不思議な出来事~乳がん
テーブルの上に、がん検診受診券が置いたまま。指定病院で予約しなくちゃいけないんだけど、なかなか出来なくて延び延びになってます。乳がんと子宮がんを予約するつもり。数年前から受診してるんだけど、去年はやってない。というか、今みたいになかなか予約しなかったら期限が切れたんだ。「そういう時に限ってがんになってるんだよ。」と友達に言われました。彼女は毎年受けていた子宮がん検診をたった1年やらなかっただけで、次の年には子宮がんが見つかって手術を受けたの。1年前に見つかってすぐに手術を受けていたら・・・と。わかってるんだけどね。電話するだけの事が面倒で。6年前かな? 平成16年8月、乳がん検診(マンモグラフィー検査)を受けました。この平成16年は忘れられない年なのでよく覚えてます。9月に結果がきました。全く予期してなかった“要精密検査”でした。乳がんだなんて・・・とっても落ち込んで、もう人生終わってしまったような絶望感で。今私が死んでしまったら困る人がいっぱいいるのにと。大きな大学病院に再検査にいくつもりでした。それが・・・その数日後。大切な人が亡くなりました。朝元気に会社に行ったそうですが、そのまま・・・まだ30代でした。お葬式も終わって少し余裕が出来て思いました。今こそ私が乳がんで死んじゃう訳にはいかないって。治療すれば何とかなるかもしれないって。確か5日後くらいに大学病院に行きました。エコー検査をしたのかな?結果を聞くとき、医師に「私は今乳がんで死ぬ訳にはいかないんです。何とか助けてください。」とお願いするつもりでした。それが・・・「結果です。何もありませんでした。」って。 身体の力が抜けました。何で?医師が言うには、何かがたまたま影になって写っただけでがんではないと。こういうことは度々あるそうで。半信半疑というか狐につままれたような状態で帰ってきました。でもね。後で思ったんだ。私の病気、彼が代わりに持って行ってくれたのかな?って。そんなの悲しすぎるけど、そう思えてしまいました。その後2年は乳がん検診異常なしでした。でも次の年、急に胸と背中に激痛が走って救急外来に行ったら、心臓と肺を詳しく調べたけど異常なしで帰ってきたのに、後で胸に何かが写っていたことを知らされました。救急の医師はその時何も言わなかったんだよ。カルテには、要再検査と書いてあったらしいけど。でもそのことを知らされる前に、またその年の乳がん検診を受けてて異常なしだったので、「それなら乳がんは大丈夫なので、良しとしましょう。」と言われて終わり。何だか釈然としない状態。次の年の乳がん検診は異常なしだったのでいいのかな?こんなわからない状態です。だから毎年乳がん検診は受けないとマズイよね。亡くなった彼のおかげで乳がんも押さえられてたけど、ついに彼の力も尽きて、乳がん発生!って日が来るんじゃないかと不安になってます。こんな考え方現実的じゃないよね。勝手な妄想だよね。わかってるんだけど、今までも不思議なことがたくさん起きてるので・・・訳のわかんないこと言ってないで、早くがん検診受けなさい!ってことですね。はい、わかりました。予約します。