【少ない歩数で・他】~無駄の無い動き~
無駄のない動きを修得したいと考えている。さながら、武道家のような。流れるような動きで日々生きたい。ここが変われば、一大変化が朔夜67に訪れると思う。------「無駄の無い動き(アバウトイコール)行動の効率化」この2つは必ずしもイコールではないのだが、日常生活ではだいたい同じものだと考えて、以下のことを実践中である。1◆「歩数を少なくすることで生じる行動の効率化」◇例えば,今週から始めている朔夜的ワークは次のようなものである。比較的狭い範囲内での行動を「立って」行うとき、「歩数を少なく」と心がける。こうすると、不思議なことに「無駄の無い動き」に近づいていくような気がする。これは最近の私の気づきの中でも、きわめて画期的なものである。例えば。「洗ったお茶碗を拭いて食器棚にしまう」とき。例えば。「種類別に山にしてあるチラシを、各1枚ずつとって封筒に纏めて入れる」とき。-------2◆「同じ動作をまとめて行うことによって生じる行動の効率化」 1が今週に入って気がついた項目であるのに大して、 2はかねてより気にかけていた項目である。この2の項目は、2年ほど前に教わった名言の賜物であるが、それから長い間私の財産の一つとなっている名言がこれである。『人間はなぁ、おんなじことするのが一番速いんや。よぉ 覚えとけ!』あるパン屋さんの店長のお言葉、との事である。「同じことはまとめて行う」…事務作業中心の今の職場でも、非常に役に立っている指針である。3◆過去に出会った無駄の無い動きだった人◇オルゴール館の学芸員さん。◇弓道教室の先生。--------地元のオルゴール館に8年ぶりに立ち寄った。限られた時間の中で、貴重なアンティークオルゴールを実際に演奏し見学者に紹介してゆく学芸員さん。「てきぱき」と「ていねい」の完璧な両立に 強く惹かれた。----------弓は左手で、弦は右手で持つ、という決まり事がある。そのため、立てかけてある弓を手に取る時も、左手を出して弓を手に持つ。右ききの人でも、「右手で弓を取って左に持ち替える」のではなく初めから左手で弓を手に取るのである。「弓を右手でさわらない」という意味合いとは別に、動きから無駄を省き、所作全体を美しいものとする意味合いもこめられているようである。