「仕立て屋の恋」
仕立て屋役のミッシェル・ブランはフィル・コリンズを暗くしたような感じだなあ。人付き合いの悪い仕立て屋イールは、向かいのアバートに住む娘アリスを、自分の部屋の窓越しから見かけたことから恋心を抱くようになる。近づきになるするすべくもなく、窓から彼女の生活をのぞくことしかできない。彼女はそれに気づくが、恋人が犯した犯罪の罪をなすりつけようと、自らイール接近する。(このへんの描写は映画では微妙)若くもないイールは有頂天になることはないが自分の思いを彼女に伝えていく。故郷にもつ家で一緒に暮らそうと提案し、切符を渡し出発の日、駅で待つが彼女は来ない。犯罪の証拠品のバッグをイールの部屋に残し恋人と逃げる。以前からイールを怪しいとにらんだ刑事はこの証拠品をもとに彼を追い詰める。屋根伝いに逃げるイールはとうとう・・・・長々とストーリーを書いていてもしょうがないなあ。笑イールをのぞき趣味ととらえると彼のせつなさはわからない。アリスの心理描写ももう少し突っ込まないとよく分からない。とにかく残酷で哀しい恋の物語。