夢を引き受けること
2月9日の1ポンドの福音。亀ちゃんが好きで見てるんだけど、ドラマの内容がよくて、見終わった後毎回考えさせられるの。(今回の内容は、こちらから。)今回は、2つのことを考えさせられた。耕作とのことを悩むシスターアンジェラに、修道院長がこう言うの。「どっちでもいいのよ。信仰を貫いても、好きな男性と一緒になっても。あなたが幸せだと思う方を選びなさい。」相手の幸せを考えて助言している言葉。それも、「こうしなさいと。」か、「これが正しい。」とか言わないで、自分の幸せを考えて選ぶように言っている。それは、ある意味「自分の気持ちを大切にして、後悔のないように生きなさい。」と言う言葉に聞こえてくる。果たして、私は子どもたちにこういう助言を与えられるだろうか。もう1つ。修道院長が、耕作に言う言葉。「畑中さんに負けた敵の方は、痛いしチャンピオンになる夢も奪われてしまうんでしょ?敵の夢の重さを引き受ける覚悟がなければ、ボクサーは勝てない。」そして、シスターの夢は神に仕え世界平和を願うこと、耕作と結婚するためにはシスターをやめなければならないから、その夢はなくなっててしまうと言う。「畑中さんは、シスターアンジェラの夢、引き受ける覚悟がありますか?」心にジーンときた。「夢を引き受ける」とは、相手の夢を自分が代わりにするというのではなく、その夢が叶うように協力するということだと思う。 そう考えると、その夢を支持する、見守る、応援するということも入ると思う。 たとえば、仕事でもお互いがお互いの夢を引き受ける。 夫婦でも、親子でも、恋人同士でも、友達同士でも同じことが言えると思う。 そんな話を、子どもたちとしたの。 子どもたちの夢の重みを、私も親としてちゃんと引き受けていきたいな。 その夢が叶うよう自分自身で努力や行動が出来るようになったとき、それを引き渡す。 きっと、それが、子離れするということなんだと思う。 それからは、アドバイスはするけど、決して押し付けないようにして、その夢が叶うように見守り応援していきたいって思う。 一緒に見ていた子どもたちも、何かを感じたみたい。なんか、嬉しい。でも、ふと思った。我が家の夫は、私の夢を引き受けているだろうか・・・!?私は、夫の夢の後始末をしてばかりなのではないかって(苦笑)。