屏風画
ちょっと前に書いた松尾たいこさんの個展に行ってきました。偶然ご本人もいらっしゃって、のんびりお話もできたのですが飾られていた作品のほかに最近の作品も展示してあって、そのなかでひときわ目を引いたのがこの屏風画。これは黒いラメを印刷しているんですよー。(ご本人曰く、アナスイのパッケージみたいにしたい!という想いだったそう)ARTS AND CRAFTSというプロジェクトに参加されたときの作品だったそうです。春・秋がテーマの屏風画たち。ほかにもあります。金銀の特色印刷に加えて、パール刷りも、とってもキレイでしたー☆個人的には大好きなシーズン・夏の4枚の画が次回のテーマなようなのでそっちも楽しみに待とうと思います。同じタイミングで会場にいたのはどうやら衣料品に絵を印刷する業者さん。ワタクシ編集の仕事をやっていた(いる?)こともあって素材(紙だけじゃなくて、ウール、カシミヤなどの繊維、革製品とか!)と印刷技術のオハナシにはいたく興味しんしんでした。画を見てもらうだけじゃなくてどう手に取ってもらうかというところまで考え抜いた素敵なコダワリのある画。ご本人の肩書きがイラストレーターではなくアーティストになっていたこと。どっちにも驚きと納得と羨望。ものづくりもこれからどんどんと個人が主体になって発信されていって共感するひとが集まって、という化学反応みたいなことが起きるんでしょうねー。楽しみです。まさに、今年のTIMEの「パーソン・オブ・ザ・イヤー」。あなた、ですよ、あなた。わたし、でもあります、エエ。ものをつくる、カタチに残す、ということは私のコダワリたいポイントの1つなのでとーっても刺激を受けた素敵な1日になりました。(そのあと何だか嬉しくて外苑前から渋谷まで散歩しちゃったくらい・笑)