ワープロはどこへ行ったかな
ときどき読んだ本の感想を書いているがこのところ、雑誌の特集に面白いのがあって一般書は読んでいない。今は「文藝春秋SPECIAL」を読み始めた。表紙にすばらしき日本語の世界とあって特集が「私の文章読本」だったからだ。日本語は奥が深くて美しい言語だと思う。しかし、カッコイイ文章書きたいのだけどこうやってチャカチャカと書いているので、もうひとつ満足のできる文章にならない。なんせワードの変換がイラつく。おいらたちの年代はパソコンの前にワープロ機を経験している。おいらの場合は、最初はキャノンのある機種だったがモニターに3行くらいしか表示されない。2代目はシャープの「書院」で、こちらは今のノートパソコンのような感じで、行数も多く、なにより文章変換が優れていた。しょっちゅう使うわけでもなく、年賀状の時期に活躍する程度だったが、なにせ新しいもの好きだったもので。もちろん今のように簡単に通信できるような時代ではなく一応通信機能もあったが、確かパソコン通信と言っていたのか。動画や画像なんて夢の世界で、メールのように、文字を送れるだけだった。まあ2台とも、どこかでほこりをかぶっているだろう。笑要するに、きれいな日本語を書きたいわけだが漢字はもとより、文章で入力したら、ビタッと変換しないものかと、パソコンになってからも思うわけだ。もっとも、知識の蓄積がなかったら話にならんのだけど。