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終活日記

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2013年07月24日
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【送料無料】東京放浪記 [ 別役実 ]
長野の高校卒業後、東京に出、50年暮らしても、
放浪感があると著者は書く。
感覚的には分かるような気がする。
おいらも、高校を卒業し東京に行きたかったのだが、
安田講堂の影響で東大の入試が中止になり諦めた。笑
実は学力と金銭的な問題なんだが。

ただ、当時、寺山修司の「天井桟敷」や唐十郎の「状況劇場」などの、
いわゆるアングラ劇団が元気があり、常に焦点は東京の文化活動にあった。
結局おいらは、名古屋に行ったのだが、瀬戸の山奥のイベントで
焼酎を回し飲みしていて、ある弱小アングラ劇団に誘われ
心は動いたのだが、賢明なおいらは断った。笑
あれ行っていたら、人生どうなっていただろうか。

ま、寺山とか唐には当時いかがわしさもあり、
おいらは別役の戯曲なんぞを読んでいた。
そういう意味で、別役がどんな視点で東京を見ていたのか
興味があり、この本を衝動的に買った。

犯罪評論なんかやってるの知らなかったのだが、
津山事件があった。
おいら今ワイドショーを騒がせている山口の周南市の5人殺しを見聞きし
この津山の30人殺しをすぐ連想した。
と言っても生まれる前の事件であり、映画「丑三つの村」で知ったのだが。
この映画で田中美佐子のファンになった。笑
主演の古尾谷も印象的だったが、この映画に呪われていたとしか思えない
不可解な自殺だった。
山口の被疑者も自殺している可能性はあるのでは。

かように、本題以外に考えさせられる本だったな。





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最終更新日  2013年07月24日 19時05分56秒
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