「ママなんかキライ」
今日は夕方~夜にかけて、若と延々バトル。(かなり疲労)いつもそうだけど、きっかけは本当に些細なこと。その一部始終。↓若が帰宅後、私が気まぐれに「ミスド食べたいなぁ・・行こうか?」と若に提案すると「今日はいい。明日行く」と。(目の前にお菓子があったので、若はすぐにそれを食べたいがために出かけたくないと言ったんだと思う)若が行きたくないならいいか・・と思いミスドは明日行くことにした。しかし、おやつを食べ終わってまもなく、若が「おなかすいたなぁー。ミスド行きたい」と急に言ってきた。「さっき若がミスドは明日行くって言ったでしょ、だから今日は行かないよ」と私が言うと、若はたがが外れたように「ミスド行くの!行くの!」と泣き叫んだ。しまいには「お願いだからミスド行こうよ~~」なんて懇願し出す始末。「その場の気分で自分の意見を人前でコロコロ変えるんじゃない!」と私は若に説教。こんなこと4歳児に言ったって分かんないだろうに。・・でもつい勢いで言ってしまった。それでも若のわがままは止まらない。なにもここまで泣かんでもえーやろ・・とこっちがヒク位、あっちこっちに走り床に倒れこみながらギャンギャン泣き喚き続けている。時刻は5時。「もう夕飯の時間になるからお出かけはしないよ」と私は荒れる若を放置し、夕飯の支度を始めた。若はしばらく喚いてたけど、そのうちおとなしくなって「もう、ママなんて知らない。もういい」とつぶやきながら寝室に閉じこもり、フテ寝を始めた。若が寝てる間に夕飯はできあがり、私は姫と2人で先に夕飯を済ませた。私たちが夕飯を食べ終わってまもなく若が起きてきた。寝起きは最悪のテンション。泣き叫びながら目を覚ましてた。そして起き掛けに私に向かって「ママ、謝ってよ」と言ってきた。確かに私も怒りすぎたかもしれない。それは良くなかったと思う。でも若は自分のことはなにひとつ反省していないし、謝ってもいない。わがままを通そうとしているだけだ。「何、自分の反省もなにもしないで、なんでママがあやまらなきゃいけないのよ」と私が返すと、若は不満爆発でまたあっちこっちに倒れこみながら泣き叫び始めた。はぁ・・もうヤダ・・。しばらくして若がおなかすいたと言ってきたので夕飯の用意をしてやると「ママも一緒にたべようよ」と言ってきた。「ママは先にごはん食べておなかいっぱいだから、もう食べられない。若が食べ終わるまでテーブルに一緒に座っていてあげるよ」と言うと、若は「やだ!ママも食べるの!」と言ってきかない。そしてまた押し問答・・。いいかげんうんざりしていた私。もうすっかり限界越え。「もうヤダ。ひとりで食べなさい」と、今度は私が姫と一緒に寝室に篭った。姫と一緒に布団にもぐっていると、寝室のドアをドンドンドンと大きく叩く(蹴る?)音。うるせぇ。「もう~~ママなんかキライ!もう知らない!」などと叫んでる声が聞こえる。初めて若に「キライ」って言われた。実は、以前に一度、若を猛烈に怒った時に「若なんてキライ」と言ってしまったことがある。(これについてはすごく後悔している。子供に対して絶対言っちゃいけない言葉だと思う)若の事が嫌いなわけがない。あの時はただ若に気がついてほしくて、本当に勢いだけで「キライ」なんて言葉を吐いてしまった。今日の若もきっと同じ思いで言っていたに違いない(と信じたい)。思えば、若が怒った時に発する言葉や口調は、まんま私のものだ。考えてみれば恐ろしい。子供は本当になんでも吸収して自分のものにしていってしまう。親の責任は重いなぁと感じた。結局若は一人で夕飯を食べ終え、おなかが満たされると少し落ち着いたのか、寝室の私のところまでやってきて私の機嫌を探るように「お野菜少し残しちゃったけど、いいよね?」と話しかけてきた。姫はすっかり寝付いていた。私も少し横になったおかげでいくらか頭を冷やすことができた。私は布団から起きてリビングに移り「こっちにおいで」と若をソファに呼んだ。若は私の隣に座るとまず「さっき怒ってごめんね」とあやまってきた。私も「ママも若のこと怒りすぎた。いっぱい怒っちゃってごめんね」とあやまった。そして、まだ理解できないかもしれないけど「自分で決めたり言ったりしたことには責任を持つように」と、若に話した。そして無事、若と仲直りした。その後は一緒に絵本を読んだり、幼稚園の写真を一緒に見たりして平和に過ごした。ああいう時って、いったいどう接すればいいんだろう?私は今日、どうしていれば良かったんだろう?今日の自分の態度は悪い見本だったと思う。私の態度に、若はたくさん傷ついてしまったかもしれない。でも若は、私の「ごめんね」の一言だけですぐに機嫌を取り戻した。さっき『子どもが育つ魔法の言葉』をまた少し読み進めたのだけど、そこに「子どもは人を許す天才」とあった。若はまさにそれだった。自分の非を素直に認めるのも、ひとつの勇気。今まで私はそれを自覚し気をつけていたつもりだったけれど、まだまだ「つもり」なだけだった。反省。