二酸化炭素の排出権取引
昨日はメチャクチャな天気。雨になるのかな、という午前中だったが昼には日も射し、もわーっとした暑さ。なんと34℃だったとか。夏の暑さというより、フェーン現象の暑さだ。用事で木場潟に行き、ついでに1周しようと思っていたが止めた。そして、帰った途端、どしゃ降り。よう分からん。笑ヤフーが二酸化炭素の排出枠の小口取引をネットでやるという新聞記事を見て、いやーな気持ちになった。血眼になるやつが出てくるに決まっているもんなあ。この排出権取引に、本来の二酸化炭素の排出を抑制するなんて視点が全然見えない。要は、住宅をベースにした、サププライムローンなんて詐欺のような商品から、CO2に目先を変えただけでないか。なんせこういった投機的マネーが、世界を翻弄している。原油高の影響でなんでもかんでも値上がりしている。かと思うと、怪しげなエビの養殖に投資してハマったり競馬ファンドなどの子供だましのようなものにひっかかるやつもいる。これらみんな「金欲」の世界。走りだしたら停まらず、パンクしないと分からない。そもそも排出権の枠なんてなんなんだ。90年をベースに抑制量を算定しているようだが先行して環境対策に取り組んでいた日本は90年度でもかなりのレベルにあったはず。これをさらに減量しようとすれば並大抵でない。利益の上昇率を成熟企業と新興企業を比較するようなもの。率でみてもしょうがない。最初から不平等なのを開催国だとカッコつけて受け入れたのが「京都議定書」。出来るわけない米国はとっくに離脱している。排出権取引は、環境に配慮している国が、垂れ流しの国に金を払うという、なんか信じられない構造だ。こんなもの環境にも国益にも役に立たない。むしろ京都議定書をチャラにして、日本の持つ環境技術を無償で提供するほうがよっぽど良いのではないか。おりしも「洞爺湖サミット」。国民生活に全く目線がなく、世界的な存在感もないフフフ首相が起死回生とばかり、排出権取引についても、なんか提案するようだがこんなもの追認したら、日本の将来はない。もうないと思っているんだけど。笑そもそも、は、もう使ったので、だいたいが、温暖化と二酸化炭素に明確な因果関係あるのか。おいらは「温暖化5000年周期説」のほうを信じる。笑