『I come with the rain』
去年の6月に公開。公開前にトレーラー見てちょっと観てみたいナーと思ってたのだが、あいにく近場で公開してる劇場が無く、観られずじまい。今日久々にレンタル屋に行き、ふとこの作品を思い出したので借りてきてみた。かなり血の匂いのする作品だと感じてはいた(PG-12)ので、子供たちが寝静まった後にひとりコッソリ鑑賞。薄暗いリビングで、ビールと枝豆をお供に・・(←単にこういうシチュエーションに浸りたかっただけかも)率直な感想・・・予想以上にエグい。そして痛い。エグさ度は、私的には「羊たちの沈黙」と同程度か。ぶっちゃけ、映画館で観なくてよかったと思ってしまった。キムタクの演技は、意外と良かった。台詞のあるシーンは、呻いたり叫んだりしてるのばっかだったけど^^;イ・ビョンホンは、実はあまり詳しくないのだけど、この人はもっとカッコ良くなかったかなぁ?(このDVDに入ってた他作品トレーラーにあった「グッド・バッド・イヤード」の彼のほうがかっこいいと思った)凄惨なシーンがやたら多くてそのインパクトが強かったけれど、作品を通して奥底に流れているらしきなにか重いテーマを、見ていてなんとなく掴めたような気はしたのだけど、やはり難解さは否めなかった。見終わった後は、エグいシーンの印象ばかりが強くて、後味はいいとは言えなかった。今度はもっと気分の良くなる映画を借りてこようっと。