、これからはそういう風に見守ってやろうと思います。いつも子供の事は全て知りたくて、つい色々聞いてしまうので私も我慢、我慢です。親が助けてやれない事がだんだん増えて、子ども自身が乗り越えられるように陰ながらサポートしてやる。ついこの間産まれたような気持ちでずっと来たけど、息子も小さいながら自分の社会の中で学ぶ、そういう年齢になったんですね。。こうやって少しずつ子離れもしていかなければならないのですね。・・・ただ、陰ながらのサポートでも状況はいつでも把握しておきたいので、これからも何かあったら園の方にもご連絡をしてみようと思っています。今回先生とお話ができて、周りの多くの協力で息子を受け止めて頂けるんだと思えました。この状況に甘えさせて頂き感謝しながら、メゲずに息子とやっていこうと思います。噛む事でしかまだ気持ちを伝えられない子。言葉が上手になるに連れ、きっと変わってくれると信じたいです。大人の目を盗んで乱暴するその子もサポートしてあげて欲しいです。心の成長を願います。そして、息子にも正しい事は変わらないけれど、それがみんなに伝わるとは限らないんだよ、と少しずつでも伝えたいと思います。・・・まだ3,4才の子には分からないかもしれないけれど・・・。でも、やはり私はやられたらやり返せとは言えないから。。長々となりましたが、こんな感じでした。次の日の誕生日(5日)、休んだ息子にまた先生からお電話を頂きました。「みんなで一緒にお誕生日のおうた、歌いたかったね。 早くよくなって、みんなで歌おうね。お誕生日おめでとう」 と言って頂いたようです。息子は電話を切った後、「うれしかったな・・・(*^-^*)。。」とちょっぴり泣いてしまいました。「先生はみんなが大好きだから、いつでも守ってくれるんだよ。 嫌な事も、話しても大丈夫なんだよ。先生はいつも味方でいてくれるんだよ」 そう話すと、「先生がそう言ってたの?」と。「そうだよ」 というと、「ふーん、そうかぁ。いつも味方でいてくれるんだね」 と笑っていました。伝わってくれたらいいな。まだ小さいその胸に、一人で抱え込む事のないように・・・。笑う事の多い毎日であるようにと、親なら誰でも自分の子供の事そう思うでしょう。私も同じ。 息子の顔を見て、そう願わずにはいられません。まずは体調を整えてあげたいです。また元気な「いってきまーす!」が聞きたいけれど、あせらず、ゆっくり見守ってあげたいと思います。みなさん、色々なアドバイスを頂いてありがとうございます。 ☆ ちなみに、コレが連れてきたカエルです。 ☆ パパが戻った後、泣きながらバイバイしました。 大丈夫。きっとまたカエルさんにも会えるさ元気を出して。がんばろうね。