旅行博に行きました♪
みなさんはこんなイベントがあるのをご存知でしたか?私は今年はじめて知りました(^-^;お台場の東京ビッグサイトで行われる旅行関係のビジネスショーで、そのうちの2日間は一般の人々にも公開されています。連れの付き合いで同行したのですが、なかなか楽しかったです。私もよくわかってないので、正式なことは掴めてませんが、会場には世界の多数の国々や、旅行関係会社のブースが出ていて、さまざまなパフォーマンスや、試飲・試食などが楽しめました。クイズやアンケートに答えて旅行券を当てよう!!って企画もあったり。詳しくは上にリンクを貼っておきましたので、そちらをご覧ください。おおまかな感想ですが、ヨーロッパのブースでは、イベントや試飲・試食はほとんどなく、パンフやノベルティ配布くらい。内心期待してましたが、それほど見所はありませんでした。アジア・アフリカ・オセアニア・南米などは、さまざまなショーやパフォーマンス、試飲・試食などが楽しめてよかったです。そうした国々の文化に触れてみたい人に、オススメでした。アルコールがダメなので、お茶やコーヒーしか試飲しませんでしたが、ワインを試飲できるブースがけっこうあり、ワイン好きにもいいかも?試食はナッツなどつまみ類がほとんどで、オーストラリアのブースで一日に何回か、個数限定でマカダミアナッツチョコを配っていたのが、いちばんすごい試食だったようです。もちろん珍しいナッツ・つまみ好きにはたまらないのでしょうが、「世界食い倒れ」みたいな試食を期待するとがっかりします。イベントはいろいろありすぎて、書ききれません(^-^;ダンス、音楽、歌、伝統芸能など、どれも味わい深かったです。あとで知ったけど、プラネタリウムも上映されていたようです。暑いの苦手で、そういう地域へは一生行かないつもりの私には、いろんな国々をハイライトで楽しめたようで、とてもよかったです。+ + + 台湾の民族歌謡 + + ++ + + ディデュリデュ演奏 + + +ディデュリデュって、連れが持っているので何となく知ってましたが、ユーカリの木をシロアリに削らせて空洞にした楽器だというのは初耳で驚きました。シロアリだらけだった木を口に含むのは…ちょっと怖い?一番心に残ったのは、インドネシアブースのバティック体験。いわゆる、ろうけつ染め、という手法の染め布です。「トゥリス」と呼ばれる手描きバティックを実演していて、職人さんがやっているのを間近に見られるのですが、じっと見てると、道具を手渡してくれて、体験できるんです。+ + + トゥリス実演(職人さん) + + ++ + + チャンチンと蜜ろう + + +右側の写真に写っているのがトゥリスに使う道具です。左のかごに入っているのが、蜜ろうのかたまり。右が電熱器で温めて溶かした蜜ろうと「チャンチン」。「チャンチン」は筆の役割をする筒状の道具です。温めて溶かした蜜ろうを、銅製の器部分に入れ、細い口先を筆代わりにして、白い布地に描かれた下絵の線に沿ってろうを置いていきます。手前に積みあがっているのも「チャンチン」です。難しい説明など特になく、ただ丁寧に描きなぞっていくだけ。突然のことに驚きましたが、よく見ると、何箇所も不器用な部分があり、いろんな人が手を入れたんだな、と気づきました。手は震えるし、蝋はにじんじゃうし、かすれるし…難しい~卒業制作のようで、参加することに意義があるって感じでしょうか。少しの間、厳粛な気分でトゥリスを体験したあとは、工房の名刺と、蜜ろうとチャンチンをいただきました。う~~ん、これでもっと修業して出直して来いって?そんなことはない、きっと記念にくれたんでしょう。もったいなくて使えずにしまいこんでしまいそう…公式サイトによると来年も9/23-24に開催されるそうです。今年は大人1,200円、子供600円でしたが、一緒かな?海外に行きたいけど行けない…という関東近郊のみなさん、来年はお手軽に海外旅行体験してみてはいかが?トゥリス、来年もやってたらまた挑戦したいなぁ…