歴史に残るダイヤ改正 昭和45年10月1日改正
大阪万博が終了した後のダイヤ改正である。主たる改正点は鹿児島・呉線等の電化完成による主要幹線を中心に増収に結び付く優等旅客列車の増発万博終了を期に京阪神の国電のイメージアップと増収を図る為に“新快速電車”の新設通勤輸送緩和の為に野洲・京都間での増発、及び快速電車の増結草津・京都間、及び片町線のデータイムの輸送改善【1】新幹線季節列車の増発 こだま 下り5本 上り6本【2】特急電車鹿児島本線全線電化完成による特急電車の増発、需要の多い北陸本線の特急電車の増発と運転区間の見直し1003M しおじ 新大阪1225→下関1958 583系12両1004M しおじ 下関800→新大阪1526 583系12両 9M きりしま 京都1700→西鹿児島819 583系12両 10M きりしま 西鹿児島2050→京都1135 583系12両2009M 雷鳥 大阪1850→富山2316 481系11両2010M 雷鳥 富山1730→大阪2203 481系11両15M 明星 季節から毎日運転に 583系12両16M 明星 季節から毎日運転に 583系12両1009M しおじ 広島→下関間を廃止し新大阪→広島間の運転に1008M しおじ 下関→広島間を廃止し広島→新大阪間の運転に【3】急行電車呉線電化完成に伴い急行電車1往復を呉まで延長、1往復を呉線経由に変更北陸本線の観光波動輸送力改善の為、急行・立山の3往復を糸魚川まで延長し、うち2往復を富山地方鉄道へ乗り入れ【4】京阪神の快速電車快速電車の間合いを利用して、データイムに新快速電車を京都~西明石間に新設湖東地区の輸送改善の為、野洲~京都間で増発と快速電車の増結データイムに草津~京都間で6往復の延長運転【5】新快速電車の新設スカ色の113系7両編成(網干区)を使用した“新快速電車”の運転運転区間 京都~西明石間停車駅 京都・大阪・三ノ宮・明石・西明石所要時間 京都(32分)大阪(23分)三ノ宮(18分50秒)明石(4分)西明石ダイヤ 2821M 京都1000→西明石11192823M 京都1100→西明石12192825M 京都1200→西明石13192827M 京都1300→西明石14192829M 京都1400→西明石15192831M 京都1500→西明石16192822M 西明石1025→京都11452824M 西明石1125→京都12452826M 西明石1225→京都13452828M 西明石1325→京都14452830M 西明石1425→京都15452832M 西明石1525→京都1645【6】快速電車(1)増発927M 野洲731→京都807 113系12両933M 野洲751→京都827 113系7両(2)編成増強付属編成4両×5本で通勤時間帯の編成増強を実施増強したのは723M 米原~網干間 732M 西明石~草津間 745M 安土~西明石間746M 網干~草津間 747M 大垣~西明石間【7】片町線データイムの運転間隔を20分から15分へスピードアップによる輸送改善(1)到達時間の短縮長尾~四条畷 18分→17分30秒へ四条畷~片町 23分→21分へ(2)データイムの増発片町~四条畷間 7往復増発住道~四条畷間 2往復延長長尾~四条畷間 1往復延長