キルト展~ふたりの婦人の物語~
今年のキルト展は可愛らしい犬や猫たちのデザインが多く自然と笑顔がこぼれます^^布ならではの柔らかな表情がとっても印象的でした。企画展では「ターシャの庭」で有名なターシャ・テューダーさん(アメリカ)の使用していた糸車や素敵なドレス、眼鏡、粘土で作った人形なども展示されていました。暖炉の前でキルトしている姿に憧れます。 この眼鏡をかけて仕事をされていたのだなあ、と思うと感慨深いものがあります。絵本の仕事、庭仕事(自給自足)、針仕事とずーと仕事をされてきた女性なんですね。彼女の温かいまなざしと働く手がとっても大好きです。そして、イギリスのボストン夫人。児童文学作家で60代からパッチワークを始め、80代で最も多くのキルトを作ったというから驚きました。素朴なキルト作品も見ごたえがありました。写真撮影禁止でしたのでお見せできなくて残念です。当時、美術館が彼女のキルトを展示したいという依頼があったそうですが、「キルトは飾るものではなく生活の中で使うもの」と言って断ったお話がいいですよね。余談ですけど、林望さんが英国留学中下宿していたのがボストン家だったというのも知られていますね。お買い物ではチャームや可愛らしい布、ボタンを購入しました。そろそろ3月にある三越展示会のクラフトマーケット用も作るので。お楽しみに にほんブログ村