バラ図鑑41 マリーアントワネット、四季咲き中輪。
とにかく綺麗なバラです。アイボリーからソフトイエローに咲いていく様子は、魅力的なオールドローズのような花形と共に、見る人を感動へと導きます。あの有名なフランスの王ルイ14世の妃マリーアントワネットとその華やかな時代を彷彿とさせる華麗で豪華な気品に満ちたバラです。幾重にも折り重なった花弁が、まるで踊っているかのようです。一枝から何輪も付くそのカップ咲きのクラシカルな花は、次から次へと繰り返し咲き、早春から晩秋まで楽しむ事が出来ます。またスパイシーな香りもこのバラの存在価値を一段と上げてくれます。丈夫で育てやすい半横張りの樹形は、露地植えでも鉢植えでも問題なく育てる事が出来ます。「ベルサイユのバラ」の当時のフランスでも想像しながら、このバラと楽しいひと時をお過ごしください。因みに、マリーアントワネットの母上、マリアテレジアをイメージした「マリアテレジア」という素晴らしいバラもあります。2003年、ドイツ タンタウ発表。